(01)
① Mother said ”I am proud of you.”
② Mother said that she was proud of me.
に於いて、
①=②
といふ「等式」は、「正しい」。
然るに、
(02)
1. 同じものに等しいものは、互いに等しい。
2. 同じものに同じものを加えた場合、その合計は等しい。
3. 同じものから同じものを引いた場合、残りは等しい。
(ユークリッド幾何学、公準)
従って、
(01)(02)より、
(03)
①=②
に於いて、
” ”=that
は、「正しい」。
然るに、
(04)
日本語のやうに、
” ”=that=「 」
として、
① Mother said 「私はあなたを誇りに思ふ。」
② Mother said that she was proud of me.
とした場合も、
①=②
といふ「等式」は、「正しい」。
同様に、
(05)
” ”=that=( )
として、
① Mother said (I am proud of you.)
② Mother said that she was proud of me.
とした場合も、
①=②
といふ「等式」は、「正しい」。
従って、
(05)により、
(06)
英語には、
that=( )
である所のthat が、存在する。
然るに、
(07)
③ Everybody knows that Mr.Matsuo likes fishing.
の場合は、
that=( )
である所のthat である。
従って、
(07)により、
(08)
③ Everybody knows that Mr.Matsuo likes fishing.
④ Everybody knows(Mr.Matsuo likes fishing.)
に於いて、
③=④
といふ「等式」は、「正しい」。
然るに、
(09)
③ Everybody knows that Mr.Matsuo likes fishing.
の that は、「省略」出来る。
従って、
(08)(09)により、
(10)
③ Everybody knows Mr.Matsuo likes fishing.
④ Everybody knows(Mr.Matsuo likes fishing.)
に於いて、
③=④
といふ「等式」は、「正しい」。
然るに、
(11)
③ Everybody knows Mr.Matsuo likes fishing.
⑤ 人皆知松尾先生好釣。
に於いて、
③=⑤
といふ「等式」は、「正しい」。
従って、
(10)(11)により、
(12)
④ Everybody knows(Mr.Matsuo likes fishing.)
⑥ 人皆知(松尾先生好釣)。
に於いて、
④=⑥
といふ「等式」は、「正しい」。
従って、
(11)(12)により、
(13)
⑤ 人皆知 松尾先生好釣 =人皆、松尾先生の釣りを好むを知る。
⑥ 人皆知(松尾先生好釣)=人皆(松尾先生の釣りを好むを知る)。
に於いて、
⑤=⑥
といふ「等式」は、「正しい」。
従って、
(01)~(13)により、
(14)
「括弧」は有ります!
従って、
(15)
① 人皆知松尾先生 =人皆、松尾先生を知る。
といふ「白文」であれば、「実際に」、
② 人皆知(松尾先生)=人皆(松尾先生を)知る。
といふ「形」をしてゐる。
従って、
(16)
③ 人皆知2松尾先生1=人皆松尾先生を1知る2。
といふ「返り点(二 一)」が、「可能」なのは、
① 人皆知松尾先生。
といふ「漢文自体」が、固より、
② 人皆知(松尾先生)。
といふ「形」をしてゐるからで、ある。
従って、
(16)により、
(17)
「括弧」は、単なる、「返り点の代用」ではない。
平成26年07月04日、毛利太。
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