(01)
「返り点の仕組み」が、分かりにくいと感じてゐる方は、
kannbunn.blog84.fc2.com/blog-entry-71.html
を、お読みください。
平成26年07月27日、毛利太(ONOMAMEUS)。
(02)
( )〔 〕[ ]{ }〈 〉。
の順番は、「JIS第一水準」の、&h214A~&H2153の順番が、それに当たる。
従って、
(03)
( )〔 〕[ ]{ }〈 〉。
で足りない場合は、
( )〔 〕[ ]{ }〈 〉《 》。
といふことになる。
然るに、
(04)
元亨(利貞)点 もしくは 乾坤点 天地人点の範囲をまたぐときに用いる。「元亨利貞」は
易の言葉である(ウィキペディア)。
従って、
(05)
① #〈レ{レ[レ〔レ(#)〕]}〉。
② #六〈#五{#四[#三〔#二(#一)〕]}〉。
③ #亨〈#地{#乙[#下〔#二(#一)上〕甲]天}元〉。
従って、
(06)
〈{[〔( )〕]}〉
は、
(α) 一二点。
(β) 上下点。
(γ) 甲乙点。
(δ) 天地点。
(ε) 元亨点。
までを表すことが出来る一方で、
(α) 一二点。
としては、
(α) 一 二 三 四 五 六。
までしか、表せない。
然るに、
(07)
① #〈レ{レ[レ〔レ(#)〕]}〉。
② #六〈#五{#四[#三〔#二(#一)〕]}〉。
を、
① #〈レ{レ[レ〔レ(一)〕]}〉。
② 六〈五{四[三〔二(一)〕]}〉。
とすれば分かるように、
(ζ) レ点。
は、本質的に、
(α) 一二点。
と、変はらない。
但し、
(08)
(α) レ 二 一。
(β) レ 下 上。
(γ) レ 乙 甲。
(δ) レ 地 天。
だけでなく、
(α) 二 レ 一。
(β) 下 レ 上。
(γ) 乙 レ 甲。
(δ) 地 レ 天。
だけでなく、
(α) 二 一レ。
(β) 下 上レ。
(γ) 乙 甲レ。
(δ) 地 天レ。
といふ「順番」も有るため、
「レ点」には、「定位置」が無い。
従って、
(09)
(α) レ点。
(β) 一二点。
(γ) 上下点。
(δ) 甲乙点。
(ε) 天地点。
にあって、
(β) 一二点。
(γ) 上下点。
(δ) 甲乙点。
(ε) 天地点。
は、「順番通り」であるが、
(β) 一二点。
(γ) 上下点。
(δ) 甲乙点。
(ε) 天地点。
に対して、
(α) レ点。
が、「先行」するわけではない。
従って、
(10)
(α) レ点。
(β) 一二点。
(γ) レ点。
(δ) 上下点。
(ε) レ点。
(ζ) 甲乙点。
(η) レ点。
(ι) 天地点。
(κ) レ点。
の「順番」が、「正しい」。
平成26年07月27日、毛利太。
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