2015年3月28日土曜日

「鏡像(左右が逆)」。

(01)
「鏡に映る自分の像」を、「回れ右」をして「振り返った自分」と「仮定」すると、「左右」が「逆」になる。
然るに、
(02)
「鏡に映る自分の像」を、「逆立ち」をして「振り返った自分」と「仮定」すると、「上下」が「」になる。
すなはち、
(03)
逆立ち」をしてゐるのであれば、「」で「」でなければならない。にも拘わらず、さのやうには映らないといふ意味で、「上下」が「」になる。
従って、
(01)~(03)により、
(04)
「鏡は左右に反転して上下に反転しないのは何故か?」 といふことが、疑問に思へる人がゐるのであれば、その人は、「鏡に映る自分の像」を、「回れ右」をして「振り返った自分」と「仮定」してゐるからに、他ならない。
然るに、
(05)
「鏡に映る自分の像」は、「回れ右」をして「振り返った自分」ではないし、
「鏡に映る自分の像」は、「逆立ち」をして「振り返った自分」でもない
従って、
(06)
「鏡に映る自分の像」が、「回れ右」をして「振り返った自分」であるとする「仮定」は、「(ウソ)」である。
従って、
(01)(06)により、
(07)
「仮定」が「真(本当)」ではない以上、「鏡に映る自分の像」は、「左右が逆」になる。といふ風には、言へない。
(08)
① 〇〔△(囗)〕⇔〔(囗)△〕〇
等を、「鏡像(ミラーイメージ)」とする。
(09)
① 不〔読(書)〕⇔〔(書)読〕不
等も、「鏡像(ミラーイメージ)」とする。
従って、
(09)により、
(10)
① 我不〔常読(書)〕⇔〔(書)読常〕不我
は、「鏡像(ミラーイメージ)」である。
従って、
(10)により、
(11)
① 我不〔常読(書)〕⇔〔(書)読常〕不我
② 我不〔常読(書)〕⇔ 我〔常(書)読〕不
に於いて、
②は、「鏡像(ミラーイメージ)」ではない。
従って、
(09)(11)により、
(12)
② 我不〔常読(書)〕⇔ 我〔常(書)読〕不
自体は、「鏡像(ミラーイメージ)」ではない。が、
② 我不〔常読(書)〕⇔ 我〔常(書)読〕不
に於ける、
① 不〔読(書)〕⇔〔(書)読〕不
の部分は、「鏡像(ミラーイメージ)」である。
然るに、
(13)
我不〔常読(書)〕⇒
我〔常(書)読〕不=
我〔常には(書を)読ま〕不。
は、「漢文訓読」である。
従って、
(12)(13)により、
(14)
我不〔常読(書)〕⇒
我〔常(書)読〕不=
我〔常には(書を)読ま〕不。
といふ「漢文訓読」は、
我不〔常読(書)〕⇔ 我〔常(書)読〕不
に於ける、
①「鏡像(ミラーイメージ)」の部分の「左右を逆」にして、
②「平仮名」を補ふこと。
に、他ならない。
平成27年03月28日、毛利太。

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