(00)
『「返り点」と「括弧」』に関しては、「縦書きのホームページ(https://sites.google.com/site/kaeriten/)」を、お読み下さい。
(01)
「鏡の前」で、「左肩を上」にして、「横」になってゐる場合、
「鏡の中」も、「左肩が上」になってゐる。
然るに、
(02)
「南に頭」を向け、「左肩を上」にして、「横」になってゐ人の「顔」は、「東」を向いてゐて、
「南に頭」を向け、「左肩を下」にして、「横」になってゐ人の「顔」は、「西」を向いてゐる。
従って、
(02)により、
(03)
「鏡」が在る、その位置に、「もう一人の自分」が、「自分」と、
顔を見合わせる形で、こちらを向いて「横」になってゐる際に、
「自分の左肩が上」にあれば、「もう一人の自分の左肩は下」になければ、ならない。
従って、
(01)(03)により、
(04)
「もう一人の自分」は、
①「鏡の中」では、「左肩が上」であって、
②「鏡の外」では、「左肩は下」である。
然るに、
(05)
①「鏡の中」では、「左肩が上」であって、
②「鏡の外」では、「左肩は下」である。
といふことは、
①「鏡の中」では、「頭が上」であって、
②「鏡の外」では、「頭は下」である。
といふことと、ほとんど、変はりが無い。
(06)
「思考実験」として、
①「鏡の裏側」に、「もう一人の自分」がゐて、こちらを向いて、「直立」してゐる。
②「鏡の裏側」に、「もう一人の自分」がゐて、こちらを向いて、「倒立」してゐる。
従って、
(06)により、
(07)
①「鏡」に映る「自分」と、「鏡の裏側」の「もう一人」の、「上下は順」で、「左右は逆」である。
②「鏡」に映る「自分」と、「鏡の裏側」の「もう一人」の、「左右は順」で、「上下は逆」である。
然るに、
(08)
普通の人は、
①「鏡の裏側」に、「もう一人の自分」がゐて、こちらを向いて、「直立」してゐる。
といふ「思考実験」は、行ふが、
②「鏡の裏側」に、「もう一人の自分」がゐて、こちらを向いて、「倒立」してゐる。
といふ「思考実験」は、行はない。
従って、
(07)(08)により、
(09)
1st.「自分」は、「逆立ち」をしてゐない。
2nd.「自分」と、「鏡」に映る「もう一人の自分」の、「左右は順」である。
にも拘はらず、
3rd.「鏡」に映る「もう一人の自分」が「逆立ち」をしてゐない。
といふことは、「矛盾」である。
といふ風に、普通の人は、思はない。
平成27年04月07日、毛利太(onomameus)。
yahoo!知恵袋(質問1:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12143921092)。
yahoo!知恵袋(質問2:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11144031756)。
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