(01)
① ABC
に対しては、
①・・・ABC・・・
②・・・AB・C・・
③・・・AB・・C・
④・・・AB・・・C
⑤・・・A・BC・・
⑥・・・A・B・C・
⑦・・・A・B・・C
⑧・・・A・・BC・
⑨・・・A・・B・C
⑩・・・A・・・BC
⑪・・・・ABC・・
⑫・・・・AB・C・
⑬・・・・AB・・C
⑭・・・・A・BC・
⑮・・・・A・B・C
⑯・・・・A・・BC
⑰・・・・・ABC・
⑱・・・・・AB・C
⑲・・・・・A・BC
⑳・・・・・・ABC
による「20通リ」である。
従って、
(01)により、
(02)
① ABC
に対して「20通リ」であるため、
① ABC
② ACB
③ BAC
④ BCA
⑤ CAB
⑥ CBA
であれば、
「6×20=6×5×4=6P3(通リ)」である。
然るに、
(03)
①・・・ABC・・・
① defghi
によって、例へば、
① defABCghi
を作ることが出来る。
然るに、
(04)
① defghi
の「階乗」は、
① 6!=6×5×4×3×2×1=720
である。
従って、
(02)(03)(04)により、
(05)
① ABC
② ACB
③ BAC
④ BCA
⑤ CAB
⑥ CBA
の「6通リ」が、
987654321
① defABCghi
① defABgChi
① defABghCi
① defABdghC
① defAgBChi
① defAgBhCi
② defACBghi
② defACgBhi
② defACghBi
② defACdghB
② defAgCBhi
② defAgChBi
③ defBACghi
③ defBAgChi
③ defBAghCi
③ defBAdghC
③ defBgAChi
③ defBgAhCi
④ defBCAghi
④ defBCgAhi
④ defBCghAi
④ defBCdghA
④ defBgCAhi
④ defBgChAi
⑤ defCABghi
⑤ defCAgBhi
⑤ defCAghBi
⑤ defCAdghB
⑤ defCgABhi
⑤ defCgAhBi
⑥ defCBAghi
⑥ defCBgAhi
⑥ defCBghAi
⑥ defCBdghA
⑥ defCgBAhi
⑥ defCgBhAi
のやうに「後ろから数えて、6番目以内に入るパターン」は、
⑦ 6P3×6!=(6×5×4)×(6×5×4×3×2×1)=86400通リ。
である。
然るに、
(06)
⑧ ABCdefghi
の「階乗」は、
⑧ 9!=9×8×7×6×5×4×3×2×1=362880通リ。
である。
従って、
(05)(06)により、
(07)
⑧ ABCdefghi
を「ランダム(無作為)」に並べた際に、例へば、
① defAgBhCi
のやうに、「後ろから数えて、6番目以内に入る確率」は、
⑦ 6P3×6!=(6×5×4)×(6×5×4×3×2×1)= 86400通リ。
⑧ 9!=9×8×7×6×5×4×3×2×1 =362880通リ。
に於いて、「⑦を⑧で割った値」である。
従って、
(07)により、
(08)
例えば、
(ⅰ)「9回の血液検査」の内で、
(ⅱ)「赤血球の小さい」方から数えて、
(ⅲ)「6番目」以内に、
(ⅳ)「3つの、全ての、痛風発作」が「集中」する。
という場合の「確率P」は、
① 6P3×6!÷9!≒0.238≒24% である。
従って、
(09)
「同じ計算」により、
(ⅰ)「19回の血液検査」の内で、
(ⅱ)「赤血球の小さい」方から数えて、
(ⅲ)「6番目」以内に、
(ⅳ)「3つの、全ての、痛風発作」が「集中」する。
という場合の「確率P」は、
② 6P3×16!÷19!≒0.02≒2% (は5%以下)である。
従って、
(10)
「同じ計算」により、
(ⅰ)「35回の血液検査」の内で、
(ⅱ)「赤血球数の小さい」方から数えて、
(ⅲ)「8番目」以内に、
(ⅳ)「4つの、全ての、痛風発作」が「集中」する。
という「場合」の「確率P」は、
③ 8P4×31!÷35!≒0.001336≒0.0134% (は1%以下)である。
然るに、
(11)
P値が小さいほど、検定統計量がその値となることはあまり起こりえないことを意味する。
一般的にP値が5%または1%以下の場合に「帰無仮説」を偽として棄却し、「対立仮説」
を採択する(統計用語集、仮説検定)。
従って、
(09)(10)(11)により、
(12)
① P値=6P3×6!÷9!≒0.238≒24%
② P値=6P3×16!÷19!≒0.02≒2% (は5%以下)である。
③ P値=8P4×31!÷35!≒0.001336≒0.0134% (は1%以下)である。
であって、P値が小さいほど、一般的にP値が5%または1%以下の場合に「対立仮説」を採択する。
然るに、
(11)により、
(13)
佐藤「・・・である。」
高橋「・・・であるのは、偶然かも知れない。」
佐藤「だったら、確率を計算してみよう。」
佐藤「従って、・・・が、偶然である確率は、5%どころか、1%にも満たない。」
佐藤「従って、・・・は、偶然であるというには、あまりにも、確率が低すぎる。」
佐藤「従って、・・・は、偶然ではない。」
佐藤「従って、・・・であるということは、正しい。」
高橋「なるほど、確かに、佐藤さんの言う通りである。」
というのが、『仮説検定(の考え方)』である。
然るに、
(14)
従って、
(12)(13)(14)により、
(15)
然るに、
(16)
従って、
(15)(16)により、
(17)
「痛風発作の原因」は、「入院前に存在していた脱水状態」である。
という「命題(帰無仮説)」の「否定(対立仮説)」が「真」である『確率』、すなわち、
「(AB先生の)診断」が、『誤診』である『確率』は、「四捨五入」をすると、「99.9%」である。
(18)
因みに、AB先生は、私の「質問」に対して、100以上も、「回答」を「拒否」してゐる。
cf.
令和5年7月7日、毛利太。
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