(01)
① 四三二一。
に於いて、
四 の右側にあって、四 よりも小さな数字を( )で括ると、
① 四(三二一)。
(02)
① 四(三二一)。
に於いて、
三 の右側にあって、三 よりも小さな数字を( )で括ると、
① 四(三(二一))。
(03)
① 四(三(二一))。
に於いて、
二 の右側にあって、二 よりも小さな数字を( )で括ると、
① 四(三(二(一)))。
(04)
③ 一七二五三四六。
に於いて、
七 の右側にあって、七 よりも小さな数字を( )で括ると、
③ 一七(二五三四六)。
(05)
③ 一七(二五三四六)。
に於いて、
五 の右側にあって、五 よりも小さな数字を( )で括ると、
③ 一七(二五(三四)六)。
従って、
(01)~(05)により、
(06)
① 四(三(二(一)))。
③ 一七(二五(三四)六)。
であるものの、
① 四(三(二(一)))=
① 不(可(不(知)))。
③ 一七(二五(三四)六)=
③ 我聞(鳥鳴(梅樹)声)。
とする。
従って、
(01)~(06)により、
(07)
① 不(可(不(知)))=
① 四(三(二(一)))。
に対しては、
② 非(不(可(不(知))))=
② 五(四(三(二(一))))。
であって、
③ 我聞(鳥鳴(梅樹)声)=
③ 一七(二五(三四)六)。
に対しては、
④ 我不(常聞(鳥鳴(梅樹)声))=
④ 一九(二八(三六(四五)七))。
でなければ、ならない。
従って、
(07)により、
(08)
④ 我不常聞鳥鳴梅樹声。
であれば、その「訓読」は、
④ 我不(常聞(鳥鳴(梅樹)声))=
④ 一九(二八(三六(四五)七))⇒
④ 一(二(三(四五)六七)八)九=
④ 我(常には(鳥の(梅樹)鳴く声を)聞か)不。
である。
平成27年05月17日、毛利太。
「括弧」のアルゴリズムと「返り点」。
平成27年05月19日、毛利太。
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