(01)
(02)従って、
(01)(02)により、
(03)
① レ
② レ レ
③ レ レ レ
④ レ レ レ レ
⑤ レ
⑥ 二 一レ
⑦ レ 二 一レ
⑧ レ レ 二 一レ
⑨ レ
⑩ 二 レ 一
⑪ レ 二 レ 一
⑫ レ レ 二 レ 一
といふ「返り点」は、
① 二 一
② 三 二 一
③ 四 三 二 一
④ 五 四 三 二 一
⑤ 二 一
⑥ 三 二 一
⑦ 四 三 二 一
⑧ 五 四 三 二 一
⑨ 二 一
⑩ 下 二 一 上
⑪ 下 中 二 一 上
⑫ 丁 丙 乙 二 一 甲
といふ「返り点」に、「置き換へ」ることが出来る。
然るに、
(04) 従って、
(03)(04)により、
(05)
① レ
② レ レ
③ レ レ レ
④ レ レ レ レ
⑤ レ
⑥ 二 一レ
⑦ レ 二 一レ
⑧ レ レ 二 一レ
⑨ レ
⑩ 二 レ 一
⑪ レ 二 レ 一
⑫ レ レ 二 レ 一
① 二 一
② 三 二 一
③ 四 三 二 一
④ 五 四 三 二 一
⑤ 二 一
⑥ 三 二 一
⑦ 四 三 二 一
⑧ 五 四 三 二 一
⑨ 二 一
⑩ 下 二 一 上
⑪ 下 中 二 一 上
⑫ 丁 丙 乙 二 一 甲
といふ「返り点」は、
①( )
②〔( )〕
③[〔( )〕]
④{[〔( )〕]}
といふ「括弧」に、「置き換へ」ることが出来る。
然るに、
(06)
例へば、
⑩ 下 二(一)上
⑪ 下[中〔二(一)上〕]
⑫ 丁{丙[乙〔二(一)甲〕]}
に対して、
⑩ 下[二(上〔一)〕]
⑪ 下[二(中〔一)上〕]
⑫ 丁{乙〔丙[二(一)甲〕]}
に於ける、
⑩ 下 二 上 一
⑪ 下 二 中 一 上
⑫ 丁 乙 丙 二 一 甲
といふ「返り点」は、有り得ず、
⑩[(〔 )〕]
⑪[(〔 )〕]
⑫{〔[( )〕]}
といふ「括弧」も、有り得ない。
cf.
「縦書きのホームページ(https://sites.google.com/site/kaeriten/)」の中の、
「7番目の記事」=「返り点」と「括弧」2.0
(http://kaeriten.blogspot.jp/2015/02/blog-post_11.html)。 然るに、
(07)
⑩ 下 二 上 一
⑪ 下 二 中 一 上
⑫ 丁 乙 丙 二 一 甲
は、「一二点」では、
⑩ 四 二 三 一
⑪ 五 二 四 一 三
⑫ 六 四 五 二 一 三
であるものの、このやうな、「一二点」は、有り得ない。
加へて、
(08)
固より、「レ点」は、
⑩ 四 二 三 一
⑪ 五 二 四 一 三
⑫ 六 四 五 二 一 三
といふ「順番」に、付くことは無い。
従って、
(06)(07)(08)により、
(09)
⑩ 四 二 三 一
⑪ 五 二 四 一 三
⑫ 六 四 五 二 一 三
といふ「順番」に付く、「返り点・括弧」は、無い。
従って、
(09)により、
(10)
⑩ 為彼所読本。
⑪ 不為彼所読本。
⑫ 無不為彼所読本。
ではなく、
⑩ 為彼所本読。
⑪ 不彼所為読本。
⑫ 無為不彼所読本。
である際に、「返り点・括弧」を用ゐて、
⑩ 彼の読む所の本となる。
⑪ 彼の読む所の本とならず。
⑫ 彼の読む所の本とならざる無し。
といふ風に、「訓読」することは、出来ない。
従って、
(10)により、
(11)
次の「数字」に対して、「数字の順番」で読めるやうに、「返り点」を付けよ。
⑩ 5 1 3 4 2
⑪ 6 1 3 5 2 4
⑫ 7 5 6 1 3 2 4
といふ「問題」は、「不可能」であるが故に、有り得ない。
平成27年05月12日、毛利太。
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