―「06月13日の記事」を書き直します。―
(01)
⑧ 60349=
⑧ 1+60348=
⑧ 1+12×{5029}=
⑧ 1+12×{2+5027}=
⑧ 1+12×{2+11×[457]}=
⑧ 1+12×{2+11×[287+170]}=
⑧ 1+12×{2+11×[7×〔41〕+170]}=
⑧ 1+12×{2+11×[7×〔35+6〕+170]}=
⑧ 1+12×{2+11×[7×〔5×(7)+6〕+10×(17)]}=
⑧ 1+12×{2+11×[7×〔5×(3+4)+6〕+10×(8+9)]}
(02)
⑧ 60349=
⑧ 1+60348=
⑧ 1+{5029}×12=
⑧ 1+{2+5027}×12=
⑧ 1+{2+[457]×11}×12=
⑧ 1+{2+[287+170]×11}×12=
⑧ 1+{2+[〔41〕×7+170]×11}×12=
⑧ 1+{2+[〔35+6〕×7+170]×11}×12=
⑧ 1+{2+[〔(7)×5+6〕×7+(17)×10]×11}×12=
⑧ 1+{2+[〔(3+4)×5+6〕×7+(8+9)×10]×11}×12
従って、
(01)(02)により、
(03)
⑧ 1+12×{2+11×[7×〔5×(3+4)+6〕+10×(8+9)]}=
⑧ 1+{2+[〔(3+4)×5+6〕×7+(8+9)×10]×11}×12。
cf.
交換法則(こうかんほうそく、英: Commutative property) は数学における法則の一つ。可換則(かかんそく)ともいう(ウィキペディア)。
従って、
(04)
「16進数」であれば、
⑧ 1+C×{2+B×[7×〔5×(3+4)+6〕+A×(8+9)]}=
⑧ 1+{2+[〔(3+4)×5+6〕×7+(8+9)×A]×B}×C。
である。
然るに、
(05)
【問題】 次の式を展開しなさい。
(ア)8(y-5) (イ)-3(x+2) (ウ)(3a+b)6a
従って、
(04)(05)により、
(06)
⑧ 1+C{2+B[7〔5(3+4)+6〕+A(8+9)]}=
⑧ 1+{2+[〔(3+4)5+6〕7+(8+9)A]B}C。
である。
従って、
(07)
⑧ 我 不 必 求 以 解 英 文 法 解 漢 文=
⑧ 1 C 2 B 7 5 3 4 6 A 8 9。
であるとして、
⑧ 我+不{必+求[以〔解(英+文)+法〕+解(漢+文)]}=
⑧ 我+{必+[〔(英+文)解+法〕以+(漢+文)解]求}不。
である。
従って、
(08)
「+」を「省略」すると、
⑧ 我不{必求[以〔解(英文)法〕解(漢文)]}=
⑧ 我{必[〔(英文)解法〕以(漢文)解]求}不。
である。
然るに、
(09)
⑧ 我不必求以解英文法解漢文。
であれば、
⑧ 我不{必求[以〔解(英文)法〕解(漢文)]}。
といふ「括弧」による、
解( )⇒( )解
以〔 〕⇒〔 〕以
解( )⇒( )解
求[ ]⇒[ ]求
不{ }⇒{ }不
といふ「並び替へ(ソート)」によって、
⑧ 我不{必求[以〔解(英文)法〕解(漢文)]}=
⑧ 1C{2B[7〔5(34)6〕A(89)]}⇒
⑧ 1{2[〔(34)56〕7(89)A]B}C=
⑧ 我{必[〔(英文)解法〕以(漢文)解]求}不=
⑧ 我{必ずしも[〔(英文を)解する法を〕以て(漢文を)解せんことを]求め}不。
といふ「漢文訓読」が、成立する。
然るに、
(10)
漢語における語順は、国語と大きく違っているところがある。すなわち、その補足構造における語順は、国語とは全く反対である。
(鈴木直治、中国語と漢文、1975年、二九六頁)
従って、
(09)(10)により、
(11)
⑧ 我不{必求[以〔解(英文)法〕解(漢文)]}。
に於いて、
⑧ { [ 〔 ( ) 〕 ( )]}
といふ「括弧」は、「補足構造」を表してゐる。
然るに、
(12)
① 読×(書)。
② 聞×(鳥+啼)。
③ 聞×〔鳥+啼×(梅+樹)〕。
④ 聞×〔鳥+啼×(梅+樹)+声〕。
⑤ 如×〔揮×(快+刀)+断×(乱麻)〕。
⑥ 欲×[得×〔備×(学+徳)+者〕+友×(之)]。
⑦ 求×[以×〔解×(英文)+法〕+解×(漢文)]。
⑧ 我+不×{必+求×[以×〔解×(英+文)+法〕+解×(漢+文)]}。
⑨ 人+有×〈喜×{与×[不×〔如×(己)〕+者]+為×(友)}+心〉。
⑩ 取‐捨‐選‐択×(書+物)。
① (書)×読。
② (鳥+啼)×聞。
③ 〔鳥+(梅+樹)×啼〕×聞。
④ 〔鳥+(梅+樹)×啼+声〕×聞。
⑤ 〔(快+刀)×揮+(乱麻)×断〕×如。
⑥ [〔(学+徳)×備+者〕×得+(之)×友]×欲。
⑦ [〔(英文)×解+法〕×以+(漢文)×解]×求。
⑧ 我+{必+[〔(英+文)×解+法〕×以+(漢+文)×解]×求}×不。
⑨ 人+〈{[〔(己)×如〕×不+者]×与+(友)×為}×喜+心〉×有。
⑩ (書+物)×取‐捨‐選‐択。
は、「交換法則」である。
従って、
(13)
① 読(書)。
② 聞(鳥啼)。
③ 聞〔鳥啼(梅樹)〕。
④ 聞〔鳥啼(梅樹)声〕。
⑤ 如〔揮(快刀)断(乱麻)〕。
⑥ 欲[得〔備(学徳)者〕友(之)]。
⑦ 求[以〔解(英文)法〕解(漢文)]。
⑧ 我不{必求[以〔解(英文)法〕解(漢文)]}。
⑨ 人有〈喜{与[不〔如(己)〕者]為(友)}心〉。
⑩ 取‐捨‐選‐択(書物)。
① (書)読。
② (鳥啼)聞。
③ 〔鳥(梅樹)啼〕聞。
④ 〔鳥(梅樹)啼声〕聞。
⑤ 〔(快刀)揮(乱麻)断〕如。
⑥ [〔(学徳)備者〕得(之)友]欲。
⑦ [〔(英文)解法〕以(漢文)解]求。
⑧ 我{必[〔(英文)解法〕以(漢文)解]求}不。
⑨ 人〈{[〔(己)如〕不者]与(友)為}喜心〉有。
⑩ 取‐捨‐選‐択(書物)。
は、「交換法則」である。
従って、
(14)
① 読(書)。
② 聞(鳥啼)。
③ 聞〔鳥啼(梅樹)〕。
④ 聞〔鳥啼(梅樹)声〕。
⑤ 如〔揮(快刀)断(乱麻)〕。
⑥ 欲[得〔備(学徳)者〕而友(之)]。
⑦ 求[以〔解(英文)法〕解(漢文)]。
⑧ 我不{必求[以〔解(英文)法〕解(漢文)]}。
⑨ 人有〈喜{与[不〔如(己)〕者]為(友)}之心〉。
⑩ 取‐捨‐選‐択(書物)。
① (書)読。
② (鳥啼)聞。
③ 〔鳥(梅樹)啼〕聞。
④ 〔鳥(梅樹)啼声〕聞。
⑤ 〔(快刀)揮(乱麻)断〕如。
⑥ [〔(学徳)備者〕得(之)友]欲。
⑦ [〔(英文)解法〕以(漢文)解]求。
⑧ 我{必[〔(英文)解法〕以(漢文)解]求}不。
⑨ 人〈{[〔(己)如〕不者]与(友)為}喜之心〉有。
といふ「交換法則」が、成り立たない場合は、
① (書を)読む。
② (鳥の啼くを)聞く。
③ 〔鳥の(梅樹に)啼くを〕聞く。
④ 〔鳥の(梅樹に)啼く声を〕聞く。
⑤ 〔(快刀を)揮って(乱麻を)断つが〕如し。
⑥ [(学徳を)備ふる者を得而(之を)友とせんと]欲す。
⑦ [(英文を)解するを法以て(漢文を)解せんことを]求む。
⑧ 我{必ずしも[〔(英文を)解する法を〕以て(漢文を)解せんことを]求め}不。
⑨ 人に〈{[〔(己に)如か〕不る者]与(友と)為るを}喜ぶの心〉有り。は「交換法則」である。
といふ「漢文訓読」も、成立しない。
(15)
② 聞×(鳥+啼)。
③ 聞×〔鳥+啼×(梅+樹)〕。
④ 聞×〔鳥+啼×(梅+樹)+声〕。
⑧ 我+不×{必+求×[以×〔解×(英+文)+法〕+解×(漢+文)]}。
⑨ 人+有×〈喜×{与×[不×〔如×(己)〕+者]+為×(友)}+心〉。
に於いて、
② 鳥+
③ 鳥+
④ 鳥+
⑧ 我+
⑨ 人+
は、「主語」である。
然るに、
(16)
⑧ 我+不×{必+求×[以×〔解×(英+文)+法〕+解×(漢+文)]}。
であれば、
⑧ 我+ は、
⑧ 不× といふ「叙述語」を、「修飾」し、
⑧ 不× といふ「叙述語」は、
⑧ {必+求×[以×〔解×(英+文)+法〕+解×(漢+文)]}に、係ってゐる。
従って、
(16)により、
(17)
⑧ 我+不×{必+求×[以×〔解×(英+文)+法〕+解×(漢+文)]}。
に於いて、
⑧ 我+ は、
⑧ 不×{必+求×[以×〔解×(英+文)+法〕+解×(漢+文)]}。に、係ってゐる。
従って、
(18)
⑪ 我+ 聞×〔鳥+啼×(梅+樹)〕。
であれば、
⑪ 我+ は、
⑪ 聞×〔鳥+啼×(梅+樹)〕。に係ってゐて、
⑪ 鳥+ は、
⑪ 啼×(梅+樹)に、係ってゐる。
(19)
③ 梅+樹
に於いて、
③ 梅+ は、
③「連体修飾語」である。
(20)
④ 鳥+啼×(梅+樹)+声
に於いて、
④ 鳥+啼×(梅+樹)+ は、
④「連体修飾節」である。
然るに、
(21)
④ 啼×(梅+樹)+声
であっても、
④ 鳥+ 等が、「省略」されてゐるはずなので、
④ 啼×(梅+樹)+ も、「句」ではなく、「節」である。
(22)
⑥ 欲×[得×〔備×(学+徳)+者〕+友×(之)]。
に於いて、
⑥ +友×(之) の「+」は、「而(接続詞)」である。
従って、
(23)
⑥ 欲[得〔備(学徳)者〕友(之)]。
の場合は、
⑥ 欲[得〔備(学徳)者〕+友(之)]。
⑥ 欲[得〔備(学徳)者〕而友(之)]。
である。
(24)
⑧ 我+不×{必+求×[以×〔解×(英+文)+法〕+解×(漢+文)]}。
に於いて、
⑧ 必+ は、「連用修飾語」であって、
⑧ 解×(英+文)+ は、「連体修飾節」であって、
⑧ 必+求×[以×〔解×(英+文)+法〕+ は、「連用修飾節」である。
(25)
⑨ 人+有×〈喜×{与×[不×〔如×(己)〕+者]+為×(友)}+心〉。
に於いて、
⑨ 喜×{与×[不×〔如×(己)〕+者]+為×(友)}+ は、「連体修飾節」である。
平成28年06月16日、毛利太。
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『括弧・返り点』の研究(Ⅱ)。http://kannbunn.blogspot.com/2016/04/blog-post_24.html
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