(01)
練習2 A⊆B⇔A∪B=B,また、A⊆B⇔A∩B=A を証明せよ。
(数研出版、チャート式 基礎からの確率・統計、初版 昭和42年、13頁)
然るに、
(02)
「練習略解」は「分かり難い」ため、
「命題計算」で『証明』することにした。
然るに、
(03)
(ⅰ)
1 (1) A→B 仮定
2 (2) A∨B 仮定
3 (3) A 仮定
1 3 (4) B 13MPP
5 (5) B 仮定
12 (6) B 23455∨E
1 (7) A∨B→B 26CP
8(8) B A
8(9) A∨B 8∨I
(ア) B→A∨B 89CP
1 (イ)(A∨B→B)&
(B→A∨B) 7ア&I
1 (ウ) A∨B⇔B イDf.⇔
(ⅱ)
1 (1) A∨B⇔B 仮定
1 (2)(A∨B→B)&
(B→A∨B) 1Df.⇔
1 (3) A∨B→B 2&E
4 (4) A 仮定
4 (5) A∨B 4∨I
14 (6) B 35MPP
1 (7) A→B 46CP
(ⅲ)
1 (1) A→B 仮定
2 (2) A&B 仮定
2 (3) A 2&E
(4) A&B→A 23CP
5(5) A A
1 5(6) B 15MPP
1 5(7) A&B 56&I
1 (8) A→A&B 57CP
1 (9)(A&B→A)&
(A→A&B) 48&I
1 (ア) A&B⇔A 9Df.⇔
(ⅳ)
1 (1) A&B⇔A A
1 (2)(A&B→A)&
(A→A&B) 1Df.⇔
1 (3) A→A&B 2&E
4(4) A A
14(5) A&B 34MPP
14(6) B 5&E
1 (7) A→B 46CP
従って、
(03)により、
(04)
「命題論理」の「言葉(記号)」で書くと、
① A→B
② A∨B⇔B
③ A→B
④ A&B⇔A
に於いて、
①=② であって、
③=④ である。
従って、
(04)により、
(05)
「集合」の「言葉(記号)」で書くと、
① A⊆B
② A∪B=B
③ A∩B=A
に於いて、
①=②=③ である。
令和04年03月11日、毛利太。
0 件のコメント:
コメントを投稿