(ⅰ)
1 (1) -a・-b A
2 (2) a∨ b A
1 (3) -a 1・E
3 (4) a A
1 3 (5) -a・a 34・I
3 (6)-(-a・-b) 15RAA
1 (7) -b 1・E
8(8) b A
1 8(9) -b・b 78・I
8(ア)-(-a・-b) 19RAA
2 (イ)-(-a・-b) 2368ア∨E
12 (ウ)-(-a・-b)・
(-a・-b) 1イ・I
1 (エ) -(a∨ b) 2ウRAA
(ⅱ)
1 (1) -(a∨ b) A
2 (2) -(-a・-b) A
3 (3) a A
3 (4) a∨ b 3∨I
1 3 (5) -(a∨ b)・
(a∨ b) 14・I
1 (6) -a 35RAA
7(7) b A
7(8) a∨ b 3∨I
1 7(9) -(a∨ b)・
(a∨ b) 18・I
1 (ア) -b 79RAA
1 (イ) -a・-b 6ア・I
12 (ウ) -(-a・-b)・
(-a・-b) 2イ・I
1 (エ)--(-a・-b) 2ウRAA
1 (オ) -a・-b エDN
従って、
(01)により、 (02)
① -a・-b
② -(a∨ b)
に於いて、
①=② は「ド・モルガンの法則」である。
然るに、
(03)
第15図で、橋Aが上がって船が通過できるような状態をaで、橋Aが閉じて汽車が通過できるような状態にあるときを-aで現し、橋Bについてもそれぞれ同じようにbと-bと定める。船が湾を出て行くことができる可能性はAかBのどちらかが上がっていればいいのだから、
a∨ b ・・・・・船が通れる場合
で表せる。また汽車が島をとおって向こう岸に行ける可能性はAもBも共に閉じているときだけであるから、
-a・-b ・・・・・汽車が通れる場合
である。ところが船が通れる場合には汽車は通れないし、汽車が通れる場合には船は通れない。両方は矛盾し合う。故に一方の否定が他と等意になるから
-(a∨b)≡-a・-b
という式が成り立つ(沢田允茂、現代論理学入門、1962年、206頁)。
然るに、
(03)により、
(04)
この場合、
橋の数= 2本
橋の数= 30本
橋の数= 400本
橋の数=5000本
であっても、「同じこと」である。
然るに、
(05)
① -a・-b
② -(a∨ b)
に於いて、
b=(b∨c)
といふ「代入」を行ふと、
① -a・-(b∨c)
② -(a∨ (b∨c))
然るに、
(02)により、
(06)
① -(b∨c)≡-b・-c
従って、
(05)(06)により、
(07)
① -a・-b・-c)
② -(a∨ (b∨c))
に於いて、
①=② である。
従って、
(07)により、
(08)
① -a・-b・-c
② -(a∨ b∨ c)
に於いて、
①=② である。
従って、
(03)(04)(08)により、
(09)
「ド・モルガンの法則」は、「項の数」が「無限」であっても、「成立」する。
令和5年01月15日、毛利太。
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