① I have no money.
② I have money.
に於いて、
①と②は「矛盾」する。
従って、
(01)により、
(02)
①は、②の「否定」に等しい。
然るに、
(03)
任意の表述の否定は、その表述を’~( )’という空所にいれて書くことにしよう。
(W.O.クワイン著、杖下隆英訳、現代論理学入門、1972年、15頁)
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① I have no money.
② ~(I have money).
に於いて、
①=② である。
然るに、
(05)
① I have no money.
② ~(I have money).
の「否定」は、
① I don't have no money.
② ~(~(I have money)).
である。
従って、
(04)(05)により、
(06)
① I don't have no money.
② ~(~(I have money)).
に於いて、
①=② である。
然るに、
(07)
「二重否定律」により、
② ~(~(I have money)).は、
② I have money. に、等しい。
従って、
(06)(07)により、
(08)
① I don't have no money.
② I have money.
に於いて、
①=② である。
然るに、
(09)
従って、
(08)(09)により、
(10)
少なくとも、「ヤフー!翻訳」、「Weblio翻訳」であれば、
① I don't have no money.iii⇔
② ~(~(I have money)). ⇔
② I have money.
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(11)
(4)* I don't have no money.
の意味は、「[[私がお金を持っている]ということはない]ということはない」という、何を言おうとしているのかが分からない不適格な文となります。
(久野暲、高見健一、謎解き英文法 否定、2・3頁改)
然るに、
(12)
[私がお金を持っている]ということはない] ⇔
[私はお金を持っていない]。
(13)
[私はお金を持っていない]ということはない]⇔
[私はお金を持っている]。
従って、
(12)(13)により、
(14)
[[私がお金を持っている]ということはない]ということはない。⇔
[私はお金を持っている]。
といふ「等式」は、「二重否定律」として、「正しい」。
従って、
(11)~(14)により、
(15)
(4)* I don't have no money.
の意味が、「[[私がお金を持っている]ということはない]ということはない」ということは、
「二重否定律」により、
(4)* I don't have no money.
の意味が、
(4)[私はお金を持っている]。
といふ意味である。といふことに、他ならない。
従って、
(10)(15)により、
(16)
① I don't have no money.
① 私は、お金を持っています(ヤフー!翻訳)。
① 私は、お金を持っています(weblio翻訳)。
といふ「英語」が、「何を言おうとしているのかが分からない不適格な文」でなければならない「理由」が、分らない。
然るに、
(17)
① I don't have no money.
② I have no money.
① 私はお金がない(グーグル翻訳)。
② 私にはお金がありません(グーグル翻訳)。
従って、
(17)により、
(18)
「グーグル翻訳」であれば、
① I don't have no money=
② I
である。
然るに、
(19)
① I don't have no money.iii⇔
② ~(~(I have money)). ⇔
② I have money.
といふ「式」は、「論理(学)的」であるものの、
① I don't have no money=
② I
といふ「式」は、「論理(学)的」であるとは、言へない。
従って、
(19)により、
(20)
仮に、
① I don't have no money=
② I
とするのが、「一般的」でなるならば、
① I don't have no money.
といふ「英語」は、「非論理(学)的」である。
平成29年02月21日、毛利太。
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