2017年2月26日日曜日

サイレント0(Ⅱ)

(01)
① 不
① 不
① 文
① 文を読ま不
(02)
② 不常読一レ文=
② 不常読
② 常文
② 常には文を読ま不
(03)
③ 不漢文
③ 不漢文
③ 漢文
③ 漢文を読ま不
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① レ レ
② 二 一レ
③ レ 二 一
といふ「返り点」は、
④ 三 二 一
といふ「返り点」に、「置き換へ」ることが、出来る。
然るに、
(05)
④ 不常読漢文
④ 常漢文
④ 常には漢文を読ま不
然るに、
(06)
④ 不常読漢文
④ 常漢文
④ 常には漢文を読ま0
然るに、
(07)
④ 0 は、サイレント である。
とする。
従って、
(06)(07)により、
(08)
④ 不常読漢文
④ 常漢文
④ 常には漢文を読
然るに、
(09)
④ 0 は、サイレント であって、尚且つ、
④ 0 は、有っても無いし、無くとも有る
とする。
従って、
(08)(09)により、
(10)
④ 不常読漢文
④ 常漢文
④ 常には漢文を読
従って、
(05)(09)(10)により、
(11)
④ 0 は、サイレント であって、尚且つ、
④ 0 は、有っても無いし、無くとも有る
とするならば、
④ 不常読漢文
といふ「返り点」は、
④ 不常読漢文
といふ「返り点」に、「置き換へ」ことが、出来る。
従って、
(04)(11)により、
(12)
④ 0 は、サイレント であって、尚且つ、
④ 0 は、有っても無いし、無くとも有る
とするならば、
① レ レ
② 二 一レ
③ レ 二 一
④ 三 二 一
といふ「返り点」は、
④ 下 二 一 上
といふ「返り点」に、「置き換へ」ことが、出来る。
然るに、
(13)
⑤ 有書者
⑤ 有
⑤ 書
⑤ 書を読む者り。
従って、
(13)により、
(14)
⑤ 二 レ 一
といふ「返り点」は、
④ 下 二 一 上
といふ「返り点」に、「置き換へ」ことが、出来る。
従って、
(12)(14)により、
(15)
④ 0 は、サイレント であって、尚且つ、
④ 0 は、有っても無いし、無くとも有る
とするならば、
① レ レ
② 二 一レ
③ レ 二 一
④ 三 二 一
といふ「返り点」は、
④ 下 二 一 上
といふ「返り点」に、「置き換へ」ことが、出来、尚且つ、固より、
⑤ 二 レ 一
といふ「返り点」は、
④ 下 二 一 上
といふ「返り点」に、「置き換へ」ことが、出来る。
然るに、
(16)
④ 有常読漢文
④ 常漢文
④ 常に漢文を読む者り。
(17)
④ 有常読漢文
④ 常漢文
④ 常に漢文を読む者り。
(18)
④ 有〔常読(漢文)者〕。
に於いて、
④ 有〔 〕⇒〔 〕有
④ 読( )⇒( )読
といふ「移動」を行ふと、
④ 有〔常読(漢文)者〕⇒
④ 〔常(漢文)読者〕有=
④ 〔常に(漢文を)読む者〕有り。
従って、
(16)(17)(18)により、
(19)
④ 有常読漢文
④ 有常読漢文
といふ「返り点」は、
④ 有〔常読(漢文)者〕。
といふ「括弧」に、「相当する」。
従って、
(15)(19)により、
(20)
① レ レ
② 二 一レ
③ レ 二 一
④ 三 二 一
④ 下 二 一 上
⑤ 二 レ 一
といふ「六つの、返り点」は、
④ 〔 ( ) 〕
といふ「一つの、括弧」に、「置き換へ」ることが、出来る。
すなはち、
(21)
① 不
② 不常読一レ文。
③ 不漢文
④ 不常読漢文
④ 有常読漢文
⑤ 有書者
に対する、「括弧」は、
① 不〔読(文)〕。
② 不〔常読(文)〕。
③ 不〔読(漢文)〕。
④ 不〔常読(漢文)〕。
④ 有〔常読(漢文)者〕。
⑤ 有〔読(書)者〕。
である。
平成29年02月26日、毛利太。

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