(01)
(7)~(∃ⅹ)(ⅹは人間である・~ⅹは死ぬものである)
(W.O.クワイン、現代論理学入門、1972年、127頁)
然るに、
(02)
任意の表述の否定は,その表述を’~( )’という空所にいれて書くことにしよう;
しかし、丸括弧はその内部の表述が連言でないかぎり削除しよう。
(W.O.クワイン、現代論理学入門、1972年、15頁)
従って、
(01)(02)により、
(03)
~(∃ⅹ)(ⅹは人間である・~ⅹは死ぬものである)=
~((∃ⅹ)(ⅹは人間である・~(ⅹは死ぬものである)))
然るに、
(04)
「述語論理訓読」は、
~((∃ⅹ)(ⅹは人間である・~(ⅹは死ぬものである)))⇒
((ⅹは人間である・(ⅹは死ぬものである)~)(∃ⅹ))~=
((ⅹは人間であり・(ⅹは死な)ない、そのやうな)(ⅹは存在はし))ない。
従って、
(03)(04)により、
(05)
~(∃ⅹ)(ⅹは人間である・~(ⅹは死ぬものである))=
(ⅹは人間であり・(ⅹは死な)ない、そのやうな)(ⅹは存在はし)ない。
然るに、
(06)
(ⅹは存在はし)ない=ⅹは無い=No ⅹ.
従って、
(05)(06)により、
(07)
~(∃ⅹ)(ⅹは人間である・~ⅹは死ぬものである)=
No(ⅹは人間であり・ⅹは死なない).
然るに、
(08)
(ⅹは人間であり・ⅹは死なない)⇒
ⅹ=(man who doesn’t die).
従って、
(07)(08)により、
(09)
~(∃ⅹ)(ⅹは人間である・~ⅹは死ぬものである)=
No(man who doesn’t die).
然るに、
(10)
No man who doesn’t die.
の「機械翻訳(エキサイト)」は、
死なない人はありません。
従って、
(09)(10)により、
(11)
~(∃ⅹ)(ⅹは人間である・~ⅹは死ぬものである)=
No(man who doesn’t die)=
No man who doesn’t die=
死なない人はありません=
Man is mortal.
従って、
(12)
No man who doesn’t die=
死なない人はありません。
といふ「命題」は、その実、
No(man who doesn’t die).
といふ「形」をしてゐる。ことになる。
従って、
(13)
少なくとも、
No(man who doesn’t die)=
無(人 不 死)
といふことに、なる。
従って、
(14)
現実に、
No man who doesn’t die=
無 人 不 死。
に於いて、「括弧は、有ります!」。
平成26年06月24日、毛利太。
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