2014年12月7日日曜日

「返り点」の確認。

(01)
レ点S
従って、
(01)により、
(02)
① レ レ レ 。
② 二 一レ レ 。
③ レ レ 二 一。
④ レ 二 一レ 。
⑤ 二 一レ 二 一。
⑥ レ 下 二 レ 一レ 上レ 。
⑦ 乙 下 二 一レ 上レ 甲レ 。
といふ、「レ点を、含む返り点」は、
⑧ 四 三 二 一。
⑨ 四 三 二 一。
⑩ 四 三 二 一。
⑪ 四 三 二 一。
⑫ 四 三 二 一。
⑬ 丁 丙 下 二 一 中 上 乙 甲。
⑭ 丙 下 三 二 一 中 上 乙 甲。
といふ、「レ点を、含まない返り点」と、「同じこと」である。
然るに、
(03)
⑧ 四[三〔二(一)〕]⇒
⑧ [〔(一)二〕三]四。
⑬ 丁{丙[下〔二(一)中(上)〕乙(甲)]}⇒
⑬ {[〔(一)二(上)中〕下(甲)乙]丙}丁。
⑭ 丙{下[三〔二(一)〕中(上)]乙(甲)}⇒
⑭ {[〔(一)二〕三(上)中]下(甲)乙}丙。
従って、
(02)(03)により、
(04)
① レ レ レ 。
② 二 一レ レ 。
③ レ レ 二 一。
④ レ 二 一レ 。
⑤ 二 一レ 二 一。
⑥ レ 下 二 レ 一レ 上レ 。
⑦ 乙 下 二 一レ 上レ 甲レ。
といふ「返り点」は、
⑧ 四 三 二 一。
⑨ 四 三 二 一。
⑩ 四 三 二 一。
⑪ 四 三 二 一。
⑫ 四 三 二 一。
⑬ 丁 丙 下 二 一 中 上 乙 甲。
⑭ 丙 下 三 二 一 中 上 乙 甲。
に、「等しく」、
⑧ 四 三 二 一。
⑨ 四 三 二 一。
⑩ 四 三 二 一。
⑪ 四 三 二 一。
⑫ 四 三 二 一。
⑬ 丁 丙 下 二 一 中 上 乙 甲。
⑭ 丙 下 三 二 一 中 上 乙 甲。
といふ「返り点」は、
⑧[〔( )〕]。
⑨[〔( )〕]。
⑩[〔( )〕]。
⑪[〔( )〕]。
⑫[〔( )〕]。
⑬{[〔( )( )〕( )]}。
⑭{[〔( )〕( )]( )}。
といふ「括弧」に、等しい。
加へて、
(05)
⑮ 人 乙 下 二 一レ 上レ 甲レ 天レ。
であれば、

⑮ 人 丙 下 三 二 一 中 上 乙 甲 地 天  =
⑮ 人〈丙{下[三〔二(一)〕中(上)]乙(甲)}地(天)〉⇒

⑮ 〈{[〔(一)二〕三(上)中]下(甲)乙}丙(天)地〉人=
⑮〈{[〔( )〕( )]( )}( )〉。
に、等しい。
いづれにせよ、
(06)
レ点が一個戻るのに使われたのに対して、一二三点は二文字以上の文字を戻るときに使います(Webサイト:マナペディア)。
といふ「規則」が無ければ
① レ レ レ 。
② 二 一レ レ 。
③ レ レ 二 一。
④ レ 二 一レ 。
⑤ 二 一レ 二 一。
といふ「返り点」は、
① 四 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 四 三 二 一。
④ 四 三 二 一。
⑤ 四 三 二 一。
に、「等しい」。
然るに、
(07)
① 四 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 四 三 二 一。
④ 四 三 二 一。
⑤ 四 三 二 一。
といふ「返り点」は、少しも、「難しくはない」。
従って、
(06)(07)により、
(08)
① レ レ レ 。
② 二 一レ レ 。
③ レ レ 二 一。
④ レ 二 一レ 。
⑤ 二 一レ 二 一。
といふ「返り点」は、「結果」として、
① 四 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 四 三 二 一。
④ 四 三 二 一。
⑤ 四 三 二 一。
に、「等しい。」といふことが、「理解」出来れば、
① レ レ レ 。
② 二 一レ レ 。
③ レ レ 二 一。
④ レ 二 一レ 。
⑤ 二 一レ 二 一。
といふ「返り点」は、「難しくはない」。
然るに、
(09)
① レ レ レ 。
② 二 一レ レ 。
③ レ レ 二 一。
④ レ 二 一レ 。
⑤ 二 一レ 二 一。
が、「理解」出来れば、
 レ
 一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
 レ
を、「理解」したことになり、
 レ
 一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
 レ
が「理解」出来れば、
 レ
 上 中 下 
 レ
 甲 乙 丙 丁 戊 ・ ・ ・ ・ ・
 レ
 天 地 人 
 レ
を「理解」することは、
⑮ 人 丙 下 三 二 一 中 上 乙 甲 地 天 ⇒
⑮ 一 二 三 上 中 下 甲 乙 丙 天 地 人。
を「理解」することに、ほぼ、「等しい」。
(10)
もうすぐ、「受験」が始まります。風邪など引かず、悔いの無いやうに、頑張って下さい。

平成26年12月07日、毛利太。

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