2023年10月11日水曜日

「モーダスポネンス(肯定肯定式)とモーダストレンス(否定否定式)」と「背理法」。

(01)
① P→Q, P├  Q
② P→Q,~Q├ ~P
に於いて、すなはち、
① PならばQであるが、Pである。故に、Qである
② PならばQであるが、Qでない。故に、Pでない
に於いて、
① を「モーダスポネンス(MPP)」と言ひ、
② を「モーダストレンス(MTT)」と言ふ。
然るに、
(02)
1  (1) P→ Q A
 2 (2)   ~Q A
  3(3) P    A
1 3(4)    Q 13MPP
123(5) ~Q&Q 24&I
12 (6)~P    35RAA(背理法)
然るに、
(03)
1  (1) P→ Q A
 2 (2) P    A
  3(3)   ~Q A
1 3(4)~P    13MTT
123(5)~P&P  23&I
12 (6)  ~~Q 35RAA(背理法)
12 (7)    Q 6DN
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
「モーダストレンス(MTT)」は、「モーダスポネンス(MPP)」と「背理法(RAA)」で「代用」出来、
「モーダスポネンス(MPP)」は、「モーダストレンス(MTT)」と「背理法(RAA)」で「代用」出来る。
令和5年10月11日、毛利太。

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