2013年12月23日月曜日

「返り点」について、

(01)
このブログは、昨日(12月22日)に書いたFCブログの「記事(返り点について、)」のダイジェストであり、
FCブログの「記事(返り点について、)」は、一昨日(12月21日)迄に書いた、
ホームページ、(〇一)~(七二)」のダイジェストです。
従って、
(02)
このブロガーは、「ダイジェストの、ダイジェスト」であるため、「厳密」であるよりも、「簡潔」に書くつもりです。
(03)
学校で習ふ「返り点」は、
① レ
② 一 二 三 四 五 ・・・・・
③ 上 中 下
④ 甲 乙 丙 丁 戊 ・・・・・ 
⑤ 天 地 人
然るに、
(03)
この場合、
⑤ 天 地 人
の「三つ」では足りないため、以下では、
⑤ 天 地 人
を「六つ」に増やし、
① レ
② 一 二 三 四 五 ・・・・・
③ 上 中 下
④ 甲 乙 丙 丁 戊 ・・・・・
⑤ 天 地 人
⑤ 天 地 人間 界 極
とする。
然るに、
(04)

何不令人謂韓叔曰秦之
敢絶周而伐韓者信東周
也公何不与周地発質使
之楚秦必疑楚不信周是
韓不伐也又謂秦曰韓彊
与周地将以疑周於秦也
周不敢不受。
といふ、65個字の「白文」の「訓読」は、
(05)
⑮ 何ぞ人をして韓の公叔に謂ひて「秦の敢へて周を絶つて韓を伐たんとするは東周を信ずればなり、公何ぞ周に地を与へ、質使を発して楚に之かしめざる、秦必ず楚を疑ひ、周を信ぜざらん、是れ韓伐たれざらん、」と曰ひ、又秦に謂ひて「韓彊ひて周に地を与ふるは、将に以て周を秦に疑はしめんとするなり、周敢へて受けずんばあらず」と曰は令めざる(これならわかる返り点 ― 入門から応用まで ― 古田島洋介、九一頁)。
従って、
(03)(04)(05)により、
(06)
⑮ 何不令人謂韓叔曰、秦之敢絶周而伐韓者、信東周也、公何不与周地発質使之楚、秦必疑楚不信周、是韓不伐也、又謂秦曰、韓彊与周地、将以疑周於秦也、周不敢不受。
といふ「漢文」には、
⑮ レ 間 二 一 乙 レ レ 二 一 下 二 一 二 一 上レ レ レ レ 甲レ 人 二 一 三 二 一 地 天レ。
といふ「返り点」が、付くことになる。
然るに、
(07)
① レ
② 一 二 三 四 五 ・・・・・
③ 上 中 下
④ 甲 乙 丙 丁 戊 ・・・・・
⑤ 天 地 人
⑤ 天 地 人間 界 極
から、
① レ
を除いて、
② 一 二 三 四 五 ・・・・・
③ 上 中 下
④ 甲 乙 丙 丁 戊 ・・・・・
⑤ 天 地 人
⑤ 天 地 人間 界 極
とした場合の「返り点」も、「返り点」の「役割」を果たすことが出来、その場合の「返り点」は、
⑮ 極 界 二 一 丙 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 乙 甲 二 一 間 二 一 三 二 一 人 地 天。
である。
然るに、
(08)
一二点は無限にあるから、どんなに複雑な構文が出現しても対応できる。実際、一二点しか施していないものも過去にはあった(新稲法子:はてなブログ、2013-03-15)。
従って、
(07)(08)により、
(09)
⑮ 極 界 二 一 丙 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 乙 甲 二 一 間 二 一 三 二 一 人 地 天。
といふ「返り点」は、
⑮ 三六 三五 二 一 二三 四 三 六 五 八 七 一五 一〇 九 一二 一一 一四 一三 一七 一六 二〇 一九 一八 二二 二一 二五 二四 三四 二七 
二 六 三〇 二九 二八 三三 三二 三一。
といふ「返り点」に、対応する。
然るに、
(10)
⑮ 三六 三五 二 一 二三 四 三 六 五 八 七 一五 一〇 九 一二 一一 一四 一三 一七 一六 二〇 一九 一八 二二 二一 二五 二四 三四 二七 二 六 三〇 二九 二八 三三 三二 三一。
は、「一 ~ 三六」であるため、「36個」。
然るに、
(11)

極 界 二 一 丙 
二 一 二 一 二 
一 下 二 一 二 
一 中 上 二 一 
三 二 一 乙 甲 
二 一 間 二 一 
三 二 一 人 地 天。
であるため、
⑮ 極 界 二 一 丙 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 乙 甲 二 一 間 二 一 三 二 一 人 地 天。
も、「36個」である。
然るに、
(12)
複数の要素からなるデータの列を、ある特定の規則に従って並べ替えること。整列とも言う。数値を大きい順(小さい順)で並べ替えたり、文字列を五十音順で並べ替えるのがソートである(e-Words)。
従って、
(10)(11)(12)により、
(13)
⑮ 三六 三五 二 一 二三 四 三 六 五 八 七 一五 一〇 九 一二 一一 一四 一三 一七 一六 二〇 一九 一八 二二 二一 二五 二四 三四 二七 二 六 三〇 二九 二八 三三 三二 三一。
といふ「36個の要素」を、
⑮ 一 二 三 四 五 六 七 八 九 一〇 一一 一二 一三 一四 一五 一六 一七 一八 一九 二〇 二一 ニニ 二三 二四 二五 二六 二七 二八 二九 三〇 三一 三二 三三 三四 三五 三六。
といふ「順番」に「並び替へる」ことを、「ソート」とするならば、
⑮ 極 界 二 一 丙 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 乙 甲 二 一 間 二 一 三 二 一 人 地 天。といふ「36個の要素」を、
⑮ 一 二 一 二 一 二 一 二 一 二 一 二 上 中 下 一 二 一 二 三 甲 乙 丙 一 二 一 二 一 二 三 天 地 人 間 界 極。
といふ「順番」に「並び替へる」ことも、「ソート」である。
然るに、
(14)

レ 間 二 一 乙 
レ レ 二 一 下 
二 一 二 一 上レ 
レ レ レ 甲レ 人 
二 一 三 二 一 
地 天レ。
は、「計27個」。
従って、
(04)(10)(11)(14)により、
(15)
⑮ 三六 三五 二 一 二三 四 三 六 五 八 七 一五 一〇 九 一二 一一 一四 一三 一七 一六 二〇 一九 一八 二二 二一 二五 二四 三四 二七 二 六 三〇 二九 二八 三三 三二 三一。
⑮ 極 界 二 一 丙 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 乙 甲 二 一 間 二 一 三 二 一 人 地 天。
による、「二通りの、返り点」が、
「65個中、36個の要素(漢字)」を「ソート」する際に、
「36個の、返り点」を用ゐている。のに対して、
⑮ レ 間 二 一 乙 レ レ 二 一 下 二 一 二 一 上レ レ レ レ 甲レ 人 二 一 三 二 一 地 天レ。
といふ「返り点」の場合は、
「65個中、36個の要素(漢字)」を「ソート」する際に、
「27個の、返り点」を用ゐている。ことになる。
従って、
(15)により、
(16)
⑮ レ 間 二 一 乙 レ レ 二 一 下 二 一 二 一 上レ レ レ レ 甲レ 人 二 一 三 二 一 地 天レ。
といふ「返り点」が、「ソート」であるならば、
(36-27)個=9個の、
「返り点」が、「不足」する。
然るに、
(17)
例へば、
① 非r不r読r書  =書を読ま不るに非ず:  レ  レ  レ。
といふ「返り点」が、
② 非4不3読2書1=書を読ま不るに非ず: 四 三 二 一。
といふ「返り点」の「略号」であるならば、
であるならば、
① の「返り点」の個数=3
② の「返り点」の個数=4
に於ける、
(3-4)個=-1個。
は、「矛盾」しない。
cf.
米国=2字。
亜米利加合衆国=7字。
に於いて、
(2-7)字=-5字。
は、「矛盾」しない。
従って、
(16)(17)により、
(18)
⑮ レ 間 二 一 乙 レ レ 二 一 下 二 一 二 一 上レ レ レ レ 甲レ 人 二 一 三 二 一 地 天レ。
といふ「返り点」が、
⑮ 極 界 二 一 丙 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 乙 甲 二 一 間 二 一 三 二 一 人 地 天。
といふ「返り点」の、「略号」であるならば、
(27-36)個=-9個。
は、「矛盾」しない。
従って、
(01)~(18)により、
(19)
① レ点
は、
② 一 二 三 四 五 ・・・・
③ 上 中 下
④ 甲 乙 丙 丁 戊 ・・・・
⑤ 天 地 人
に対する、「略号」である。
Q.E.D.
平成25年12月23日、毛利太。

2013年12月12日木曜日

算数の括弧と、返り点の括弧(Ⅱ)。

(01)
① -2+3×4
② -2+3×4=+10
③ -2+3×4=-20
に於いて、
(02)
左辺である、
② -2+3×4
③ -2+3×4
を、「文」とする。
(03)
右辺である。
② +10
③ -20
を、「意味」とする。
然るに、
(04)
② -    2+3  ×4  =+10
③ -{(2+3)×4}=-20
従って、
(01)~(04)により、
(05)
① -2+3×4
といふ「文」の「意味」が、
② +10
であるならば、
① -2+3×4
といふ「文」は、
② -    2+3  ×4  =+10
といふ「形(構造)」を、してゐて、
① -2+3×4
といふ「文」の「意味」が、
③ -20
であるならば、
① -2+3×4
といふ「文」は、
③ -{(2+3)×4}=-20
といふ「形(構造)」を、してゐる。
然るに、
(06)
① 不為劉氏左袒。
に於いて、
不=否定詞
為=前置詞
劉氏=名詞
左袒=動詞
であることについては、おおむね、誰もが、否定しない。
従って、
(07)
① 不為劉氏左袒。
は、
③ 不・為・劉氏・左袒。
といふ風に、「区切る」ことが、出来る。
然るに、
(08)
為+劉氏=前置詞+名詞。
であるため、
為(劉氏)
と書くことに、「無理」は無い。
従って、
(07)(08)により、
(09)
① 不・為・劉氏・左袒。
は、
③ 不・為(劉氏)左袒。
といふ風に、「区切る」ことが、出来る。
然るに、
(10)
「命題A」の「否定」を、
~A=不A
と書いて、
  Aに、
④     為劉氏左袒(劉氏に対して味方をする)。
を代入した「形」が、
③ 不{為劉氏左袒}。
とするならば、
③ 不{為劉氏左袒}= 劉氏に対して味方をしない。
といふことに、なるものの、
③ 不為劉氏左袒    = 劉氏に対して味方をしない。
であることに関しては、「間違ひ」無い。
従って、
(07)(09)(10)により、
(11)
① 不為劉氏左袒。
は、
③ 不・為・劉氏・左袒。
といふ風に、「区切る」ことが、出来き、
③ 不・為・劉氏・左袒。
は、
③ 不・為(劉氏)左袒。
といふ風に、「区切る」ことが、出来き、
③ 不・為(劉氏)左袒。
は、
③ 不{為(劉氏)左袒}。
といふ風に、「区切る」ことが、出来る。
然るに、
(12)
漢文は「ヲ・ニ・ト・ヨリ・ヨリモ」の送りがなをつけて返る場合が多いが、これらにかかわらず、訓読の際に下から必ず返って読む特別の文字がある。これを「返読文字」という(漢文の基礎、鳥羽田重直、1985年、22頁)。これらはいつでも返読するのではないことも留意する必要がある(漢文早わかり、志村和久、1982年、42頁)。
とのことであるが、
③ 不{為(劉氏)左袒}。
に於いて、
③ 不  為
は、「返読文字」である。
従って、
(13)
③ 不{為(劉氏)左袒}。
ではなく、仮に、
③ 不{為(劉氏)}左袒。
であるならば、
① 不 為 劉氏 左袒 =
③ 不{為(劉氏)}左袒 ⇒
③ {(劉氏)為}不左袒 =
③ 劉氏の為なら不、左袒す(劉氏に対してではなく、味方をする)。
といふ風に、「返読」される。
従って、
(14)
③ 不  為
が、「返読文字」であって、尚且つ、
④ 不為劉氏而左袒。
ではなく、
① 不為劉氏左袒。
の「意味」が、
① 不為劉氏左袒 =
③ 劉氏の為に左袒せ不(劉氏に対して味方をしない)。
である以上、
① 不  為  劉氏  左袒 =
③ 不{為(劉氏)左袒}⇒
③ {(劉氏)為左袒}不=
③ 劉氏の為に左袒せ不(劉氏に対して味方をしない)。
でなければ、ならない。
(15)
このことは、
① -2+3×4
の「意味」が
① -2+3×4=-20
である以上、
① -2+3×4
といふ「文」は、
③ -{(2+3)×4}=-20
でなければならない。といふことに、似てゐて、アナロジーが、成立する。
従って、
(16)
① 不為劉氏左袒。
といふ「白文」が、
① 不為劉氏左袒 = 劉氏に対して味方をしない。
といふ「意味」であるならば、
① 不  為  劉氏 左袒 =
③ 不{為(劉氏)左袒}⇒
③ {(劉氏)為左袒}不=
③ 劉氏の為に左袒せ不(劉氏に対して味方をしない)。
でなければ、ならない。
然るに、
(17)
「翻訳サイト」によると、
③ 劉氏に対して味方をしない。
といふ日本語は、
③ 對劉先生不夥伴。
といふ「意味」であるとのことであるが、実際に、さうであるとする。
従って、
(16)(17)により、
(18)
① 不為劉氏左袒。
といふ「白文」が、
③ 不為劉氏左袒 = 劉氏の為に左袒せ不(對劉先生不夥伴)。
といふ「意味」であるならば、
③ 不  為
が、「返読文字」であるが故に、
① 不為劉氏左袒。
といふ「白文」は、
③ 不{為(劉氏)左袒}
といふ「構造」をしてゐることになり、さうでなければ、
③ 不  為
が、「返読文字」である。といふ事実と、「矛盾」する。
然るに、
(19)
③ 不{為(劉氏)左袒}
といふことは、
③ 不為劉氏左袒。
に付く「返り点」が、
③ 下 二 一 上。
である。といふこと、他ならない。
従って、
(18)(19)により、
(20)
訓読とは「文法構造の把握」であり、訓点はそうした施訓者の理解をそのまま示すものである(続訓読論、川島優子 他、2010年、334頁)。
といふ、ことになる。
平成25年12月12日、毛利太。

2013年12月11日水曜日

数学の括弧と、返り点の括弧。

(01)
「掛け算が先」であるため、「括弧」が無い場合は、
-2+3×4=
-2+12=
10
然るに、
(02)
-{(2+3)×4}=
-{5×4}=
-{20}=
-20
従って、
(03)
-{(2+3)×4}=-20
といふ「数式」は、
① 2+3=5
② 5×4=20
③ -1×20
④ -20
といふ「順番」で、「括弧の中が先」に、「計算」される。
従って、
(04)
-2+3×4=+10
ではなく、
-2+3×4=-20
であるならば、
-2+3×4=-20
に於いて、
 {(   )  }
といふ「括弧」が、「省略」されてゐる。
然るに、
(05)
不  為  劉氏  左袒 =
不{為(劉氏)左袒}⇒
{(劉氏)為左袒}不=
劉氏の為に左袒せ不(劉氏の為に左の片肌を脱がない)。
従って、
(06)
不{為(劉氏)左袒}=
劉氏の為に左袒せ不(劉氏の為に左の片肌を脱がない)。
といふ「漢文」は、
① 劉氏の
② 為に、
③ 左袒せ
④ 不。
といふ「順番」で、「括弧の中が先」に、「訓読」される。
従って、
(07)
不 為 劉氏 左袒。
といふ「漢文」が、
不 為 劉氏 左袒 =
劉氏の為に左の片肌を脱がない(劉氏に対して、味方をしない)。
といふ「意味」であるならば、
不 為 劉氏 左袒。 
に於いて、
   {   (       )      }
といふ「括弧」が、「省略」されてゐる。
従って、
(01)~(07)により、
(08)
「括弧の中が先」に、・・・・・。
といふ点に於いて、
-{(2+3)×4}
不{為(劉氏)左袒}
に於ける、
 { (  ) }
といふ「括弧」は、基本的に、「同じ括弧」である。
然るに、
(09)
訓読とは「文法構造の把握」であり、訓点はそうした施訓者の理解をそのまま示すものである(続訓読論、
川島優子 他、2010年、334頁)。
従って、
(05)(07)(09)により、
(10)
不 為 劉氏 左袒 = 劉氏に対して、味方をしない。
といふ「解釈」が、「誤り」ではなく、尚且つ、
訓読とは「文法構造の把握」である。
といふ「理解」が、「正しい」。のであれば、
「文法構造」として、
不  為  劉氏  左袒 =
不{為(劉氏)左袒}。
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(10)により、
(11)
不  為  劉氏  左袒。
といふ「漢文」には、「目には見えない形」で、
不{為(劉氏)左袒}。
といふ「構造」が有る。といふことに、なる。
(12)
不 為 劉氏 左袒。
といふ「漢文」が、
   為 劉氏 左袒 =
「劉氏の為に左の片肌を脱ぐ(劉氏に対して、味方をする)」。
といふ「文の全体」を、「否定」してゐる。のであれば、
少なくとも、
不{為 劉氏 左袒}。
といふ「構造」は、有る。はずである。
従って、
(13)
「目には見えない形」を、「深層構造(deep structure )」と呼ぶならば、
不  為  劉氏  左袒。
といふ「漢文」には、
不{為(劉氏)左袒}。
といふ「深層構造(deep structure )」が有る。といふ、ことになる?
cf.
1.深層構造
 《 deep structure 》チョムスキーによって設定された変形生成文法理論の基本概念の一。現実の発話の基底にあって文の意味を規定すると想定され、表層構造よりいっそう抽象的な構
造。変形規則を適用することによって表層構造が導き出され、異 ...
 デジタル大辞泉
平成25年12月11日、毛利太。

2013年12月8日日曜日

白話文(口語)と、「返り点(括弧)」

(01)
AB{の[前〔に(在り)〕]}⇒
A{[〔(在り)に〕前]の}B。
然るに、
(02)
 A=A
 B=B
 の=of
 前=front
 に=in
在り=is
従って、
(01)(02)により、
(03)
AB{の[前〔に(在り)〕]}⇒
A{[〔(在り)に〕前]の}B=
A{[〔(is)in〕front]of}B.
従って、
(03)により、
(04)
{[〔( )〕]}
といふ「括弧」を介して、
① A、Bの前に在り。
といふ日本語の「語順」と、
② A is in front of B.
といふ英語の「語順」は、「等しい」。
(05)
悪〔称(人之悪)者〕⇒
〔(人之悪)称者〕悪。
然るに、
(06)
悪=悪む   (終止形)
称=称する(連体形)
人=人(名詞)
之=の(助詞)
悪=悪(名詞)
者=者(名詞)
を= を(助詞)
従って、
(05)(06)により、
(07)
悪〔称(人之悪)者〕⇒
〔(人之悪)称者〕悪=
〔(人の悪を)称する者を〕悪む。
従って、
(04)(07)により、
(08)
{[〔( )〕]}
といふ「括弧」を介して、
① A、Bの前に在り。
といふ日本語の「語順」と、
② A is in front of B.
といふ、英語の「語順」が、「等しい」やうに、
〔( )〕
といふ「括弧」を介して、
③ 悪称人之悪者。
といふ「論語」の「語順」と、
④ 人の悪を称する者を悪む。
といふ「訓読」の「語順」は、「等しい」。
然るに、
(09)
「返り点に対する括弧の用法3(www9.ocn.ne.jp/~kannbunn)」に於いて確認した通り、
①( )
②〔 〕
③[ ]
④{ }
⑤〈 〉
といふ「括弧」で「変換」出来る、「漢文・訓読」は、
① レ
② 一 二 三 四 ・・・・
③ 上 下 中
④ 甲 乙 丙 丁 ・・・・
⑤ 天 地 人
といふ「返り点」であっても、「変換可能」であり、逆も、正しい。
然るに、
(10)
寡聞にして、「返り点」を打つことが出来ない「漢文(文言文)」を知らない。
従って、
(01)~(10)により、
(11)
「漢文」の「語順」と、
「訓読」の「語順」は、
「括弧(返り点)」を介して、「等しい」。
然るに、
(12)
「続訓読論(川島優子 他)、2010年、312頁」によると、
只菅要纏騒擾我 ヒタスラ 我ガ ヤツカイニナル 『唐話纂要』
といふ「白話文(18世紀?の口語)」の「返り点」は、
下 二 上 一
であるものの、この場合は、
「一二点」の間に、「上点」が在るため、
下 二 上 一 =〔( 〕)
といふ「返り点(括弧)」は、有り得ない。
加へて、
(14)
「続訓読論(川島優子 他)、2010年、330頁」によると、
端的看不出這婆子的本事来(端的に這の婆子の本事を看出し来たらず)
といふ「白話文」の「返り点(括弧)」は、
端的看2不5出這3婆子的本事1来4
すなはち、
二 五 三 一 四
であるものの、「返り点に対する括弧の用法」に於いて確認した通り、
2 五 三 1 四
といふ「返り点(括弧)」は、有り得ない。
すなはち、
(15)
端的看2不5出3這婆子的本事1来4 =
端的看(不[出〔這婆子的本事)来〕]⇒
端的([〔這婆子的本事)看来〕出]不=
端的に這の婆子の本事を看出し来たら不。
に於いて、
2 五 三 1 四 =([〔 )〕]
といふ「返り点(括弧)」は、有り得ない。
然るに、
(16)
「2013/05/18」の記事でも書いたやうに、
     {[〔( )〕]}を、
({[〔({[〔( )〕]})〕]})といふ風に「拡張」した上で、
During  the  past  seventy  five  years  since  Japan’s  closed  doors  were  opened,the Japanese  have been  described  in  the  most  fantastic  series  of ‘but also’s’ever used  for any  nation  of  the  world.  When  a  serious  observer  is  writing  about  peoples other  than  the Japanese  and   says  they  are  unprecedently polite, he isn’t  likely  to  add,‘But  also  insolent  and  overbearing.
に対して、
{[〔( )〕]}
({[〔({[〔( )〕]})〕]})
〔({[〔( )〕]})〔( )〕
 [〔( )〕]
といふ「括弧」を、加へると、
(17)
During{the  past  seventy  five  years[since〔Japan’s  closed  doors  were(opend,)〕]}The Japanese  have(been{described[in〔the   mos t fantastic  series  of ‘but also’s’(ever  used{for[any   nation 〔of(the  world)〕]})〕]}). When〔a  serious  observer  is(writing{about[peoples〔other  than(the  Japanese)〕]})and  says〔they are(unprecedently polite)〕〕, he isn’t [likely〔to add,(‘But also insolent  and  overbearing.’ )〕]
を、「変換」すると、
(18)
{[〔Japan’s  closed  doors(opened,)were〕since]the  past  seventy  five  years}During.The Japanese ({[〔({[〔(the world)of〕any  nation]for}ever  used)the  most  fantastic  series of ‘but also’s’〕in]described}been) have.〔a  serious  observer({[〔(the  Japanese)other  than〕peoples]about}writing)is〕and  〔they (unprecedently polite)are〕says〕When, he [〔(‘But alsoinsolent  and  overbearing.’ )to add,〕likely]isn’t.
を、「日本語」に置き換えると、
(19)
{[〔日本の閉ざされたドアが(開か)れて〕から]過去七十五年の}間、 日本人は({[〔({[〔(世界)の〕どの国民]に対しても}これまでに使われた中では)最も途方もない、一連の『だが一方で』の句〕で以て]描写}されて)きた。〔真剣に観察する人が({[〔(日本人)以外の〕国民に]ついて}書いて)いて〕、そして〔彼らは(ほかに例を見ないほどど礼儀正しい)です〕と書く〕際に、その彼が[〔(『だが、無礼で横暴だ』と)付け加えることは〕有りそうに]ない。
の「括弧」を除くと、
(20)
日本の閉ざされたドアが開かれてから過去七十五年の間、日本人は、世界のどの国民に対しても、これまでに使われた中では最も途方もない、一連の『だが一方で』の句で以て、描写されてきた。真剣に観察する人が日本人以外の国民について書いていて、そして彼らはほかに例を見ないほど礼儀正しいです。と書く際に、その彼が、『だが、無礼で横暴だ』と付け加えることは有りそうにない。
という風に、「変換」出来る。
然るに、
(21)
その一方で、
Who(Are〔You)〕      ⇒(〔You) Who〕Are.
誰(である〔あなたは)〕⇒(〔あなたは)誰〕である。
の場合は、
2(3〔1)〕⇒(〔1)2〕3
であるため、
二 三 一 = (〔 )〕
といふ「返り点(括弧)」は、有り得ない。
従って、
(16)(21)により、
(22)
During  the  past  seventy  five  years  since  Japan’s  closed  doors  were  opened,the Japanese  have been  described  in  the  most  fantastic  series  of ‘but also’s’ever used  for any  nation  of  the  world.  When  a  serious  observer  is  writing  about  peoples other  than  the Japanese  and   says  they  are  unprecedently polite, he isn’t  likely  to  add,‘But  also  insolent  and  overbearing.
のやうな「複雑な英文」に対しては、「括弧(返り点)」を、付けることが出来る一方で、
Who Are You ?
のやうな「単純な英文」に対しては、「括弧(返り点)」を、付けることが出来ない。
従って、
(22)により、
(23)
「単純な文」であれば、「括弧(返り点)」を、付けることが出来、
「複雑な文」には、「括弧(返り点)」を、付けることが出来ない。
といふわけではなく、
During  the  past  seventy  five  years  since  Japan’s  closed  doors  were  opened,the Japanese  have been  described  in  the  most  fantastic  series  of ‘but also’s’ever used  for any  nation  of  the  world.  When  a  serious  observer  is  writing  about  peoples other  than  the Japanese  and   says  they  are  unprecedently polite, he isn’t  likely  to  add,‘But  also  insolent  and  overbearing.
日本の閉ざされたドアが開かれてから過去七十五年の間、日本人は、世界のどの国民に対しても、これまでに使われた中では最も途方もない、一連の『だが一方で』の句で以て、描写されてきた。真剣に観察する人が日本人以外の国民について書いていて、そして彼らはほかに例を見ないほど礼儀正しいです。と書く際に、その彼が、『だが、無礼で横暴だ』と付け加えることは有りそうにない。
のやうな「複雑な文」であっても、
「語順A」と、
「語順B」が、
「括弧(返り点)」を介して、「等しい」。のであれば、その時に限って、
「括弧(返り点)」を介して、
「語順A」 ⇔ 「語順B」
といふ「変換」が、可能になる。と、すべきである。
従って、
(24)
「白話」と、
「訓読」が、
「括弧(返り点)」を介して、「等しい」。のであれば、
「括弧(返り点)」を介して、
「白話」 ⇔ 「訓読」
といふ「変換」が、可能になり、
「括弧(返り点)」を介して、「等しくない」。のであれば、
「括弧(返り点)」を介して、
「白話」 ⇔ 「訓読」
といふ「変換」が、可能にはならない。と、すべきである。
従って、
(25)
簡潔を旨とした文言文とは異なり、話し言葉に基づく白話文は、本来訓読には適していない(続訓読論、
川島優子 他、2010年、330頁)。
といふ場合も、「簡潔・複雑」といふことではなく、
「白話」と、
「訓読」が、
「括弧(返り点)」を介して、「等しくない」。が故に、
端的看2不5出3這婆子的本事1来4(二 五 三 一 四)
のやうな、「返り点」とは言へない「点」しか打てず、その「結果」として、
端的看2不5出3這婆子的本事1来4(二 五 三 一 四)
では「読みにくい」ため、勢ひ、「点」を打つことが無くなって行った。
といふ風に、思はれる。
(26)
さて、こうした「中国の小説」のほとんどは、「白話」つまり当時の口語体で書かれている。白話体の文章は、当時の日本人にとってはなじみのないものであった。伝統的な文言文とはことなり、白話で書かれた文章は訓読にも適さない。―中略、― しかし、江戸時代の日本人たちは、この新しい文体の小説に夢中になった(続訓読論、川島優子 他、2010年、311・12頁)。
(27)
孝莫大於厳父、厳父莫大於配天⇒
孝莫{大[於〔厳(父)〕]}、厳(父)莫{大[於〔配(天)〕]}⇒
孝{[〔(父)厳〕於]大}莫、(父)厳{[〔(天)配〕於]大}莫=
孝は父を厳ぶ於り大は莫く、父を厳ぶは天に配する於りも大なるは莫し。
(28)
というところが、白話訳では「孝的勾當都無大似父親的、敬父親的勾當便似敬天一般」となっている。両者の違いは一目瞭然であろう(続訓読論、川島優子 他、2010年、311・12頁)。
然るに、
(29)
孝莫大於厳父、厳父莫大於配天(文言文)。
に対する、
孝的勾當都無大似父親的、敬父親的勾當便似敬天一般(白話)。
は、文字通り、「完全に、異なっている」。
(30)
孝的勾當都無大似父親的、敬父親的勾當便似敬天一般(白話)。
は、100%、「漢文」ではない。
(31)
孝的勾當都無大似父親的、敬父親的勾當便似敬天一般(白話)。
が「漢文」であれば、
孝莫大於厳父、厳父莫大於配天(文言文)。
は、「日本語」である。

平成25年12月08日、毛利太。

2013年10月24日木曜日

「暗誦」について、

―  おとといの「記事」を補足します。―
(01)
しかも、語法的には、訓読の送り仮名に従うわけであるから、日本文語文といってよいのである。だから、この書き下し文から原文をある程度推測することは可能であるが、完全な復元は困難である。たとえば、「書ヲ読ム」という簡単な文の場合は別として、すこし複雑な文になると、よほどの学力がないとできない(二畳庵主人、漢文法入門、昭和59年、84頁)。
然るに、
(02)
次のやうな「書き下し文」であれば、「(原文の)復文」は、難しくはない。
すなはち、
①而
②也 
③使 
④也 


⑦之 而 不 乎

⑨与

⑪不 而 也 
⑫也 
を補った、
①虎百獣を求め而之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ也。
③天帝、我をして百獣に長たら使む。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふ也。
⑤子我を以て信なら不と為さば、吾子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣之我を見、而敢へて走ら不らん乎。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之与行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れ而走るを知ら不る也、
⑫以て狐を畏るると為す也。と。
といふ「書き下し文」であれば、
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏狐也。
といふ風に「復文」することは、難しくはない。
加へて、
(03)
「漢音」でも、「呉音」でも、「慣用音」でも、何でもよいのであれば、
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏狐也。
といふ「白文」を、例へば、
①コキュウヒャクジュウジショクシトクコ。
②コエツシムカンショクガヤ。
③テンテイシガチョウヒャクジュウ。
④コンシショクガゼギャク。
⑤シイガヰフシンゴヰシセンコウ。
⑥シズイガコウカン。
⑦ヒャクジュウシケンガジカンフツソウコ。
⑧コイヰゼン。
⑨コツイヨシコウ。
⑩ジュウケンシカイソウ。
⑪コフツチジュウイキジソウヤ。
⑫イヰイコヤ。
と「音読」することは、簡単である。
従って、
(02)(03)により、
(04)
「(声を出して行ふ)復文」に慣れてゐる人物が、
①虎百獣を求め而之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ也。
③天帝、我をして百獣に長たら使む。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふ也。
⑤子我を以て信なら不と為さば、吾子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣之我を見、而敢へて走ら不らん乎。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之与行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れ而走るを知ら不る也、
⑫以て狐を畏るると為す也。と。
を「暗記」出来れば、
①コキュウヒャクジュウジショクシトクコ。
②コエツシムカンショクガヤ。
③テンテイシガチョウヒャクジュウ。
④コンシショクガゼギャク。
⑤シイガヰフシンゴヰシセンコウ。
⑥シズイガコウカン。
⑦ヒャクジュウシケンガジカンフツソウコ。
⑧コイヰゼン。
⑨コツイヨシコウ。
⑩ジュウケンシカイソウ。
⑪コフツチジュウイキジソウヤ。
⑫イヰイコヤ。
といふ風に「暗誦」することは、簡単である。といふ、ことになる。
然るに、
(05)
私は、「(声を出して行ふ)復文」に慣れてゐて、尚且つ、
①虎百獣を求め而之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ也。
③天帝、我をして百獣に長たら使む。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふ也。
⑤子我を以て信なら不と為さば、吾子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣之我を見、而敢へて走ら不らん乎。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之与行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れ而走るを知ら不る也、
⑫以て狐を畏るると為す也。と。
を、覚えてゐる。
従って、
(04)(05)により、
(06)
私は、
①コキュウヒャクジュウジショクシトクコ。
②コエツシムカンショクガヤ。
③テンテイシガチョウヒャクジュウ。
④コンシショクガゼギャク。
⑤シイガヰフシンゴヰシセンコウ。
⑥シズイガコウカン。
⑦ヒャクジュウシケンガジカンフツソウコ。
⑧コイヰゼン。
⑨コツイヨシコウ。
⑩ジュウケンシカイソウ。
⑪コフツチジュウイキジソウヤ。
⑫イヰイコヤ。
といふ風に、「暗誦」出来る。
然るに、
(05)(06)により、
(07)
この場合は、
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏狐也。
といふ「復文」の結果としての、
①コキュウヒャクジュウジショクシトクコ。
②コエツシムカンショクガヤ。
③テンテイシガチョウヒャクジュウ。
④コンシショクガゼギャク。
⑤シイガヰフシンゴヰシセンコウ。
⑥シズイガコウカン。
⑦ヒャクジュウシケンガジカンフツソウコ。
⑧コイヰゼン。
⑨コツイヨシコウ。
⑩ジュウケンシカイソウ。
⑪コフツチジュウイキジソウヤ。
⑫イヰイコヤ。
といふ、「暗誦」であるため、「紙と鉛筆」が有れば、
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏狐也。
といふ「白文」を、書くことが、出来る。
従って、
(02)~(07)により、
(08)
私は、
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏狐也。
といふ風に、自分で書いて、その「白文」を、
①虎百獣を求め而之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ也。
③天帝、我をして百獣に長たら使む。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふ也。
⑤子我を以て信なら不と為さば、吾子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣之我を見、而敢へて走ら不らん乎。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之与行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れ而走るを知ら不る也、
⑫以て狐を畏るると為す也。と。
といふ風に、「訓読」出来るし、単なる「音読」であれば、「漢文」を一切知らない小中学生でも、出来ないことは、無い。
(09)
①虎百獣を求め而之を食らひ狐を得たり。
から「ひらがな」を除くと、
①虎百獣求而之食狐得。
然るに、
(10)
 SOV ⇒ SVO
により、
①虎百獣求而之食狐得。
を並び替へると、
①虎求百獣而食之得狐。
といふ、「原文(白文)」を、得ることに、なる。
然るに、
(11)
その一方で、
『漢文から中国語への道(田中秀、燈影舎、昭和56年、110頁)』によると、
①虎求百獣而食之得狐。
に対する、「中国語(中華人民共和国語)」は、
①老虎找各種野獣做食物、有一天找到一隻狐狸。
①lau hu zhao ge zhong ye shou zou shi wu you yi tian zhao dau yi zhi hu li.
との、ことであるが、この場合、
①老虎找各種野獣做食物、有一天找到一隻狐狸。
といふ現代文の中から、「漢字」を選択して、並び変へても、
①虎求百獣而食之得狐。
といふ「漢文」には、ならない。
従って、
(09)~(11)により、
(12)
少なくとも、
①虎求百獣而食之得狐。
を「暗誦」する上では、
①虎百獣求而之食狐得。
の方が、
①老虎找各種野獣做食物、有一天找到一隻狐狸。
に対して、アドバンテージが有る。はずである。
平成25年10月24日、毛利太。

(13)
国語漢語と現代中国語のくいちがいを示すひとつのパターンは、国語漢語は中国古典の語彙をかなり残し、現に使用しているが、本場の中国においては、そのことばが死語になっていて、現在では別のいいかたがふつうになっているという場合である(鈴木修次、漢語と日本人、1978年、207頁)。
(14)
古今の漢語を比べると、語彙の変化が最も大きく、これは確かに難点である(洪誠、訓詁学講義、2003年、73頁)。
(15)
大学に入っても、一般に中国文学科では訓読法を指導しない。漢文つまり古典中国語も現代中国語で発音してしまうのが通例で、訓読法なぞ時代遅れの古臭い方法だと蔑む雰囲気さえ濃厚だという(古田島洋介、日本近代史を学ぶための文語文入門、2013年、iv)。
(16)
では『論語』を現代中国語の発音で読めばよいか、というと、そう単純には言えない。過去二千数百年のあいだに中国語の発音は大きく変化してしまったからだ。―中略―、一方、日本漢字音では、「学」「我」はガク、ガ、などと堅固な擬音感が残っている。―中略―、日本人が『論語』を読むとき、擬音感に留意すれば、より深く含意を味わえる(加藤徹、本当は危ない『論語』、2011年、144頁)。
(17)
是以我不求以解中華人民共和国語法学漢文也=
是以我不{求[以〔解(中華人民共和国語)法〕学(漢文)]}也⇒
是以我{[〔(中華人民共和国語)解法〕以(漢文)学]求}不也=
是を以て、我、中華人民共和国語を解する法を以て、漢文を学ぶことを求め不るなり。
(18)
独学漢文、無如以声復文矣=
独学(漢文)、無[如〔以(声)復文〕]矣⇒
独(漢文)学、[〔(声)以復文〕如]無矣=
独り漢文を学ぶは、声を以て復文するに如くは無し。

2013年10月22日火曜日

本当は漢文は読めないんです 。

(01)
Q.
借虎威(虎の威を借る狐) の書き下し文を最初から最後まで教えてください。
A.
【借虎威(虎求百獣而食之)/原文】得狐。狐曰、「子無敢食我也。 天帝使我長百獣。
今...
解決済み-回答数:2-質問日時:2008年12月23日
といふ質問は、解決済みであるとして、
(02)
①虎百獣を求めて之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ。
③天帝、我をして百獣に長たらしむ。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふなり。
⑤子我を以て信ならずと為さば、吾子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣の我を見て、敢へて走らざらんや。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之と行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れて走るを知らざるなり、
⑫以て狐を畏るると為すなり。と。
といふ「書下し文」は、右のやうには書かず、出来れば、
①虎、百獣を求め而之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ也。
③天帝、我をして百獣に長たら使む。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふ也。
⑤子我を以て信なら不と為さば、吾、子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣之我を見、而敢へて走ら不らん乎。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之与行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れ而走るを知ら不る也、
⑫以て狐を畏るると為す也。と。
のやうに、書いて欲しい。
(03)
さうすれば、例へば
②子敢へて我を食らふこと無かれ也。
であれば、
②「あなたは、無理に私を食べてはなら」無いのだ。
といふ「意味」であるため、
②シムカンショクガヤ(子無敢食我也)。
といふ風に、「音読(復文)」することは、難しくはない。
従って、
(04)
①虎百獣を求め而之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ也。
③天帝、我をして百獣に長たら使む。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふ也。
⑤子我を以て信なら不と為さば、吾子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣之我を見、而敢へて走ら不らん乎。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之与行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れ而走るを知ら不る也、
⑫以て狐を畏るると為す也。と。
を、
①コキュウヒャクジュウジショクシトクコ。
②コエツシムカンショクガヤ。
③テンテイシガチョウヒャクジュウ。
④コンシショクガゼギャクテンテイメイヤ。
⑤シイガヰフシンゴヰシセンコウ。
⑥シズイガコウカン。
⑦ヒャクジュウシケンガジカンフツソウコ。
⑧コイヰゼン。
⑨コツイヨシコウ。
⑩ジュウケンシカイソウ。
⑪コフツチジュウイキジソウヤ。
⑫イヰイコヤ。
と「音読(復文)」することは、難しくはない。
従って、
(05)
①而
②也 
③使 
④也 


⑦之 而 不 乎

⑨与

⑪不 而 也 
⑫也 
に、「注意」して、
①虎百獣を求め而之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ也。
③天帝、我をして百獣に長たら使む。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふ也。
⑤子我を以て信なら不と為さば、吾子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣之我を見、而敢へて走ら不らん乎。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之与行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れ而走るを知ら不る也、
⑫以て狐を畏るると為す也。と。
を、何回か、
①コキュウヒャクジュウジショクシトクコ。
②コエツシムカンショクガヤ。
③テンテイシガチョウヒャクジュウ。
④コンシショクガゼギャクテンテイメイヤ。
⑤シイガヰフシンゴヰシセンコウ。
⑥シズイガコウカン。
⑦ヒャクジュウシケンガジカンフツソウコ。
⑧コイヰゼン。
⑨コツイヨシコウ。
⑩ジュウケンシカイソウ。
⑪コフツチジュウイキジソウヤ。
⑫イヰイコヤ。
といふ風に、読めば、
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏弧也。
といふ「原文(白文)」を、覚えることが、出来るはずである。
(06)
明日になったら、書けないかも知れないものの、少なくとも、今の私は、
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏狐也。
といふ「白文」を、「暗唱」出来て、それを、「手書き」することが出来る。
然るに、
(07)
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏狐也。
といふ「白文」を、
①コキュウヒャクジュウジショクシトクコ。
②コエツシムカンショクガヤ。
③テンテイシガチョウヒャクジュウ。
④コンシショクガゼギャク。
⑤シイガイフシンゴイシセンコウ。
⑥シズイガコウカン。
⑦ヒャクジュウシケンガジカンフツソウコ。
⑧コイヰゼン。
⑨コツイヨシコウ。
⑩ジュウケンシカイソウ。
⑪コフツチジュウイキジソウヤ。
⑫イヰイコヤ。
と読むことであれば、小学生でも、出来ないことは、無い。
然るに、
(08)
website曰く、
現代中国語がしゃべれないような人は本当は漢文は読めないんです ...
従って、
(08)により、
(09)
①虎百獣を求めて之を食らひ狐を得たり。
②狐曰く、子敢へて我を食らふこと無かれ。
③天帝、我をして百獣に長たらしむ。
④今子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふなり。
⑤子我を以て信ならずと為さば、吾、子の為に先行せむ。
⑥子我が後に随ひて観よ。
⑦百獣の我を見て、敢へて走らざらんや。と。
⑧虎以て然りと為す。
⑨故に遂に之と行く。
⑩獣之を見て皆走る。
⑪虎獣の己を畏れて走るを知らざるなり、
⑫以て狐を畏るると為すなり。と。
といふ「訓読(日本語)」を、
①虎求百獣而食之得狐。
②狐曰子無敢食我也。
③天帝使我長百獣。
④今子食我是逆天帝命也。
⑤子以我為不信吾為子先行。
⑥子随我後観。
⑦百獣之見我而敢不走乎。
⑧虎以為然。
⑨故遂与之行。
⑩獣見之皆走。
⑪虎不知獣畏己而走也。
⑫以為畏狐也。
といふ「原文(漢文)」に、「復文」出来ても、出来なくとも、
①コキュウヒャクジュウジショクシトクコ。
②コエツシムカンショクガヤ。
③テンテイシガチョウヒャクジュウ。
④コンシショクガゼギャク。
⑤シイガイフシンゴイシセンコウ。
⑥シズイガコウカン。
⑦ヒャクジュウシケンガジカンフツソウコ。
⑧コイイゼン。
⑨コツイヨシコウ。
⑩ジュウケンシカイソウ。
⑪コフツチジュウイキジソウヤ。
⑫イヰイコヤ。
といふ風に、「暗唱」出来ても、出来なくとも、
中華人民共和国語がしゃべれない以上、本当は漢文が読めないんです・・・。

平成25年10月22日、毛利太。

2013年9月7日土曜日

(文型)

(01)
S+V+O(英語第3文型)
I read a book.
に倣って、
S=主語
V=動詞
O=目的語
とする。
従って、
(02)
我読漢文=I read kanbun.
に於いて、
S=我
V=読
O=漢文
である。とする。
この時、
(03)
我読漢文=I read kanbun.
を、
我読v漢文o=I read kanbun.
と、書くことにする。
従って、
(04)
S=主語
を「省略」すると、
読v漢文o=read kanbun.
然るに、
(05)
二 一
といふ「返り点」を、
2 1
で表すならば、
読2漢文1=漢文を読む。
従って、
(04)(05)により、
(06)
読v漢文o=read kanbun.
読2漢文1=漢文を読む。
従って、
(06)により、
(07)
読v漢文o=読2漢文1
読2漢文1=漢文を読む。
然るに、
(08)
返り点に対する「括弧」の用法』により、
読(漢文)⇒
(漢文)読=
(漢文を)読む=漢文を読む。
従って、
(07)(08)により、
(09)
読v漢文o=読2漢文1
読2漢文1=漢文を読む。
(漢文を)読む=漢文をよむ。
従って、
(08)(09)により、
(10)
① 読v漢文o=読(漢文)
② 読2漢文1=読(漢文)
従って、
(02)(05)(10)により、
(11)
① 読v漢文o=読(漢文)
からすれば、
① 読(漢文)
といふ「括弧」は、
① 読漢文=V+O=動詞+目的語
といふ、「漢文の文型(シンタックス)」を表してゐて、
② 読2漢文1=読(漢文)
からすれば、
② 読(漢文)
といふ「括弧」は、
② 二 一
といふ、「返り点」の役割を、果たしてゐる。
(12)
S+V+C(英語第2文型)
He looks young.
に倣って、
S=主語
V=動詞
C=補語
とする。
従って、
(13)
如雪=雪の如し。
に於いて、
如=V
雪=C
であるとする。
従って、
(14)
読漢文=V+O 
を、
読v漢文o
と書いたやうに、
如雪=V+C
を、
如v雪c
と書くことにより、
雪c
といふ「名詞」が、
如v
といふ「動詞」の「補語」である。といふことを、示すことが、出来る。
従って、
(15)
如v〔揮快刀断乱麻〕c
と書くことにより、
〔揮快刀断乱麻〕c
といふ「節(?)」が、
如v
といふ「動詞」の「補語」である。といふことを、示すことが、出来る。
従って、
(14)(15)により、
(16)
如v〔揮v快刀o断v乱麻o〕c
と書くことにより、
〔揮快刀断乱麻〕c
といふ、「補語」の中に、
揮v快刀o=V+O
断v乱麻o=V+O
といふ、二つの「文型」が含まれてゐることを、示すことが、出来る。
然るに、
(16)により、
(17)
如〔揮(快刀)断(乱麻)〕=如v〔揮v快刀o断v乱麻o〕c
と、することが、出来る。
従って、
(16)(17)により、
(18)
如〔揮(快刀)断(乱麻)〕
といふ「括弧」は、
如v〔揮v快刀o断v乱麻o〕c
といふ「漢文の文型(シンタックス)」を表してゐる。と、みなすことが、出来る。
然るに、
(19)
『返り点に対する「括弧」の用法』により、
如〔揮(快刀)断(乱麻)〕⇒
〔(快刀)揮(乱麻)断〕如=
〔(快刀を)揮って(乱麻を)断つが〕如し。
従って、
(17)(19)により、
(20)
① 如〔揮(快刀)断(乱麻)〕=如v〔揮v快刀o断v乱麻o〕c
② 如〔揮(快刀)断(乱麻)〕=快刀を揮って乱麻を断つが如し。
従って、
(21)
① 如〔揮(快刀)断(乱麻)〕=如v〔揮v快刀o断v乱麻o〕c
からすれば、
① 如〔揮(快刀)断(乱麻)〕
といふ、「括弧」は、
① 如v〔揮v快刀o断v乱麻o〕c
といふ、「漢文の文型(シンタックス)」を表してゐて、
② 如〔揮(快刀)断(乱麻)〕=快刀を揮って乱麻を断つが如し。
からすれば、
② 如〔揮(快刀)断(乱麻)〕
といふ、「括弧」は、
② 下 二 一 中 上
といふ、「返り点」の役割を、果たしてゐる。
従って、
(11)(21)により、
(22)
『返り点に対する「括弧」』は、『単なる「返り点」の代用』ではない。
(23)
S+V(英語第1文型)
Time flies.
(24)
時飛
であることにより、
時(飛)
ではない。といふことを、表してゐる。
従って、
(25)
時=名詞
飛=動詞
であるならば、
時飛 
は、
S+V(英語第1文型) 
である。 平成25年07月12日、毛利太。

2013年5月23日木曜日

英文訓読(東京府立第一中學校、英作文講義)

(01)
①明日は
②天気に
③なる
④であろう
の「順番」を、「降べきの順」に並び替えると、
④であろう
③なる
②天気に
①明日は
然るに、
(02)
④であろう=will
③なる=be
②天気に=fine
①明日は=tomorrow
従って、
(01)(02)により、
(03)
①明日は②天気に③なる④であろう。=
④will③be②fine①tomorrow.
従って、
(04)
It を加へえると、
①明日は②天気に③なる④であろう。=
It④will③be②fine①tomorrow.
従って、
(05)
(04)から、①~④ を除くと、
明日は天気になるであろう。=
It will be fine tomorrow.
従って、
(06)
It を除くと、
①明日は②天気に③なる④であろう。
という「日本語の語順」と、
④will③be②fine①tomorrow.
という「英語の語順」は、「正反対」である。
(07)
①You 
に続けて、
②must
③study
④English
⑤much harder
⑥to become
⑦a good American
⑧like 
⑨your father
⑩in the future.
の「順番」を、「降べきの順」に並び替えると、
①You
⑩in the future.
⑨your father
⑧like 
⑦a good American
⑥to become
⑤much harder
④English
③study
②must
然るに、
(08)
①You=あなたは
⑩in the future=将来
⑨your father=あなたの父親
⑧like=のような 
⑦an good American=立派なアメリカ人に
⑥to become=なるために
⑤much harder=もっと一生懸命
④English=英語を
③study=勉強
②must=しなければならない。
従って、
(07)(08)により、
(09)
①You②must③study④English⑤much harder⑥to become⑦a good American⑧like⑨your father⑩in the future.=
①あなたは⑩将来⑨あなたの父親⑧のような⑦立派なアメリカ人に⑥なるために⑤もっと一生懸命④英語を③勉強②しなければならない。
従って、
(10)
(09)から、①~⑩を除くと、
You must study English much harder to become a good American like your father in the future.=
あなたは将来あなたの父親のような立派なアメリカ人になるためにもっと一生懸命英語を勉強しなければならない。
従って、
(11)
①You=①あなたは
の「順番」を除き、
⑩in the future=将来
⑦an good American=立派なアメリカ人に
という風に「数える」と、
①You②must③study④English⑤much harder⑥to become⑦a good American⑧like⑨your father⑩in the future.
という「英語の語順」と、
①あなたは⑩将来⑨あなたの父親⑧のような⑦立派なアメリカ人に⑥なるために⑤もっと一生懸命④英語を③勉強②しなければならない。
という「日本語の語順」は、「正反対」である。
然るに、
(12)
①⑩{⑨[⑧〔⑦(⑥{⑤[④〔③(②)〕] })〕]}⇒
①{[〔({ [〔(②)③〕④] ⑤}⑥)⑦〕⑧]⑨}⑩
従って、
(09)~(12)により、
(13)
①You②must③study④English⑤much harder⑥to become⑦a good American⑧like⑨your father⑩in the future.
という「英語の語順」は、
①⑩{⑨[⑧〔⑦(⑥{⑤[④〔③(②)〕]})〕]}⇒
①{[〔({ [〔(②)③〕④]⑤}⑥)⑦〕⑧]⑨}⑩
という「括弧」を用いて、
①あなたは⑩将来⑨あなたの父親⑧のような⑦立派なアメリカ人に⑥なるために⑤もっと一生懸命④英語を③勉強②しなければならない。
という「日本語の語順」に、「変換」することが、出来る。
(14)
①It
②is
③true
④that
⑤one
⑥of every three
⑦Japanese Americans
⑧does not
⑨speak
⑩Japanese
⑪at all.
然るに、
(15)
⑦Japanese Americans=日系アメリカ人の
⑥of every three=三人に付き
⑤one=一人は
⑪at all=全く
⑩Japanese=日本語を
⑨speak=話すことが
⑧does not=ない
④that=ということは
③true=本当で
②is=ある。
然るに、
(16)
①It
②(③〈④{⑤〔⑥(⑦)〕⑧[⑨〔⑩(⑪)〕]}〉)⇒
(〈{〔(⑦)⑥〕⑤[〔(⑪)⑩〕⑨]⑧}④〉③)②
従って、
(14)~(16)により、
(17)
①It②is③true④that⑤one⑥of every three⑦Japanese Americans⑧does not⑨speak⑩Japanese⑪at all.
という「英語の語順」は、
①It
②(③〈④{⑤〔⑥(⑦)〕⑧[⑨〔⑩(⑪)〕]}〉)⇒
(〈{〔(⑦)⑥〕⑤[〔(⑪)⑩〕⑨]⑧}④〉③)②
という「括弧」を用いて、
⑦日系アメリカ人の⑥三人に付き⑤一人は⑪全く⑩日本語を⑨話すことが⑧ない④ということは③本当で②ある。
という「日本語の語順」に、「変換」することが、出来るし、いうまでもなく、
①明日は②天気に③なる④であろう。⇒
It④will③be②fine①tomorrow.
の場合も、「括弧」を用いて、「日本語の語順」を、「英語の語順」に、「変換」することが、出来る。
然るに、
(18)
(〈{〔(⑦)⑥〕⑤[〔(⑪)⑩〕⑨]⑧}④〉③)②
の場合は、
⑦ ⑥ ⑤ + ⑪ ⑩ ⑨ ⑧ + ④ ③ ②
であるものの、
⑦>⑥>⑤       は、「左上がり」であり、
⑪>⑩>⑨>⑧  は、「左上がり」であり、
④>③>②       は、「左上がり」である。
従って、
(19)
②<③<④       は、「右上がり」であり、
⑤<⑥<⑦       は、「右上がり」であり、
⑧<⑨<⑩<⑪ は、「右上がり」である。
然るに、
(20)
日本語は「左方分枝構造」であり、英語は「右方分枝構造」を特色としている(小松達也、通訳の英語 日本語、2003年、98頁)。
従って、
(14)~(20)により、
(21)
①It②is③true④that⑤one⑥of every three⑦Japanese Americans⑧does not⑨speak⑩Japanese⑪at all.
という「英語」を、
⑦日系アメリカ人の⑥三人に付き⑤一人は⑪全く⑩日本語を⑨話すことが⑧ない④ということは③本当で②ある。
という「日本語」に翻訳する。ということは、
①<②<③<④<⑤<⑥<⑦<⑧<⑨<⑩<⑪
という、「右方分枝構造」を、
⑦>⑥>⑤ + ⑪>⑩>⑨>⑧ + ④>③>②
という、三つの、「左方分枝構造」に、置き換えている。ということに、他ならない。
従って、
(13)(21)により、
(22)
①You②must③study④English⑤much harder⑥to become⑦a good American⑧like⑨your father⑩in the future.
という「英語」を、
①あなたは
⑩将来⑨あなたの父親⑧のような⑦立派なアメリカ人に⑥なるために⑤もっと一生懸命④英語を③勉強②しなければならない。
という「日本語」に翻訳する。ということは、
①<②<③<④<⑤<⑥<⑦<⑧<⑨<⑩
という、「右方分枝構造」を、
①<
⑩>⑨>⑧>⑦>⑥>⑤>④>③>②
という、二つの、「左方分枝構造」に、置き換えている。ということに、他ならない。
然るに、
(23)
『返り点に対する「括弧」の用法3(HP)。www9.ocn.ne.jp/~kannbunn/』で詳しく説明した通り、
①Who②are③you⇒
③あなたは①誰②である。
という「変換」は、「括弧」を用いて、「変換」できない。
従って、
(01)~(23)により、
(24)
①Who②are③you ⇒ ③あなたは①誰②である。
のような「WH移動」を「例外」とすれば、
「括弧」を用いて、「英語(日本語)の語順」を、「日本語(英語)の語順」に「変換」することは、多くの場合に、それは可能である。と、予測される。
平成25年07月07日
― 梅村藷講述、英文法講義(大日本國民中学會)―
(01)
いくつかの「英文」に「括弧」を加えてみて分ることは、とにかく、「漢文」とは様子が異なるということである。
それならば、
(02)「英文」と「漢文」は、どの様に、どの程度、異なるのであろうか。
というわけで、
(03)
取り合えず、中学英語に、「括弧」を付けてみようと、考えたのであるが、そのように思っていた時に、「戦前(大正時代?)の教科書」が有ったことを、思い出した。
そのため、
(04)
今とは異なり、「英語」とともに「漢文」が主要科目であった時代の、「英文法講義、東京府立第一中學校(現日比谷高校)」の中の、「英作文講義」で取り上げられている「英文」に、「括弧」を付けさせて貰うことにした。
その際、
(05)
①「括弧」の付いた「英文」。
②「語順」を「変換」した後の、「括弧」の付いた「英文」。
③「括弧」を付けたままの「和文」。
④「返り点」⇒「レ点」を除いた場合。
⑤「返り点」⇒「レ点」を除かない場合。
とするものの、
①に関して、「前置詞」に続く一語は、「括弧」で括らない。
①に関して、「go to bed」のような、「熟語」は、「一語」と見なす。
③に関して、「直訳」を旨としたいので、必ずしも著者の「和文」は用いない。
(06)
① Summer is(hot),and winter is(cold).
② Summer(hot)is,and winter(cold)is.
③ 夏は(暑く)ある。そして、冬は(寒く)ある。
④ 二 一、二 一。
⑤ レ、       レ。
(07)
① My father reads〔news paper(every morning)〕.
② My father〔(every morning)news paper〕reads.
③ 私の父は〔(毎朝)新聞を〕讀む。
④ 三 二 一。
(08)
① He learns〔English(for tow years)〕.
② He 〔(for tow years)English〕learns.:
③ 彼は〔(二年間)英語を〕學ぶ。
④ 三 二 一。
(09)
① The water(of this river)runs(fast).
② (of this river)The water(fast)runs.
③ (此川の)水は(速やかに)流る。
④ 二 一 二 一。
⑤ 二 一 レ。
(10)
① She goes〔to church(every Sunday)〕.
② She 〔(every Sunday)to church〕goes.
③ 彼女は〔(毎日曜日に)敎會に〕行く。
④ 三 二 一。
(11)
① In summer there are[many persons〔climb(mountains)〕].
② In summer there[〔(mountains)climb〕many persons]are.
③ 夏季には、そこに[〔(山に)登る〕多くの人が]ゐる。
④ 四 三 ニ 一。
(12)
① My younger brother swims〔two or three miles(easily)〕.
② My younger brother〔(easily)two or three miles〕swims.
③ 私の弟は〔(平氣で)二三哩〕泳ぐ.
④ 三 ニ 一。
⑤ 二 一レ。
〔別解〕
① My brother makes nothing of〔swimming(two or three miles)〕.
② My brother〔(two or three miles)swimming〕makes nothing of.
③ 私兄弟は〔(二三哩)泳ぐことを〕物ともしない。
④ 三 ニ 一。
⑤ レ 二 一。
(13)
① In〔what part(of Tokyo)〕do(you live)?
② 〔(of Tokyo)what part〕In(you live)do?
③ 〔(東京の)どの邉〕に(あなたはお住まいです)か。
④ 三 二 一 二 一。
(14)
① The top(of Mt.Fuji)is[covered〔with snow(all year round)〕].
② (of Fuji)The top[〔(all year round)with snow〕covered]is.
③ (富士山の)頂上は[〔(一年中)雪が〕積もつて]ゐる。
④ 二 一 四 三 二 一。
⑤ 二 一 レ 三 二 一。
(15)
① His grandfather gets up〔at five(in the morning)〕,and goes to bed〔at eight(in the e
vening)〕.
② His grandfather〔(in the morning)at five〕gets up,and 〔(in the evening)at eight〕goes
 to bed.
③ 彼の祖父は〔(朝の)五時に〕起きて、〔(晩の)八時に〕寝る。
④ 三 二 一、 三 ニ 一。
(16)
① What(is〔your father)〕doing)?
② (〔your father)What〕doing)is?
③ (〔君のお父さんは)何を〕して)ゐるか。 
は、「WH移動」であるが、少なくとも、このやうな「WH移動」に、正しく、「括弧」を付けることは、出来ない。
(17)
① Three cavalry are〔ridinng(their horses)〕.
② Three cavalry〔(their horses)ridinng〕are.
③ 三人の騎兵が〔(馬を)馳せて〕ゐる。
④ 三 ニ 一。
⑤ レ ニ 一。
(18)
① That old man is〔taking walk(in the garden)〕.
② That old man 〔(in the garden)taking walk〕is.
③ あの老人は〔(庭を)散歩して〕ゐる。
④ 三 ニ 一。
⑤ レ ニ 一。
(19)
① A baby is〔sleeping(in a hammock)〕.
② A baby〔(in a hammock)sleeping〕is.
③ 赤兒〔(ハンモックの中で)眠つて〕ゐる。
④ 三 ニ 一。
⑤ レ ニ 一。
(20)
① A beggar is[eating〔something(by the roadside)〕].
② A beggar[〔(by the roadside)something〕eating]is.
③ 乞食が[〔(道の側で)何かを〕食べて]ゐる。
④ 四 三 ニ 一。
⑤ レ レ 二 一。
(21)
① Two aeroplanes are〔flying off(at full speed)〕.
② Two aeroplanes〔(at full speed)flying off〕are.
③ 二臺の飛行機が〔(フルスピードで)飛んでいきつつ〕ある。
④ 三 ニ 一。
(22)
①Dr.Ito is{travelling[through〔Manchuria and Korea(at present)〕]}.
②Dr.Ito{[〔(at present)Manchuria and Korea〕through]travelling}is.
③伊藤博士は{[〔(目下)満州朝鮮〕地方を]旅行して}ゐる.
④ 四 三 ニ 一。
⑤ レ 三 二 一。
(23)
① It is said that(Mr.S. is{writing[a novel〔at some hotel(in hakone)〕]}).
② (Mr.S.{[〔(in hakone)at some hotel〕a novel]writing}is)It is said that.
③ (S氏は{[〔(箱根の)或るホテルで〕小説を]書いて}ゐる)さうです。
④ 六 五 四 三 ニ 一。
⑤ レ 五 四 三 二 一。
〔別解〕
① MR.S. is〔said(to be{writing[a novel〔in certain hotel(of hakone)〕]})〕.
② MR.S.〔({[〔(of hakone)in certain hotel〕a novel]writing}to be)said〕is.
③ S氏は〔({[〔(箱根の)あるホテルで〕小説を]書いてゐる}とふことが)言は〕れてゐる。
④ 七 六 五 四 三 ニ 一。
⑤ レ 二 一レ 四 三 ニ 一。
(24)
① My uncle(in London)is[studying〔labour problems(there)〕].
② (in London)My uncle[〔(there)labour problems〕studying]is.
③ (倫敦にゐる)私の叔父は[〔(彼の地で)労働問題を〕研究して]ゐる。
④ 二 一 四 三 ニ 一。
⑤ 二 一 レ 二 一レ。
(25)
① About a company of soldiers are[taking〔rest(in the wood)〕].
② About a company of soldiers [〔(in the wood)rest〕taking]are.
③ 約一個中隊の兵士が[〔(森の中で)休憩を〕取って]ゐる。
④ 四 三 ニ 一。
⑤ レ レ 二 一。
(26)
① I wrote〔three letters(this morning)〕.
② I〔(this morning)three letters〕wrote.
③ 私は〔(今朝)三本の手紙を〕書いた。
④ 三 ニ 一。
(27)
① He left〔San Francisco(last Wednesday)〕and arrived[at New York〔on Tuesday(of this w
eek)〕].
② He〔(last Wednesday)San Francisco〕left and [〔(of this week)on Tuesday〕at New York]a
rrived.
③ 彼は〔(先週の水曜日に)桑港〕を出発して [〔(今週の)火曜日に〕紐育に]到着した。
④ 三 ニ 一、 四 三 ニ 一。
(28)
① There was[a storm〔here(yesterday)〕],and some houses were(blown down).
② [〔(yesterday)here〕a storm]There was,and some houses(blown down)were.
③ [〔(昨日)當地に〕暴風雨が]そこに有り、そして、数件の家が(吹き倒さ)れた。
③ [〔(昨日)當地に〕暴風雨が]有り、数件の家が(吹き倒さ)れた。
④ 四 三 ニ 一、二 一。
⑤ 二 一レ レ、二 一。
(29)
① Where(did〔you) put(my fountain pen)〕? I put(it on the desk).
② (〔you)Where (my fountain pen)put〕did? I (it on the desk)put.
③ (〔あなたは)何処に(私の万年筆を)おきまし〕たか? わたしは(それを、机の上に)置きました。
④ WH移動であるため、正しく、「括弧」を付けることが出来ない。
(30)
① That young man was{given[the first prize〔in marathon race(several time)〕]}.
② That young man{[〔( several time)in marathon race〕the first prize]given}was.
③ 彼の靑年は{[〔(度々)マラソン競争で〕一等賞を]與へら}れた。
④ 五 四 三 ニ 一。
⑤ レ 四 三 二 一。
(31)
① He thought[that〔he was(in the wrong way)〕].
② He[〔he(in the wrong way)was〕that]thought.
③ 彼は[〔彼が(間違った道に)ゐた〕といふ風に]思つた。
④ 四 三 ニ 一。
⑤ レ 三 二 一。
(32)
① The ship met(with heavy storm),and one(of the masts) was(broken).
② The ship(with heavy storm)met,and (of the masts)one(broken)was.
③ 其の船は(非常な暴風雨に)遭遇し、そして(マストの)一本が(折ら)れた。
④ ニ 一 二 一 ニ 一。
⑤ 二 一 二 一 レ。
(33)
① I did(it with good care),and yet I faied.
② I(it with good care)did,and yet I faied.
③ 私は(それを、十分に注意して)行った、だが、それでも、失敗しました。
④ ニ 一
(34)
① The singing(of a lark)was〔heard(in the distance)〕.
② (of a lark)The singing〔(in the distance)heard〕was.
③ (雲雀が)鳴くのが、〔(遠くで)聴え〕た。
④ ニ 一 三 ニ 一。
⑤ 二 一 レ 二 一。
〔別解〕
① We heard〔a lark singing(in the distance)〕.
② We〔a lark (in the distance)singing〕heard.
③ 我々は〔雲雀が(遠くで)啼いているのを〕聞いた。
④ 三 ニ 一。
(35)
① The air-ship took(fire)and fell〔into(the sea)〕.
② The air-ship(fire)took and 〔(the sea)into〕fell.
③ 飛行船は(火を)発して、〔(海中)へ〕墜落した。
④ ニ 一、三 ニ 一。
⑤ レ、 レ 二 一。
(36)
① He drank[all〔the water(in the kettle)〕].
② He[〔(in the kettle)the water〕all]drank.
③ 彼は[〔(鉄瓶の)水を〕全て]飲んだ。
④ 四 三 ニ 一
(37)
① My father travelled{in India[when〔he was(young)〕].
② My father{[〔he(young)was〕when]in India}travelled.
③ 私の父は{[〔彼が(若かつ)た〕時分に]印度を}旅行した。
④ 五 四 三 ニ 一
⑤ 四 三 二 一レ
(38)
① The students put out(the light)and went(to bed).
② The students(the light)put out and (to bed)went.
③ 生徒たちは(燈光を)消して、(床に)就いた。
④ ニ 一、二 一。
(39)
① No(one supposed{that[such a man〔as(he)〕become(so great)]}).
② (one{[such〔(he)as〕a man(so great)become]that}supposed)No.
③ (誰も{[あのやうな〔(彼の)如き〕男が(あれ程偉く)成る]といふ風には}思は)なかった。
④ 丁 丙 三 ニ 一 乙 甲。
⑤ 丁 丙   レ レ   乙  甲。
〔別解〕
① No‐one‐supposed{that[such a man〔as(he)〕become(so great)]}.
② {[such 〔(he)as〕a man(so great)become]that}No‐one‐supposed.
③ {[あのやうな〔(彼の)如き〕男が(あれ程偉く)成る]といふ風には}誰も思わなかった。
④ 下 三 ニ 一 中 上。
⑤ 下 ニ 一レ  中 上。
(40)
① It is{said[that〔his submarine boat sank(about thirty vesels)〕]}.
② It{[〔his submarine boat (about thirty vesels)sank〕that]said}is.
③ It{[〔彼の潜航艇は(約三十隻の船舶を)撃沈した〕という風に]言われて}ゐる。
④ 五 四 三 ニ 一。
⑤ レ レ 三 二 一。
(41)
① I dreamed(a funny dream last nighit).
② I(a funny dream last nighit)dreamed.
③ 私は(面白い夢を昨晩)見た。
④ ニ 一。
cf.
① I dreamed〔a dream(last nighit)〕.
② I〔(last nighit)a dream〕dreamed.
③ 私は〔(昨晩)夢を〕見た。
④ 三 ニ 一。
⑤ レ ニ 一。
(42)
① Got up〔early(this mornig)〕. Gave〔water(to the plants)〕. Took(a cold-bath).
② 〔(this mornig)early〕Got up. 〔(to the plants)water〕Gave. (a cold-bath)Took.
④ 〔(今朝)早く〕起き、〔(植木に)水を〕やって、(冷水を)浴した。

(43)
① When〔I called on(him)〕he was〔writing(a letter)〕.
② 〔I(him)called on〕When  he 〔(a letter)writing〕was.
③ 〔私が(彼を)訪問した〕時  彼は〔(手紙を)書いて〕ゐた。
④ 三 ニ 一 ニ 一。
⑤ ニ 一レ レ レ。
(44)
①When〔he went(to the harbour)〕,the ship was〔just leaving(the pier)〕.
②〔he(to the harbour)went〕When,the ship〔just(the pier)leaving〕was.
③〔彼が(港に)行った〕時、船は〔丁度(桟橋を)離れて行って〕ゐた。


(45)
① Famers were〔working(in the field)〕, and children were〔swimming(in the brook)〕.
② Famers 〔(in the field)working〕were, and children 〔(in the brook)swimming〕.
③ 農夫等は 〔(田畑で)働いて〕ゐた。そして子供らは〔(小川で)泳いで〕ゐた。
④ 三 ニ 一。 三 ニ 一。
⑤ レ ニ 一。 レ ニ 一。
(46)
① By〔the fire(of our artillery)〕 the enemy was〔beginning(to retreat)〕.
② 〔(of our artillery)the fire〕By the enemy 〔(to retreat)beginning〕was.
③ 〔(我々の砲)火〕により敵は〔(退却を)始めて〕ゐた。
④ 三 ニ 一 三 ニ 一。
⑤ 三 ニ 一 レ ニ 一。
(47)
① The express train was{running[at the speed〔of fifty miles(an hour)〕]}.
② The express train{[〔(an hour)of fifty miles〕at the speed]running}was.
③ 急行列車は{[〔(一時間)五十哩の〕速度で]走って}ゐた。
④ 五 四 三 ニ 一。
⑤  レ 四 三 ニ 一。
(48)
① The sun was〔gradually setting(on the western mountains)〕.
② The sun 〔gradually (on the western mountains)setting〕was.
③ 太陽は〔段々と(西の山々に)沈んで行って〕ゐた。
④ 三 ニ 一。
(49)
① As〔the wind was(blowing)〕the ship couldn’t(start).
②〔the wind (blowing)was〕Asthe ship (start)couldn’t.
③〔風が(吹いて)ゐた〕から船が (出帆することが)出来なかった。
④ 三 ニ 一 ニ 一。
⑤ ニ 一レ  レ。
(50)
① When{I went[to Niigata〔in March(this year)〕]} snow〔was falling(heavily)〕.
②{I[〔(this year)in March〕to Niigata]went}When snow〔(heavily)falling〕was.
③{私が[〔(今年の)三月に〕新潟へ]行った}時、雪が〔(盛んに)降つて〕ゐました。
④ 五 四 三 ニ 一。
(51)
① They were[preairing〔for a trip(to America)〕].
② They [〔(to America)for a trip〕preairing]were.
③ 彼らは[〔(アメリカへ)の旅行を〕準備して]ゐた。
④ 四 三 ニ 一。
⑤ レ 三 ニ 一。
(52)
① When{I went[to the Zoolpgical Garden〔at Ueno(a few days ago)〕]}the tiger was(sleeping).
② {I[〔(a few days ago)at Ueno〕to the Zoolpgical Garden]went}When the tiger(sleeping)
was.
③{私が[〔(一兩日前)上野の〕動物園へ]行った}時 虎は(眠つて)ゐた。
④ 五 四 三 ニ 一 ニ 一。
⑤ 五 四 三 ニ 一 レ。
(53)
① It has〔begun(to rain)〕.Shall{I send[a jinrikisha〔to fetch(him)〕]}?
② It〔(to rain)begun〕has.{I[〔(him)to fetch〕a jinrikisha]send}Shall?
③それ〔(雨が降ることが)始まつ〕た。{私は[〔(彼を)迎へに〕人力車を]送りま}せうか。
④ 三 ニ 一。五 四 三 ニ 一。
⑤ レ ニ 一。レ 三 ニ 一レ
(54)
① Will[you attend〔the meeting(tomorrow)〕]? I mean〔to go(without fail)〕.
② [you 〔tomorrow)the meeting〕attend]Will? I〔(without fail)to go〕 mean.
③ [あなたは〔(明日の)集会に〕出席する]意志が有るか? 私は〔(必ず)行く〕積もりでゐる。
④ 四 三 ニ 一。三 ニ 一。
⑤ 三 ニ 一 レ。三 ニ 一。
(55)
① As{the low atomospheric pressure has[passed〔toward(the Pacific Ocean)〕]},We shall[have〔continual fair weather(for the present)〕].
②{the low atomospheric pressure[〔(the Pacific Ocean)toward〕passed]has}As,We{〔(for the present)continual fair weather〕have}shall.
③{低氣壓が[〔(太平洋)に〕去つ]た}ので、我々は[〔(當分)継続的な好天を〕持つ]でせう。
④ 五 四 三 ニ 一。四 三 ニ 一。
⑤ 五 四 三 ニ 一。レ 三 ニ 一。
(56)
① Though[the great European War has〔come(to an end)〕],
We shall〔have(continual high prices{of commodities[for〔some time(to come)〕]})〕.
②[the great European War 〔(to an end)come〕has]Though,
We〔({[〔(to come)some time〕for]of commodities}continual high prices)have〕shall.
③[欧州大戦は〔(終)結〕した]が、我々は〔({[〔(来たるべき)しばらく〕の間]物品の}継続的高値を)経験する〕でせう。
④ 四 三 ニ 一、  七 六 五 四  三 ニ 一。
⑤ ニ 一レ ニ 一、 レ 三 ニ 一レ 三 ニ 一。
(57)
① I am[going〔to Tokyo station(to see Mr.Tanaka off)〕],and on my way home I shall[buy〔some cakes(at Meidiya’s)〕].
② I[〔(to see Mr.Tanaka off)to Tokyo station〕going]am,and on my way home I [〔(at Meidiya’s)some cakes〕buy]shall.
③ 私は[〔(田中君を見送りに)東京駅へ〕行きつつt]ある、そして帰宅の途中で私は[〔(明治屋の)ケーキを〕買ふで]せう。
④ 四 三 ニ 一、レ 三 ニ 一。

(58)
① The cherry-flowers(at arashiyama)are(now at their best).Shall[I go〔with you(to see them)〕]?
②(at arashiyama)The cherry-flowers(now at their best)are.[I〔(to see them)with you〕go
]Shall?
③(嵐山の)桜の花が(今満開で)ある.[わたしは〔(それらを見るために)あなたと〕行きま]せうか。
④ ニ 一 三 ニ 一。四 三 ニ 一。
― 順次、続きます(H25/05/24)。―
―  I am reading 「〈意味順〉英作文のすすめ」&「これが正しい!英語学習法」&「英文法を知ってますか」: I am looking for the something best to teach me English(H25/08/02)。―