2023年5月30日火曜日

「(もう一つの)パースの法則」について。

(01)
1 (1) ~(P&~Q)→P    A
 2(2)        ~P    A
12(3)~~(P&~Q)      12MTT
12(4)   P&~Q       3DN
12(5)   P          4&E
12(6)   P&~P       25&I
1 (7)       ~~P    26RAA
1 (8)         P    7DN
  (9)(~(P&~Q)→P)→P 18CP
従って、
(01)により、
(02)
① ~(P&~Q)→P
②        ~P
に於いて、
①&② は「矛盾」であるため、「背理法(RAA)」により、
① ならば、② ではない
然るに、
(03)
(ⅰ)
1  (1)~(P&~Q)  A
 2 (2)  P      A
  3(3)    ~Q   A
 23(4)  P&~Q   23&I
123(5)~(P&~Q)&
       (P&~Q)  14&I
12 (6)   ~~Q   35RAA
12 (7)     Q   6DN
1  (8)  P→ Q   27CP
(ⅱ)
1  (1)  P→ Q   A
 2 (2)  P&~Q   A
 2 (3)  P      2&E
12 (4)     Q   13MPP
 2 (5)    ~Q   2&E
12 (6)  Q&~Q   45&I
1  (7)~(P&~Q)  26RAA
従って、
(03)により、
(04)
① ~(P&~Q)
②   P→ Q
に於いて、
①=② である。
従って、
(01)(03)(04)により、
(05)
①(~(P&~Q)→P)→P
②  ((P→ Q)→P)→P
に於いて、
①=② である。
従って、
(02)(05)により、
(06)
②(P→Q)→P
③      ~P
に於いて、
②&③ は「矛盾」であるため、「背理法(RAA)」により、
② ならば、③ ではない
然るに、
(07)
命題計算では、パースの法則は((P→Q)→P)→P のことを言う。
(ウィキペディア)
従って、
(05)(07)により、
(08)
①(~(P&~Q)→P)→P
②  ((P→ Q)→P)→P
③「パースの法則
に於いて、
①=②=③ である。
令和5年5月30日、毛利太。

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