(01)
①=象であって、その上、動物である。
②=象でないが、ただし、動物である。
③=象でないし、その上、動物でない。
とする。
従って、
(01)により、
(02)
(ⅰ) 「象である」ならば、① だけが「真」である。
(ⅱ) 「象でない」ならば、②と③ が「真」である。
(ⅲ)「動物である」ならば、①と② が「真」である。
(ⅳ)「動物でない」ならば、③ だけが「真」である。
従って、
(01)(02)により、
(03)
(ⅰ) 「象である」ならば、「動物である」。
(ⅱ) 「象でない」としても「動物でない」とは、限らない。
(ⅲ)「動物である」としても 「象である」とは、限らない。
(ⅳ)「動物でない」ならば、 「象でない」。
然るに、
(04)
(ⅰ) 「象である」ならば、「動物である」。
(ⅱ) 「象でない」ならば、「動物でない」。
(ⅲ)「動物である」ならば、 「象である」。
(ⅳ)「動物でない」ならば、 「象でない」。
において、
(ⅰ)は、 「順」であり、
(ⅱ)は、 「裏」であり、
(ⅲ)は、 「逆」であり、
(ⅳ)は、「対偶」である。
従って、
(01)~(04)により、
(05)
「順が真」であっても、 「裏は真」であるとは限らないし、
「順が真」であっても、 「逆は真」であるとは限らないが、
「順が真」であるなら、「対偶は真」である。
ということは、
①=象であって、その上、動物であるxが存在し、
②=象でないが、ただし、動物であるyが存在し、
③=象でないし、その上、動物でないzが存在する。
という、そのような「世界」を「想定」している。
という、ことになる。
従って、
(03)(05)により、
(06)
①=徳島であって、その上、四国である県が存在し、
②=徳島でないが、ただし、四国である県が存在し、
③=徳島でないし、その上、四国でない県が存在する。
という、そのような「日本」を「想定」するならば、
(ⅰ)「徳島である」ならば、「四国である」。
(ⅱ)「徳島でない」としても「四国でない」とは、限らない。
(ⅲ)「四国である」としても「徳島である」とは、限らない。
(ⅳ)「四国でない」ならば、「徳島でない」。
という、ことになる。
従って、
(06)により、
(07)
(ⅰ)「徳島である」ならば、「四国である」。
(ⅱ)「徳島でない」としても「四国でない」とは、限らない。
(ⅲ)「四国である」としても「徳島である」とは、限らない。
(ⅳ)「四国でない」ならば、「徳島でない」。
という、ことは、
という「日本国」を「想定」している。
という、ことになる。
然るに、
(08)
「日本の地図」にある通り、
「四国」は、「日本国」という「集合」の、
「真部分集合」である。
従って、
(01)~(08)により、
(09)
「順が真」であっても、 「裏は真」であるとは限らないし、
「順が真」であっても、 「逆は真」であるとは限らないが、
「順が真」であるなら、「対偶は真」である。
ということは、「集合」に関する、「命題」である。
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