―「20:28 2024/02/01」の時点で、この「記事の補足」が、完成してゐるので、明日、アップロードします。―
(01)
① ~P∨P(Pでないか、または、Pである)。
は「排中律」であって、「排中律」は「恒真式(トートロジー)」である。
然るに、
(02)
(ⅰ)
1 (1) ~P∨P A
2 (2) ~P A
2 (3) ~P&~P 22&I
2 (4) ~(P∨P) 3ド・モルガンの法則
2 (5) ~(~P→P) 4含意の定義
2 (6) ~(~P→P)∨ P 5∨I
7(7) P A
7(8) ~(~P→P)∨ P 7∨I
1 (9) ~(~P→P)∨ P 12678∨E
1 (ア)~{(~P→P)&~P} 9ド・モルガンの法則
(ⅱ)
1 (1)~{(~P→P)&~P} A
1 (2) ~(~P→P)∨ P 1ド・モルガンの法則
3 (3) ~(~P→P) A
3 (4) ~(P∨P) 3含意の定義
3 (5) ~P&~P 4ド・モルガンの法則
3 (6) ~P 5&I
3 (7) ~P∨P 6∨I
8(8) P A
8(9) ~P∨P 8∨I
1 (ア) ~P∨P 13789∨E
従って、
(02)により、
(03)
① ~P∨P
② ~{(~P→P)&~P}
に於いて、
①=② である。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① ~P∨P(排中律)
② ~{(~P→P)&~P}
に於いて、
①=② であるが故に、
① は「恒真式(トートロジー)」であって、
② も「恒真式(トートロジー)」である。
然るに、
(04)により、
(05)
① ~P∨P(排中律)
② ~{(~P→P)&~P}
に対する「否定」は、
① ~(~P∨P)
② (~P→P)&~P
である。
然るに、
(06)
(ⅱ)
1(1)(~P→P)&~P A
1(2) ~P→P 1&E
1(3) ~P 1&E
1(4) P 23MPP
1(5) P&~P 34&I
(ⅲ)
1(1) P&~P A
1(2) ~P 1&E
1(3) P 1&E
1(4) ~~P∨P 3∨I
1(5) ~P→P 4含意の定義
1(6)(~P→P)&~P 25&I
従って、
(06)により、
(07)
②(~P→P)&~P
③ P&~P(Pであって、Pでない)。
に於いて、
②=③ であるが、
③ は『矛盾』である。
従って、
(07)により、
(08)
②(~P→P)&~P
③ P&~P
に於いて、すなはち、
②(Pでないならば、Pである)が、Pではない。
③ Pであるが、Pではない。
に於いて、
②=③ であるが故に、
② は『矛盾』であり、
③ も『矛盾』である。
然るに、
(08)により、
(09)
②(~P→P)&~P
③ P& ~P
に於いて、
②=③ である。
といふことは、
②(~P→P)
③ P
②=③ である。
といふことに、「他ならない」。
然るに、
(10)
(ⅱ)
1 (1) ~P→P A
2(2) ~P A
12(3) P 12MPP
12(4) ~P&P 23&
1 (5)~~P 24RAA
1 (6) P 5DN
(ⅲ)
1(1) P A
1(2)~~P 1DN
1(3)~~P∨P 2∨I
1(4) ~P→P 3含意の定義
従って、
(09)(10)により、
(11)
果たして、
② ~P→P
③ P
に於いて、すなはち、
② Pでないならば、Pである。
③ Pである。
に於いて、
②=③ であるが、
② Pでないならば、Pである。
の「対偶」も、
② Pでないならば、Pである。
である。
従って、
(11)により、
(12)
③ Pである。
といふ「言ひ方」が、『矛盾』ではない以上、
② Pでないならば、Pである。
といふ「言ひ方」も、『矛盾』では、決してない。
従って、
(01)~(12)により、
(13)
② Pでないならば、Pである。
といふ「言ひ方」は、
② Pでない。
としたら、『矛盾』するので、『矛盾』を認めないのであれば、
② Pでない。
とは「言へず」に、それ故、
② Pである。
といふ「意味」に、取れないことも、無い。
令和6年2月1日、毛利太。
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