― しばらく、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
よく知られているように、「私が理事長です」は語順を変え、
理事長は、私です。
と直して初めて主辞賓辞が適用されのである。また、かりに大倉氏が、
タゴール記念会は、私が理事です。
と言ったとすれば、これは主辞「タゴール記念会」を品評するという心持ちの文である。
(三上章、日本語の論理、1963年、40・41頁)
然るに、
(02)
① 私は、タゴール記念会の理事長であるが、
② タゴール記念会の理事長は、「一人」だけである。然るに、
③ 倉田氏は私ではない。従って、
④ タゴール記念会ならば、倉田氏は理事長ではない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(03)
① ∀x{T会の会員x→∃y[私y&理事長yx]}
② ∀x{T会の会員x→∃y[理事長yx&∀z(理事長zx→y=z)]}
③ ∃z(倉田z&~私z)
④ ∀x{T会の会員x→∃z(倉田z&~理事長zx)}
といふ「述語論理」は、すなはち、
① すべてのxについて、xがタゴール記念会の会員であるならば、あるyは私であって、私はxの理事長である。
② すべてのxについて、xがタゴール記念会の会員であるならば、あるyはxの理事長であって、すべてのzについて、zがxの理事長であるならば、yはzと「同一」である。
③ あるzは倉田といふが、zは私ではない。
④ すべてのxについて、xがタゴール記念会の会員であるならば、あるzは倉田であって、zはxの理事長ではない。
といふ「述語論理」に、相当する。
然るに、
(04)
1 (1)∀x{T会の会員x→∃y[私y&理事長yx]} A
2 (2)∀x{T会の会員x→∃y[理事長yx&∀z(理事長zx→y=z)]} A
1 (3) T会の会員a→∃y[私y&理事長ya] 1UE
2 (4) T会の会員a→∃y[理事長ya&∀z(理事長za→y=z)] 2UE
5 (5) T会の会員a A
1 5 (6) ∃y[私y&理事長ya] 35MPP
7 (7) 私b&理事長ba A
7 (8) 私b 7&E
25 (9) ∃y[理事長ya&∀z(理事長za→y=z)] 45MPP
ア (ア) 理事長ba&∀z(理事長za→b=z) A
ア (イ) ∀z(理事長za→b=z) ア&E
ア (ウ) 理事長ca→b=c ウUE
エ (エ) ∃z(倉田z&~私z) A
オ (オ) 倉田c&~私c A
オ (カ) 倉田c カ&E
オ (キ) ~私c カ&E
ク(ク) b=c A
オク(ケ) ~私b キク=E
7 オク(コ) ~私b&私b 8ケ&I
7 オ (サ) b≠c クコRAA
7ア オ (シ) ~理事長ca ウサMTT
7ア オ (ス) 倉田c&~理事長ca カシ&I
7ア オ (セ) ∃z(倉田c&~理事長ca) スEI
7アエ (ソ) ∃z(倉田c&~理事長ca) エオセEE
257 エ (タ) ∃z(倉田c&~理事長ca) 9アソEE
125 エ (チ) ∃z(倉田c&~理事長ca) 67タEE
12 エ (ツ) T会の会員a→∃z(倉田c&~理事長ca) 5チCP
12 エ (テ)∀x{T会の会員x→∃z(倉田z&~理事長zx)} ツUI
従って、
(02)(03)(04)により、
(05)
① 私は、タゴール記念会の理事長であるが、
② タゴール記念会の理事長は、「一人」だけである。然るに、
③ 倉田氏は私ではない。従って、
④ タゴール記念会ならば、倉田氏は理事長ではない。
といふ「推論」は、「日本語」として、「妥当」であり、
① ∀x{T会の会員x→∃y[私y&理事長yx]}
② ∀x{T会の会員x→∃y[理事長yx&∀z(理事長zx→y=z)]}
③ ∃z(倉田z&~私z)∴
④ ∀x{T会の会員x→∃z(倉田z&~理事長zx)}
といふ「推論」は、「述語論理」として、「妥当」である。
然るに、
(06)
② ∀x{T会の会員x→∃y[理事長yx&∀z(理事長zx→y=z)]}
といふ「1行」を除いた、
① ∀x{T会の会員x→∃y[私y&理事長yx]}
③ ∃z(倉田z&~私z)∴
④ ∀x{T会の会員x→∃z(倉田z&~理事長zx)}
といふ「論証(Argument)」は、「述語論理」としては、固より、「証明不能」である。
従って、
(05)(06)により、
(07)
① 私は、タゴール記念会の理事長であるが、
③ 倉田氏は私ではない。従って、
④ タゴール記念会ならば、倉田氏は理事長ではない。
といふ「論証(Argument)」が、「日本語」として、「妥当」であるならば、その場合は、
② タゴール記念会の理事長は、「一人」だけである。
といふことが、「暗黙の前提」になってゐる。
従って、
(06)(07)により、
(08)
① タゴール記念会は、私が理事です。然るに、
③ 倉田氏は私ではない。従って、
④ タゴール記念会ならば、倉田氏は理事長ではない。
といふ「推論」が、「日本語」として、「妥当」であるならば、その場合は、
② タゴール記念会の理事長は、「一人」だけである。⇔
② ∀x{T会の会員x→∃y[理事長yx&∀z(理事長zx→y=z)]}⇔
② すべてのxについて、xがタゴール記念会の会員であるならば、あるyはxの理事長であって、すべてのzについて、zがxの理事長であるならば、yはzと「同一」である。
といふことが、「暗黙の前提」になってゐる。
従って、
(08)により、
(09)
① タゴール記念会は、私が理事です。
といふ「日本語」は、
① タゴール記念会は、一人、私だけが理事です。
といふ、「意味」になる。
従って、
(01)(09)により、
(10)
① タゴール記念会は、私が理事です。
① タゴール記念会の理事長は私です。
といふ「日本語」は、
① ∀x{T会の会員x→∃y[私y&理事長yx&∀z(理事長zx→y=z)]}⇔
① すべてのxについて、xがタゴール記念会の会員であるならば、あるyは私であって、yはxの理事長であって、すべてのzについて、zがxの理事長であるならば、yはzと「同一」である。
といふ、「意味」になる。
従って、
(10)により、
(11)
① 私が理事です。
① 理事長は私です。
といふ「日本語」は、
① 私は理事長であり、私以外は理事長ではない。
といふ、「意味」になる。
従って、
(12)
三上章先生は、まず最初に、
① 私は理事長であり、私以外は理事長ではない。
といふ「意味」である所の、
① 私が理事です。
① 理事長は私です。
といふ「日本語の文法」を論じるべきである。
然るに、
(13)
「三上章、象は鼻が長い、1960年」、「三上章、日本語の論理、1963年」等を読む限り、三上章先生は、
AはBである=AはBである。
AがBである=AはBであり、A以外はBではない。
といふことには、気付いてゐないし、仮に、気付いてゐたとしても、重視は、してゐない。
(14)
助詞「は」の代行の性質とは、たとえば、「大根は葉を捨てます」(料理番組)の場合、この「は」は「大根の葉」の「の」の代わり(代行)であるという考え方です。これによって、「象は鼻が長い」も「象の鼻が長いこと」の意味であり、「この本は父が買ってくれた」も「この本を父が買ってくれた」の意味であるという、簡単な説明ができるようになるのです。そして、なぜ代行するのかといいうと、それは、文の《題目》を示すためであるというふうに話が進行し、日本語には主語がなく、《題目》を中核とした言語であるという著者の主張が展開されていきます。日本語の「は」の性格を初めて明確化した著書として、この本は現在の学界でも広く知られています(象は鼻が長い - 青山学院大学 文学部)。
(15)
1 (1)∀x{大根x→∃y(葉yx)&∃z(あなたz&捨zy)} A
2 (2)∃z(あなたz&~捨zy) A
1 (3) 大根a→∃y(葉ya)&∃z(あなたz&捨zy) 1UE
4 (4) 大根a A
1 4 (5) ∃y(葉ya)&∃z(あなたz&捨zy) 34MPP
1 4 (6) ∃z(あなたz&捨zy) 5&E
7 (7) あなたc&捨cy A
7 (8) 捨cy 7&E
9(9) あなたc&~捨cy A
9(ア) ~捨cy 9&E
79(イ) ~捨cy&捨cy 8ア&I
2 7 (ウ) ~捨cy&捨cy 29イEE
124 (エ) ~捨cy&捨cy 67ウEE
12 (オ) ~大根a 4エRAA
12 (カ)∃x~大根x オEI
12 (〃)あるxは大根でない。 オEI
従って、
(15)により、
(16)
(1)あなたは、大根の葉を捨てます。 然るに、
(2)あなたは、その葉を、捨てない。 従って、
(カ)あるxは、大根ではない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(14)(15)(16)により、
(17)
① 大根は葉を捨てます。⇔
① ∀x{大根x→∃y(葉yx)&∃z(あなたz&捨zy)}⇔
① すべてのxについて、xが大根であるならば、あるyはxの葉であって、あるzはあなたであって、zはyを捨てます。
といふ「意味」である。
といふことこそが、「大事」なのであって、『この「は」は「大根の葉」の「の」の代わり(代行)であるという考え方です。』といふことは、どうでも良いと、考へます。
令和元年12月15日、毛利太。
2019年12月15日日曜日
「象が鼻は長い」の「述語論理」。
― しばらく、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
① 象は鼻は長い。
② 兎は耳は長い。
といふのであれば、
①「象の鼻以外」については、何も言ってはゐない。
②「兎の耳以外」については、何も言ってはゐない。
従って、
(01)により、
(02)
① 象は鼻は長い。
② 兎は耳は長い。
といふのであれば、
① 象は、鼻だけでなく、耳も長い。のかも知れないし、
② 兎は、耳だけでなく、鼻も長い。のかも知れない。
然るに、
(03)
① 象は、鼻だけでなく、耳も長い。のかも知れないし、
② 兎は、耳だけでなく、鼻も長い。のかも知れない。
といふのであれば、
① 象は、鼻と耳が長い。のかも知れないし、
② 象も、鼻と耳が長い。のかも知れない。
然るに、
(04)
① 象は、鼻と耳が長い。のかも知れないし、
② 象も、鼻と耳が長い。のかも知れない。
といふのであれば、
① 象は鼻は長い(が、耳も長い?)。然るに、
② 兎は耳は長い(が、鼻も長い?)。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」ではない。
然るに、
(05)
① 象は鼻は長い。然るに、
② 兎は耳は長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」ではなく、
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(01)~(05)により、
(06)
① 象は鼻が長い。
② 兎は耳が長い。
といふのであれば、
①「象の鼻以外は、長くない。」と言ってゐて、
②「兎の耳以外は、長くない。」と言ってゐる。
従って、
(06)により、
(07)
① 象は鼻が長い。
② 兎は耳が長い。
ではなく、
① 象が鼻は長い。
② 兎が耳は長い。
といふのであれば、
①「象以外は、鼻は長くない。」と言ってゐて、
②「兎以外は、耳は長くない。」と言ってゐる。
従って、
(07)により、
(08)
① 象が鼻は長い。
② 兎が耳は長い。
といふのであれば、
①「象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない」と言ってゐて、
②「兎は、耳は長く、兎以外は、耳は長くない」と言ってゐる。
然るに、
(09)
① 象以外は、鼻は長くない。⇔
① ∀x{~象x→~∃y(鼻yx&長y)}⇔
① すべてのxについて、xが象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
然るに、
(10)
「対偶(Contraposition)」は「等しい」が故に、
① 象以外は、鼻は長くない。⇔
① ∀x{~象x→~∃y(鼻yx&長y)}⇔
① すべてのxについて、xが象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
といふ「命題」は、
② 鼻が長いならば、象である。⇔
② ∀x{∃y(鼻yx&長y)→象x}⇔
② すべてのxについて、あるyがxの鼻であって、yが長いならば、xは象である。
といふ「命題」に「等しい」。
然るに、
(11)
③ 象は鼻は長い。⇔
③ ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)}⇔
③ すべてのxについて、xが象でないならば、あるyはxの鼻であって、yは長い。
従って、
(10)(11)により、
(12)
① 象は鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。
② 象は鼻は長く、鼻が長いならば象である。
に於いて、すなはち、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃y(鼻yx&長y)→象x}
に於いて、
①=② である。
然るに、
(13)
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃y(鼻yx&長y)→象x}
といふ「論理式」は、「省略記号(Abbreviation)」を用ひて、
③ ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)}⇔
③ すべてのxについて、xが象でないならば、そのときに限って、あるyはxの鼻であって、yは長い。
といふ風に、書くことが、出来る。
従って、
(12)(13)により、
(14)
「番号」を付け直すと、
① ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃y(鼻yx&長y)→象x}
③ ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて、xが象であるならば、そのときに限って、あるyはxの鼻であって、yは長い。
② すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、あるyがxの鼻であって、yが長いならば、xは象である。
③ すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、xは象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
に於いて、
①=②=③ である。
然るに、
(15)
③ ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}。
③ すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、xは象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
といふことは、
① 象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。
といふ、ことである。
従って、
(08)(14)(15)により、
(16)
① 象が鼻は長い。⇔
① 象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。⇔
① ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)} ⇔
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
① すべてのxについて、xが象でないならば、そのときに限って、あるyはxの鼻であって、yは長い。⇔
① すべてのxについて、xが象でないならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、あるyがxの鼻であって、yが長いならば、xは象である。
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(17)
① すべてのxがFである。といふことはない。
といふことは、
② あるxはFでない(Fでないxが存在する)。
といふ、ことである。
cf.
(ⅱ)
1 (1) ~∀xFx A
2 (2) ~∃x~Fx A
3(3) ~Fa A
3(4) ∃x~Fx 3EI
23(5) ~∃x~Fx&∃x~Fx 24&I
2 (6) ~~Fa 35RAA
2 (7) Fa 6DN
2 (8) ∀xFx 6UI
12 (9) ~∀xFx&∀xFx 17&I
1 (ア)~~∃x~Fx 29RAA
1 (イ) ∃x~Fx アDN
すべてのxがFであるわけではない。├ あるxはFでない。
(ⅱ)
1 (1) ∃x~Fx A
2 (2) ~Fa A
3(3) ∀xFx A
3(4) Fa 3UE
23(5)~Fa&Fa 24&I
2 (6) ~∀xFx 35RAA
1 (7) ~∀xFx 126EE
あるxはFでない。├ すべてのxがFであるわけではない。
従って、
(16)(17)により、
(18)
「量化子の関係」により、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
① の「否定」は、② であり、
② の「否定」は、① である。
然るに、
(19)
(ⅱ)
1 (1)∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)& ~象x→~∃y(鼻yx&長y)} A
2 (2) ~{象a→∃y(鼻ya&長y)& ~象a→~∃y(鼻ya&長y)} A
2 (3)~[象a→∃y(鼻ya&長y)]∨~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 2ド・モルガンの法則
2 (4) [象a→∃y(鼻ya&長y)]→~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 3含意の定義
5 (5) {象a→∃y(鼻ya&長y)} A
25 (6) ~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 45MPP
7 (7) 象a∨~∃y(鼻ya&長y) A
7 (8) ~象a→~∃y(鼻ya&長y) 7含意の定義
257 (9) ~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)]&
[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 68&I
25 (ア) ~[象a∨~∃y(鼻ya&長y)] 79RAA
25 (イ) ~象a& ∃y(鼻ya&長y) アド・モルガンの法則
2 (ウ) {象a→∃y(鼻ya&長y)}→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 5イCP
エ(エ) 象a&∃y(鼻ya&長y) A
エ(オ) 象a エ&E
2 エ(カ) ∃y(鼻ya&長y) → ~象a& ∃y(鼻ya&長y) ウオMPP
エ(キ) ∃y(鼻ya&長y) エ&E
2 エ(ク) ~象a& ∃y(鼻ya&長y) カキMPP
2 (ケ) 象a&∃y(鼻ya&長y)→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) エクCP
2 (コ) ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→ ~象x& ∃y(鼻yx&長y)} ケEI
1 (サ) ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→ ~象x& ∃y(鼻yx&長y)} 12コEE
(ⅲ)
1 (1) ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→ ~象x& ∃y(鼻yx&長y)} A
2 (2) 象a&∃y(鼻ya&長y)→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) A
3 (3) 象a A
4 (4) ∃y(鼻ya&長y) A
34 (5) 象a&∃y(鼻ya&長y) 34&I
234 (6) ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 25MPP
23 (7) ∃y(鼻ya&長y)→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 46CP
2 (8) 象a→∃y(鼻ya&長y)→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 37CP
9 (9) 象a→∃y(鼻ya&長y) A
2 9 (ア) ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 8アMPP
2 9 (イ) ~[象a∨~∃y(鼻ya&長y)] イ、ド・モルガンの法則
ウ(ウ) ~象a→~∃y(鼻ya&長y) A
ウ(エ) 象a∨~∃y(鼻ya&長y) ウオ含意の定義
2 9ウ(オ) ~[象a∨~∃y(鼻ya&長y)]&
[象a∨~∃y(鼻ya&長y)] イエ&I
2 9 (カ) ~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] ウオRAA
2 (キ) 象a→∃y(鼻ya&長y)→ ~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 9カCP
2 (ク) ~[象a→∃y(鼻ya&長y)]∨~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] キ含意の定義
2 (ケ) ~{象a→∃y(鼻ya&長y) & ~象a→~∃y(鼻ya&長y)} ク、ド・モルガンの法則
2 (コ)∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y) & ~象x→~∃y(鼻yx&長y)} ケEI
1 (サ)∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y) & ~象x→~∃y(鼻yx&長y)} 12コEE
従って、
(19)により、
(20)
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
②=③ である。
従って、
(18)(19)(20)により、
(21)
「量化子の関係」により、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
① の「否定」は、② であり、
② の「否定」は、① であり、
②=③ である。
従って、
(21)により、
(22)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
① の「否定」は、③ であり、
③ の「否定」は、① である。
従って、
(23)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
① の「否定」は、③ に「等しく」、
③ の「否定」は、① に「等しい」。
従って、
(23)により、
(24)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であるが、xが象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
③ xが象であって、あるyがxの鼻であって、長いならば、xが象でなくて、あるyがxの鼻であって、長い。といふ、そのやうなxは存在しない。
に於いて、
①=③ である。
然るに、
(25)
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であるが、xが象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
③ xが象であって、あるyがxの鼻であって、長いならば、xが象でなくて、あるyがxの鼻であって、長い。といふ、そのやうなxは存在しない。
といふことは、
① 象は鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。
③ 象は鼻は長く、兎の鼻は、長くない。
といふ、ことである。
従って、
(16)(25)により、
(26)
① 象が鼻は長い。⇔
① 象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。
といふ「日本語」は、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}。
③ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}。
といふ「述語論理」に、相当する。
然るに、
(27)
1 (1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)} A
2 (2)∀x(兎x→~象x) A
1 (3) 象a→∃y(鼻ya&長y)&~象a→~∃y(鼻ya&長y) 1UE
2 (4) 兎a→~象a 2UE
1 (5) ~象a→~∃y(鼻ya&長y) 4&E
6(6) 兎a A
26(7) ~象a 46MPP
126(8) ~∃y(鼻ya&長y) 57MPP
126(9) ∀y~(鼻ya&長y) 8量化子の関係
126(ア) ~(鼻ba&長b) 9UE
126(イ) ~鼻ba∨~長b ア、ド・モルガンの法則
126(ウ) 鼻ba→~長b イ含意の定義
126(エ) ∀y(鼻ya→~長y) ウUI
12 (オ) 兎a→∀y(鼻ya→~長y) 6エCP
12 (カ)∀x{兎x→∀y(鼻yx→~長y)} オUI
従って、
(27)により、
(28)
(1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}。
(2)∀x(兎x→~象x)。
(カ)∀x{兎x→∀y(鼻yx→~長y)}。
といふ「推論」、すなはち、
(1)象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。 然るに、
(2)兎は象ではない。 従って、
(カ)兎は、鼻は長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
(29)
伝統的論理学を速水滉『論理学』(16)で代表させよう。わたしのもっているのが四十三年の第十九刷一万部中の一冊で、なお引続き刊行だろうから、前後かなり多く読者を持つ論理学書と考えられる。新興の記号論理学の方は、沢田充茂の『現代論理学入門』(62)を参照することにする(三上章、日本語の論理、1963年、4頁)。
然るに、
(30)
三上章先は、「象は鼻が長い」や、「象が鼻は長い」や、「鼻は象が長い」や、「象も鼻は長い。」といった「日本語」を、自分自身で、「現代論理学の言葉(述語論理)」に訳されてゐるわけではない。
(31)
三上章先生は、「三上章、日本語の論理、1963年」の中で、「英語」と「日本語」を比較されることはあっても、「現代論理学の言葉(述語論理)」と比較して、「日本語」を、論じてゐるわけではない。
令和元年12月15日、毛利太。
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
① 象は鼻は長い。
② 兎は耳は長い。
といふのであれば、
①「象の鼻以外」については、何も言ってはゐない。
②「兎の耳以外」については、何も言ってはゐない。
従って、
(01)により、
(02)
① 象は鼻は長い。
② 兎は耳は長い。
といふのであれば、
① 象は、鼻だけでなく、耳も長い。のかも知れないし、
② 兎は、耳だけでなく、鼻も長い。のかも知れない。
然るに、
(03)
① 象は、鼻だけでなく、耳も長い。のかも知れないし、
② 兎は、耳だけでなく、鼻も長い。のかも知れない。
といふのであれば、
① 象は、鼻と耳が長い。のかも知れないし、
② 象も、鼻と耳が長い。のかも知れない。
然るに、
(04)
① 象は、鼻と耳が長い。のかも知れないし、
② 象も、鼻と耳が長い。のかも知れない。
といふのであれば、
① 象は鼻は長い(が、耳も長い?)。然るに、
② 兎は耳は長い(が、鼻も長い?)。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」ではない。
然るに、
(05)
① 象は鼻は長い。然るに、
② 兎は耳は長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」ではなく、
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(01)~(05)により、
(06)
① 象は鼻が長い。
② 兎は耳が長い。
といふのであれば、
①「象の鼻以外は、長くない。」と言ってゐて、
②「兎の耳以外は、長くない。」と言ってゐる。
従って、
(06)により、
(07)
① 象は鼻が長い。
② 兎は耳が長い。
ではなく、
① 象が鼻は長い。
② 兎が耳は長い。
といふのであれば、
①「象以外は、鼻は長くない。」と言ってゐて、
②「兎以外は、耳は長くない。」と言ってゐる。
従って、
(07)により、
(08)
① 象が鼻は長い。
② 兎が耳は長い。
といふのであれば、
①「象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない」と言ってゐて、
②「兎は、耳は長く、兎以外は、耳は長くない」と言ってゐる。
然るに、
(09)
① 象以外は、鼻は長くない。⇔
① ∀x{~象x→~∃y(鼻yx&長y)}⇔
① すべてのxについて、xが象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
然るに、
(10)
「対偶(Contraposition)」は「等しい」が故に、
① 象以外は、鼻は長くない。⇔
① ∀x{~象x→~∃y(鼻yx&長y)}⇔
① すべてのxについて、xが象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
といふ「命題」は、
② 鼻が長いならば、象である。⇔
② ∀x{∃y(鼻yx&長y)→象x}⇔
② すべてのxについて、あるyがxの鼻であって、yが長いならば、xは象である。
といふ「命題」に「等しい」。
然るに、
(11)
③ 象は鼻は長い。⇔
③ ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)}⇔
③ すべてのxについて、xが象でないならば、あるyはxの鼻であって、yは長い。
従って、
(10)(11)により、
(12)
① 象は鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。
② 象は鼻は長く、鼻が長いならば象である。
に於いて、すなはち、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃y(鼻yx&長y)→象x}
に於いて、
①=② である。
然るに、
(13)
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃y(鼻yx&長y)→象x}
といふ「論理式」は、「省略記号(Abbreviation)」を用ひて、
③ ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)}⇔
③ すべてのxについて、xが象でないならば、そのときに限って、あるyはxの鼻であって、yは長い。
といふ風に、書くことが、出来る。
従って、
(12)(13)により、
(14)
「番号」を付け直すと、
① ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃y(鼻yx&長y)→象x}
③ ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて、xが象であるならば、そのときに限って、あるyはxの鼻であって、yは長い。
② すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、あるyがxの鼻であって、yが長いならば、xは象である。
③ すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、xは象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
に於いて、
①=②=③ である。
然るに、
(15)
③ ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}。
③ すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、xは象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
といふことは、
① 象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。
といふ、ことである。
従って、
(08)(14)(15)により、
(16)
① 象が鼻は長い。⇔
① 象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。⇔
① ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)} ⇔
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
① すべてのxについて、xが象でないならば、そのときに限って、あるyはxの鼻であって、yは長い。⇔
① すべてのxについて、xが象でないならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、あるyがxの鼻であって、yが長いならば、xは象である。
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(17)
① すべてのxがFである。といふことはない。
といふことは、
② あるxはFでない(Fでないxが存在する)。
といふ、ことである。
cf.
(ⅱ)
1 (1) ~∀xFx A
2 (2) ~∃x~Fx A
3(3) ~Fa A
3(4) ∃x~Fx 3EI
23(5) ~∃x~Fx&∃x~Fx 24&I
2 (6) ~~Fa 35RAA
2 (7) Fa 6DN
2 (8) ∀xFx 6UI
12 (9) ~∀xFx&∀xFx 17&I
1 (ア)~~∃x~Fx 29RAA
1 (イ) ∃x~Fx アDN
すべてのxがFであるわけではない。├ あるxはFでない。
(ⅱ)
1 (1) ∃x~Fx A
2 (2) ~Fa A
3(3) ∀xFx A
3(4) Fa 3UE
23(5)~Fa&Fa 24&I
2 (6) ~∀xFx 35RAA
1 (7) ~∀xFx 126EE
あるxはFでない。├ すべてのxがFであるわけではない。
従って、
(16)(17)により、
(18)
「量化子の関係」により、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
① の「否定」は、② であり、
② の「否定」は、① である。
然るに、
(19)
(ⅱ)
1 (1)∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)& ~象x→~∃y(鼻yx&長y)} A
2 (2) ~{象a→∃y(鼻ya&長y)& ~象a→~∃y(鼻ya&長y)} A
2 (3)~[象a→∃y(鼻ya&長y)]∨~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 2ド・モルガンの法則
2 (4) [象a→∃y(鼻ya&長y)]→~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 3含意の定義
5 (5) {象a→∃y(鼻ya&長y)} A
25 (6) ~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 45MPP
7 (7) 象a∨~∃y(鼻ya&長y) A
7 (8) ~象a→~∃y(鼻ya&長y) 7含意の定義
257 (9) ~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)]&
[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 68&I
25 (ア) ~[象a∨~∃y(鼻ya&長y)] 79RAA
25 (イ) ~象a& ∃y(鼻ya&長y) アド・モルガンの法則
2 (ウ) {象a→∃y(鼻ya&長y)}→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 5イCP
エ(エ) 象a&∃y(鼻ya&長y) A
エ(オ) 象a エ&E
2 エ(カ) ∃y(鼻ya&長y) → ~象a& ∃y(鼻ya&長y) ウオMPP
エ(キ) ∃y(鼻ya&長y) エ&E
2 エ(ク) ~象a& ∃y(鼻ya&長y) カキMPP
2 (ケ) 象a&∃y(鼻ya&長y)→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) エクCP
2 (コ) ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→ ~象x& ∃y(鼻yx&長y)} ケEI
1 (サ) ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→ ~象x& ∃y(鼻yx&長y)} 12コEE
(ⅲ)
1 (1) ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→ ~象x& ∃y(鼻yx&長y)} A
2 (2) 象a&∃y(鼻ya&長y)→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) A
3 (3) 象a A
4 (4) ∃y(鼻ya&長y) A
34 (5) 象a&∃y(鼻ya&長y) 34&I
234 (6) ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 25MPP
23 (7) ∃y(鼻ya&長y)→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 46CP
2 (8) 象a→∃y(鼻ya&長y)→ ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 37CP
9 (9) 象a→∃y(鼻ya&長y) A
2 9 (ア) ~象a& ∃y(鼻ya&長y) 8アMPP
2 9 (イ) ~[象a∨~∃y(鼻ya&長y)] イ、ド・モルガンの法則
ウ(ウ) ~象a→~∃y(鼻ya&長y) A
ウ(エ) 象a∨~∃y(鼻ya&長y) ウオ含意の定義
2 9ウ(オ) ~[象a∨~∃y(鼻ya&長y)]&
[象a∨~∃y(鼻ya&長y)] イエ&I
2 9 (カ) ~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] ウオRAA
2 (キ) 象a→∃y(鼻ya&長y)→ ~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] 9カCP
2 (ク) ~[象a→∃y(鼻ya&長y)]∨~[~象a→~∃y(鼻ya&長y)] キ含意の定義
2 (ケ) ~{象a→∃y(鼻ya&長y) & ~象a→~∃y(鼻ya&長y)} ク、ド・モルガンの法則
2 (コ)∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y) & ~象x→~∃y(鼻yx&長y)} ケEI
1 (サ)∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y) & ~象x→~∃y(鼻yx&長y)} 12コEE
従って、
(19)により、
(20)
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
②=③ である。
従って、
(18)(19)(20)により、
(21)
「量化子の関係」により、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
① の「否定」は、② であり、
② の「否定」は、① であり、
②=③ である。
従って、
(21)により、
(22)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
① の「否定」は、③ であり、
③ の「否定」は、① である。
従って、
(23)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、
① の「否定」は、③ に「等しく」、
③ の「否定」は、① に「等しい」。
従って、
(23)により、
(24)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}
③ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であるが、xが象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
③ xが象であって、あるyがxの鼻であって、長いならば、xが象でなくて、あるyがxの鼻であって、長い。といふ、そのやうなxは存在しない。
に於いて、
①=③ である。
然るに、
(25)
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であるが、xが象でないならば、あるyがxの鼻であって、yが長い、といふことはない。
③ xが象であって、あるyがxの鼻であって、長いならば、xが象でなくて、あるyがxの鼻であって、長い。といふ、そのやうなxは存在しない。
といふことは、
① 象は鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。
③ 象は鼻は長く、兎の鼻は、長くない。
といふ、ことである。
従って、
(16)(25)により、
(26)
① 象が鼻は長い。⇔
① 象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。
といふ「日本語」は、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}。
③ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)→~象x& ∃y(鼻yx&長y)}。
といふ「述語論理」に、相当する。
然るに、
(27)
1 (1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)} A
2 (2)∀x(兎x→~象x) A
1 (3) 象a→∃y(鼻ya&長y)&~象a→~∃y(鼻ya&長y) 1UE
2 (4) 兎a→~象a 2UE
1 (5) ~象a→~∃y(鼻ya&長y) 4&E
6(6) 兎a A
26(7) ~象a 46MPP
126(8) ~∃y(鼻ya&長y) 57MPP
126(9) ∀y~(鼻ya&長y) 8量化子の関係
126(ア) ~(鼻ba&長b) 9UE
126(イ) ~鼻ba∨~長b ア、ド・モルガンの法則
126(ウ) 鼻ba→~長b イ含意の定義
126(エ) ∀y(鼻ya→~長y) ウUI
12 (オ) 兎a→∀y(鼻ya→~長y) 6エCP
12 (カ)∀x{兎x→∀y(鼻yx→~長y)} オUI
従って、
(27)により、
(28)
(1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&~象x→~∃y(鼻yx&長y)}。
(2)∀x(兎x→~象x)。
(カ)∀x{兎x→∀y(鼻yx→~長y)}。
といふ「推論」、すなはち、
(1)象は、鼻は長く、象以外は、鼻は長くない。 然るに、
(2)兎は象ではない。 従って、
(カ)兎は、鼻は長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
(29)
伝統的論理学を速水滉『論理学』(16)で代表させよう。わたしのもっているのが四十三年の第十九刷一万部中の一冊で、なお引続き刊行だろうから、前後かなり多く読者を持つ論理学書と考えられる。新興の記号論理学の方は、沢田充茂の『現代論理学入門』(62)を参照することにする(三上章、日本語の論理、1963年、4頁)。
然るに、
(30)
三上章先は、「象は鼻が長い」や、「象が鼻は長い」や、「鼻は象が長い」や、「象も鼻は長い。」といった「日本語」を、自分自身で、「現代論理学の言葉(述語論理)」に訳されてゐるわけではない。
(31)
三上章先生は、「三上章、日本語の論理、1963年」の中で、「英語」と「日本語」を比較されることはあっても、「現代論理学の言葉(述語論理)」と比較して、「日本語」を、論じてゐるわけではない。
令和元年12月15日、毛利太。
2019年12月14日土曜日
「象は鼻と牙が長い」の「述語論理」。
― しばらく、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
「量化子の関係」により、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)}
に於いて、
① の「否定」は、② であり、
② の「否定」は、① である。
然るに、
(02)
(ⅱ)
1 (1)∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)} A
2 (2) ~{象a→∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} A
3 (3) ~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} A
3 (4) 象a→∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa) 3含意の定義
23 (5) ~{象a→∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}&
{象a→∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} 24&I
2 (6)~[~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}] 35RAA
2 (7) 象a&~{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} 6ド・モルガンの法則
2 (8) 象a 7&E
2 (9) ~{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)& ∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} 7&E
2 (ア) ~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) 9ド・モルガンの法則
2 (イ) ∃y(鼻ya&長y)→~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) ア含意の定義
2 (ウ) ∃y(鼻ya&長y)→ ∃z(牙za&長z)→~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) イ含意の定義
エ (エ) ∃y(鼻ya&長y)& ∃z(牙za&長z) A
エ (オ) ∃y(鼻ya&長y) エ&E
2 エ (カ) ∃z(牙za&長z)→~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) ウオMPP
エ (キ) ∃z(牙za&長z) エ&E
2 エ (ク) ~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) カキMPP
2 エ (ケ) ∃w~(長w→鼻wa∨牙wa) ク量化子の関係
コ (コ) ~(長d→鼻da∨牙da) A
サ(サ) ~長d∨鼻da∨牙da A
サ(シ) 長d→鼻da∨牙da サ含意の定義
コサ(ス) ~(長d→鼻da∨牙da)&
(長d→鼻da∨牙da) コシ&I
コ (セ) ~(~長d∨鼻da∨牙da) サスRAA
コ (ソ) 長d&~鼻da&~牙da セ、ド・モルガンの法則
コ (シ) ~鼻da&~牙da&長d ソ交換法則
コ (ス) ∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) シEI
2 エ (ソ) ∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) ケコスEE
2 (タ) ∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)→∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) エソCP
2 (チ) 象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)→∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) 8タ&I
2 (ツ)∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)} チEI
1 (テ)∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)} 12ツEE
(ⅲ)
1 (1)∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)} A
2 (2) 象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)→∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) A
2 (3) 象a 2&E
4 (4) ∃y(鼻ya&長y) A
5 (5) ∃z(牙za&長z) A
24 (6) 象a&∃y(鼻ya&長y) 34&I
245 (7) 象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z) 56&I
245 (8) ∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) 27MPP
9 (9) ~鼻da&~牙da&長d A
9 (ア) 長d&~鼻da&~牙da 9交換法則
9 (イ) ~(~長d∨鼻da∨牙da) ア、ド・モルガンの法則
ウ(ウ) 長d→鼻da∨牙da A
ウ(エ) ~長d∨鼻da∨牙da ウ含意の定義
9ウ(オ) ~(~長d∨鼻da∨牙da)&
(~長d∨鼻da∨牙da) イエ&I
9 (カ) ~(長d→鼻da∨牙da) ウオRAA
9 (キ) ∃w~(長w→鼻wa∨牙wa) カEI
245 (ク) ∃w~(長w→鼻wa∨牙wa) 89キEE
245 (ケ) ~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) ク量化子の関係
24 (コ) ∃z(牙za&長z)→~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) 5ケCP
24 (サ) ~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) コ含意の定義
2 (シ) ∃y(鼻ya&長y)→~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) 4サCP
2 (ス) ~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) シ含意の定義
2 (セ) ~{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} ス、ド・モルガンの法則
2 (ソ) 象a&~{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} 2セ&I
2 (タ)~[~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}] ソ、ド・モルガンの法則
チ(チ) 象a→ ∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa) A
チ(ツ) ~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} チ含意の定義
2 チ(テ)~[~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}]&
[~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}] タツ&I
2 (ト) ~{象a→ ∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} チテRAA
2 (ナ)∃x~{象a→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)} トEI
1 (ニ)∃x~{象a→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)} 12ナEE
従って、
(02)により、
(03)
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
②=③ である。
従って、
(01)(02)(03)より、
(04)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
① の「否定」は、② であり、
②=③ である。
従って、
(04)により、
(05)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
② は、① の「否定」であり、
③ も、① の「否定」である。
従って、
(05)により、
(06)
「二重否定」により、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
④ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
①=④ である。
従って、
(06)により、
(07)
「番号」を付け直すと、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、あるzはxの牙であって、zも長く、すべてのwについて、wが長いならば、wはxの鼻であるか、または、xの牙である。
② あるxが象であって、あるyがxの鼻であって、yが長く、あるzがxの牙であって、zも長いならば、あるwがxの鼻でも、牙でもなく、尚且つ、wが長い。といふことはない。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(08)
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、あるzはxの牙であって、zも長く、すべてのwについて、wが長いならば、wはxの鼻であるか、または、xの牙である。
② あるxが象であって、あるyがxの鼻であって、yが長く、あるzがxの牙であって、zも長いならば、あるwがxの鼻でも、牙でもなく、尚且つ、wが長い。といふことはない。
に於いて、
①=② である。
といふことは、
① 象は、鼻と牙は長く、鼻と牙以外は長くない。
② 象は、鼻と牙は長く、鼻と牙以外は長くない。
といふこと、すなはち、
① 象は、鼻と牙が長い。
② 象は、鼻と牙が長い。
といふことに、他ならない。
然るに、
(08)により、
(09)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
① 象は、鼻と牙は長く、鼻と牙以外は長くない。
② 象は、鼻と牙は長く、鼻と牙以外は長くない。
であるが故に、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z( 長z→ 鼻zx)}
② ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)}
であるならば、
① 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
である。
然るに、
(10)
「対偶(Contraposition)」は「等しい」ため、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z( 長z→ 鼻zx)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}
に於いて、
①=② である。
然るに、
(11)
(ⅱ)
1 (1) ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)} A
1 (2) 象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) 1UE
3 (3) ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)} A
4 (4) 象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(~鼻za& 長z) A
4 (5) 象a 4&E
1 4 (6) ∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) 25MPP
1 4 (7) ∀z(~鼻za→~長z) 6&E
1 4 (8) ~鼻ba→~長b 7UE
4 (9) ∃z(~鼻za& 長z) 4&E
ア(ア) ~鼻ba& 長b A
ア(イ) ~鼻ba ア&E
1 4ア(ウ) ~長b 8イMPP
ア(エ) 長b ア&E
1 4ア(オ) ~長b&長b ウエ&I
1 4 (カ) ~長b&長b 9アオEE
13 (キ) ~長b&長b 34カEE
1 (ク)~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)} 3キRAA
(ⅲ)
1 (1)~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx&長z)} A
1 (2)∀x~{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx&長z)} 1含意の定義
1 (3) ~{象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(~鼻za&長z)} 2UE
1 (4) ~象a∨~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(~鼻za&長z) 3ド・モルガンの法則
1 (5)~象a∨{~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(~鼻za&長z)} 4結合法則
1 (6) 象a→ ~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(~鼻za&長z) 5含意の定義
7 (7) 象a A
17 (8) ~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(~鼻za&長z) 67MPP
17 (9) ∃y(鼻ya&長y)→~∃z(~鼻za&長z) 8含意の定義
ア (ア) ∃y(鼻ya&長y) A
17ア (イ) ~∃z(~鼻za&長z) 9アMPP
17ア (ウ) ∀z~(~鼻za&長z) イ量化子の関係
17ア (エ) ~(~鼻ba&長b) ウUE
17ア (オ) ~~鼻ba∨~長b エ、ド・モルガンの法則
17ア (カ) ~鼻ba→~長b オ含意の定義
17ア (キ) ∀z(~鼻za→~長z) カUI
17 (ク) ∃y(鼻ya&長y)→∀z(~鼻za→~長z) アキCP
1 (ケ) 象a→∃y(鼻ya&長y)→∀z(~鼻za→~長z) 7クCP
コ(コ) 象a&∃y(鼻ya&長y) A
コ(サ) 象a コ&E
コ(シ) ∃y(鼻ya&長y) コ&E
1 コ(ス) ∃y(鼻ya&長y)→∀z(~鼻za→~長z) ケサMPP
1 コ(セ) ∀z(~鼻za→~長z) シスMPP
1 コ(ソ) ∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) シセ&I
1 (タ) 象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) サソCP
1 (チ)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)} タUI
従って、
(11)により、
(12)
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}
③ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)}
に於いて、
②=③ である。
従って、
(10)(11)(12)により、
(13)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z( 長z →鼻zx)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}
③ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)}
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zが長いならば、zはxの鼻である}。
② すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
③ あるxが{象であって、あるyはxの鼻であって、yが長く、あるzがxの鼻でなくて、zが長い。}といふことはない。
に於いて、
①=②=③ である。
然るに、
(14)
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zが長いならば、zはxの鼻である}。
② すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
③ あるxが{象であって、あるyはxの鼻であって、yが長く、あるzがxの鼻でなくて、zが長い。}といふことはない。
といふことは、
① 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
③ 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
といふことに、他ならない。
然るに、
(15)
①{象の鼻、象の鼻以外}に於いて、
①{象の鼻} は長く、
①{象の鼻以外}は長くない。
といふことは、
① 象は、鼻が長い。
といふことに、他ならない。
従って、
(01)~(16)により、
(17)
① 象は鼻が長い。
② 象は鼻と牙が長い。
といふ「日本語」は、例へば、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w[~(鼻wx∨牙wx)→~長w]}。
といふ「述語論理」に、相当する。
令和元年12月14日、毛利太。
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
「量化子の関係」により、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)}
に於いて、
① の「否定」は、② であり、
② の「否定」は、① である。
然るに、
(02)
(ⅱ)
1 (1)∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)} A
2 (2) ~{象a→∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} A
3 (3) ~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} A
3 (4) 象a→∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa) 3含意の定義
23 (5) ~{象a→∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}&
{象a→∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} 24&I
2 (6)~[~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}] 35RAA
2 (7) 象a&~{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} 6ド・モルガンの法則
2 (8) 象a 7&E
2 (9) ~{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)& ∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} 7&E
2 (ア) ~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) 9ド・モルガンの法則
2 (イ) ∃y(鼻ya&長y)→~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) ア含意の定義
2 (ウ) ∃y(鼻ya&長y)→ ∃z(牙za&長z)→~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) イ含意の定義
エ (エ) ∃y(鼻ya&長y)& ∃z(牙za&長z) A
エ (オ) ∃y(鼻ya&長y) エ&E
2 エ (カ) ∃z(牙za&長z)→~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) ウオMPP
エ (キ) ∃z(牙za&長z) エ&E
2 エ (ク) ~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) カキMPP
2 エ (ケ) ∃w~(長w→鼻wa∨牙wa) ク量化子の関係
コ (コ) ~(長d→鼻da∨牙da) A
サ(サ) ~長d∨鼻da∨牙da A
サ(シ) 長d→鼻da∨牙da サ含意の定義
コサ(ス) ~(長d→鼻da∨牙da)&
(長d→鼻da∨牙da) コシ&I
コ (セ) ~(~長d∨鼻da∨牙da) サスRAA
コ (ソ) 長d&~鼻da&~牙da セ、ド・モルガンの法則
コ (シ) ~鼻da&~牙da&長d ソ交換法則
コ (ス) ∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) シEI
2 エ (ソ) ∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) ケコスEE
2 (タ) ∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)→∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) エソCP
2 (チ) 象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)→∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) 8タ&I
2 (ツ)∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)} チEI
1 (テ)∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)} 12ツEE
(ⅲ)
1 (1)∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)} A
2 (2) 象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)→∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) A
2 (3) 象a 2&E
4 (4) ∃y(鼻ya&長y) A
5 (5) ∃z(牙za&長z) A
24 (6) 象a&∃y(鼻ya&長y) 34&I
245 (7) 象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z) 56&I
245 (8) ∃w(~鼻wa&~牙wa&長w) 27MPP
9 (9) ~鼻da&~牙da&長d A
9 (ア) 長d&~鼻da&~牙da 9交換法則
9 (イ) ~(~長d∨鼻da∨牙da) ア、ド・モルガンの法則
ウ(ウ) 長d→鼻da∨牙da A
ウ(エ) ~長d∨鼻da∨牙da ウ含意の定義
9ウ(オ) ~(~長d∨鼻da∨牙da)&
(~長d∨鼻da∨牙da) イエ&I
9 (カ) ~(長d→鼻da∨牙da) ウオRAA
9 (キ) ∃w~(長w→鼻wa∨牙wa) カEI
245 (ク) ∃w~(長w→鼻wa∨牙wa) 89キEE
245 (ケ) ~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) ク量化子の関係
24 (コ) ∃z(牙za&長z)→~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) 5ケCP
24 (サ) ~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) コ含意の定義
2 (シ) ∃y(鼻ya&長y)→~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) 4サCP
2 (ス) ~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(牙za&長z)∨~∀w(長w→鼻wa∨牙wa) シ含意の定義
2 (セ) ~{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} ス、ド・モルガンの法則
2 (ソ) 象a&~{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} 2セ&I
2 (タ)~[~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}] ソ、ド・モルガンの法則
チ(チ) 象a→ ∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa) A
チ(ツ) ~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} チ含意の定義
2 チ(テ)~[~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}]&
[~象a∨{∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)}] タツ&I
2 (ト) ~{象a→ ∃y(鼻ya&長y)&∃z(牙za&長z)&∀w(長w→鼻wa∨牙wa)} チテRAA
2 (ナ)∃x~{象a→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)} トEI
1 (ニ)∃x~{象a→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w(長w→鼻wx∨牙wx)} 12ナEE
従って、
(02)により、
(03)
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
②=③ である。
従って、
(01)(02)(03)より、
(04)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
① の「否定」は、② であり、
②=③ である。
従って、
(04)により、
(05)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
② は、① の「否定」であり、
③ も、① の「否定」である。
従って、
(05)により、
(06)
「二重否定」により、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ∃x~{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
③ ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
④ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
①=④ である。
従って、
(06)により、
(07)
「番号」を付け直すと、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、あるzはxの牙であって、zも長く、すべてのwについて、wが長いならば、wはxの鼻であるか、または、xの牙である。
② あるxが象であって、あるyがxの鼻であって、yが長く、あるzがxの牙であって、zも長いならば、あるwがxの鼻でも、牙でもなく、尚且つ、wが長い。といふことはない。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(08)
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、あるzはxの牙であって、zも長く、すべてのwについて、wが長いならば、wはxの鼻であるか、または、xの牙である。
② あるxが象であって、あるyがxの鼻であって、yが長く、あるzがxの牙であって、zも長いならば、あるwがxの鼻でも、牙でもなく、尚且つ、wが長い。といふことはない。
に於いて、
①=② である。
といふことは、
① 象は、鼻と牙は長く、鼻と牙以外は長くない。
② 象は、鼻と牙は長く、鼻と牙以外は長くない。
といふこと、すなはち、
① 象は、鼻と牙が長い。
② 象は、鼻と牙が長い。
といふことに、他ならない。
然るに、
(08)により、
(09)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w( 長w→ 鼻wx∨牙wx)}
② ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)→∃w(~鼻wx&~牙wx&長w)}
に於いて、
① 象は、鼻と牙は長く、鼻と牙以外は長くない。
② 象は、鼻と牙は長く、鼻と牙以外は長くない。
であるが故に、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z( 長z→ 鼻zx)}
② ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)}
であるならば、
① 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
である。
然るに、
(10)
「対偶(Contraposition)」は「等しい」ため、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z( 長z→ 鼻zx)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}
に於いて、
①=② である。
然るに、
(11)
(ⅱ)
1 (1) ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)} A
1 (2) 象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) 1UE
3 (3) ∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)} A
4 (4) 象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(~鼻za& 長z) A
4 (5) 象a 4&E
1 4 (6) ∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) 25MPP
1 4 (7) ∀z(~鼻za→~長z) 6&E
1 4 (8) ~鼻ba→~長b 7UE
4 (9) ∃z(~鼻za& 長z) 4&E
ア(ア) ~鼻ba& 長b A
ア(イ) ~鼻ba ア&E
1 4ア(ウ) ~長b 8イMPP
ア(エ) 長b ア&E
1 4ア(オ) ~長b&長b ウエ&I
1 4 (カ) ~長b&長b 9アオEE
13 (キ) ~長b&長b 34カEE
1 (ク)~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)} 3キRAA
(ⅲ)
1 (1)~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx&長z)} A
1 (2)∀x~{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx&長z)} 1含意の定義
1 (3) ~{象a&∃y(鼻ya&長y)&∃z(~鼻za&長z)} 2UE
1 (4) ~象a∨~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(~鼻za&長z) 3ド・モルガンの法則
1 (5)~象a∨{~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(~鼻za&長z)} 4結合法則
1 (6) 象a→ ~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(~鼻za&長z) 5含意の定義
7 (7) 象a A
17 (8) ~∃y(鼻ya&長y)∨~∃z(~鼻za&長z) 67MPP
17 (9) ∃y(鼻ya&長y)→~∃z(~鼻za&長z) 8含意の定義
ア (ア) ∃y(鼻ya&長y) A
17ア (イ) ~∃z(~鼻za&長z) 9アMPP
17ア (ウ) ∀z~(~鼻za&長z) イ量化子の関係
17ア (エ) ~(~鼻ba&長b) ウUE
17ア (オ) ~~鼻ba∨~長b エ、ド・モルガンの法則
17ア (カ) ~鼻ba→~長b オ含意の定義
17ア (キ) ∀z(~鼻za→~長z) カUI
17 (ク) ∃y(鼻ya&長y)→∀z(~鼻za→~長z) アキCP
1 (ケ) 象a→∃y(鼻ya&長y)→∀z(~鼻za→~長z) 7クCP
コ(コ) 象a&∃y(鼻ya&長y) A
コ(サ) 象a コ&E
コ(シ) ∃y(鼻ya&長y) コ&E
1 コ(ス) ∃y(鼻ya&長y)→∀z(~鼻za→~長z) ケサMPP
1 コ(セ) ∀z(~鼻za→~長z) シスMPP
1 コ(ソ) ∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) シセ&I
1 (タ) 象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) サソCP
1 (チ)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)} タUI
従って、
(11)により、
(12)
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}
③ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)}
に於いて、
②=③ である。
従って、
(10)(11)(12)により、
(13)
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z( 長z →鼻zx)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}
③ ~∃x{象x&∃y(鼻yx&長y)&∃z(~鼻zx& 長z)}
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zが長いならば、zはxの鼻である}。
② すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
③ あるxが{象であって、あるyはxの鼻であって、yが長く、あるzがxの鼻でなくて、zが長い。}といふことはない。
に於いて、
①=②=③ である。
然るに、
(14)
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zが長いならば、zはxの鼻である}。
② すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
③ あるxが{象であって、あるyはxの鼻であって、yが長く、あるzがxの鼻でなくて、zが長い。}といふことはない。
といふことは、
① 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
③ 象は、鼻は長く、鼻以外は長くない。
といふことに、他ならない。
然るに、
(15)
①{象の鼻、象の鼻以外}に於いて、
①{象の鼻} は長く、
①{象の鼻以外}は長くない。
といふことは、
① 象は、鼻が長い。
といふことに、他ならない。
従って、
(01)~(16)により、
(17)
① 象は鼻が長い。
② 象は鼻と牙が長い。
といふ「日本語」は、例へば、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∃z(牙zx&長z)&∀w[~(鼻wx∨牙wx)→~長w]}。
といふ「述語論理」に、相当する。
令和元年12月14日、毛利太。
2019年12月13日金曜日
「象は鼻が長い」といふ「日本語の論理」。
― しばらく、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(02)
① 象は鼻と耳が長い。然るに、
② 兎も鼻と耳が長い。故に、
③ 兎は象かも知れない(Rabbits may be elephants)。
といふ「推測」は、「マチガイ」ではない。
然るに、
(03)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長いが、兎の耳は鼻である。故に、
③ 象も兎も鼻が長い。故に、
④ 兎は象かも知れない(Rabbits may be elephants)。
といふ「推測」も、「マチガイ」ではない。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」が「妥当」であるといふことは、は、「厳密」に言へば、
① 象は鼻は長いが、鼻以外は長くない。然るに、
② 兎は耳は長いが、耳以外は長くなく、兎の耳は鼻ではない。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」が「妥当」であるといふことに、他ならない。
然るに、
(05)
1 (1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)} A
2 (2)∀x{兎x→∃y(耳yx&長y)&∀z(~耳zx→~長z&耳zx→~鼻zx)} A
3 (3)∃x(象x&兎x) A
1 (4) 象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) 1UE
2 (5) 兎a→∃y(耳ya&長y)&∀z(~耳za→~長z&耳za→~鼻za) 2UE
6 (6) 象a&兎a A
6 (7) 兎a 6&E
6 (8) 兎a 6&E
1 6 (9) ∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) 47MPP
2 6 (ア) ∃y(耳ya&長y)&∀z(~耳za→~長z&耳za→~鼻za) 58MPP
1 6 (イ) ∃y(鼻ya&長y) 9&E
ウ (ウ) 鼻ba&長b A
1 6 (エ) ∀z(~鼻za→~長z) 9&E
1 6 (オ) ~鼻ba→~長b エUE
2 6 (カ) ∃y(耳ya&長y) ア&E
キ(キ) 耳ba&長b A
2 6 (ク) ∀z(~耳za→~長z&耳za→~鼻za) ア&E
2 6 (ケ) ~耳ba→~長b&耳ba→~鼻ba クUE
2 6 (コ) 耳ba→~鼻ba ケ&E
キ(サ) 耳ba キ&E
2 6 キ(シ) ~鼻ba コサMPP
12 6 キ(ス) ~長b オシMPP
ウ (セ) 長b ウ&E
12 6ウキ(ソ) 長b&~長b シス&I
12 6ウ (タ) 長b&~長b カキソEE
12 6 (チ) 長b&~長b イウタEE
123 (ツ) 長b&~長b 36チEE
12 (テ)~∃x(象x&兎x) 3ツRAA
12 (ト)∀x~(象x&兎x) テ量化子の関係
12 (ナ) ~(象a&兎a) トUE
12 (ニ) ~象a∨~兎a ナ、ド・モルガンの法則
12 (ヌ) ~兎a∨~象a ニ交換法則
12 (ネ) 兎a→~象a ヌ含意の定義
12 (ノ)∀x(兎x→~象x) ネUI
12 (〃)すべてのxについて、xが兎であるならば、xは象ではない。 ネUI
12 (〃)兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。 ネUI
従って、
(05)により、
(06)
1 (1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)} A
2 (2)∀x{兎x→∃y(耳yx&長y)&∀z(~耳zx→~長z&耳zx→~鼻zx)} A
12 (ノ)∀x(兎x→~象x) ネUI
といふ「推論」、すなはち、
(1)象は鼻が長い。然るに、
(2)兎は耳が長いが、兎の耳は鼻ではない。従って、
(3)兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(01)~(06)により、
(07)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」であると、するならば、その一方で、
① 象は鼻が長い。⇔
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない。⇔
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}⇔
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
といふ「等式」を、「否定」することは、出来ない。
然るに、
(08)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、明らかに、「妥当」である。
従って、
(07)(08)により、
(09)
三上章先生であらうと、金谷武洋先生であらうと、田中智恵子先生であらうと、
① 象は鼻が長い。⇔
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない。⇔
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}⇔
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
といふ「等式」を、「否定」することは、出来ない。
然るに、
(10)
(ⅰ)論理式または命題関数において、量記号が現れる任意の箇所の作用範囲は、問題になっている変数が現れる少なくとも2つの箇所を含むであろう(その1つの箇所は量記号そのもののなかにある);
(論理学初歩、E.J.レモン、竹尾 治一郎・浅野 楢英 訳、1973年、183頁)
従って、
(10)により、
(11)
② 象は鼻が長いが、象の鼻は耳ではない。⇔
② 象は鼻は長く、鼻以外は長くないが、象の鼻は耳ではない。⇔
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}⇔
② すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くないが、zはxの耳ではない。
に於いて、
② x=象
の「意味」は、
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}。
といふ「論理式の全体」に及んでゐて、
② y=鼻
の「意味」は、
② ∃y(鼻yx&長y)
といふ「命題関数」だけにしか、及んでゐない。
従って、
(11)により、
(12)
② 象は鼻が長いが、象の鼻は耳ではない。⇔
② 象は鼻は長いが、鼻以外は長くなく、象の鼻は耳ではない。⇔
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}⇔
② すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くないが、zはxの耳ではない。
といふ「命題(文)」に於ける、
②「主語(MAIN WORD)」は、
② x=象 であって、
② y=鼻 ではない。
然るに、
(13)
③ 象は動物である。⇔
③ ∀x(象x→動物x)⇔
③ すべてのxについて、xが象であるならば。xは動物である。
といふ「命題(文)」に於いて、
③ 動物x=∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)
といふ「代入(Substituition)」を行ふと、
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}。
といふ「命題(文)」になる。
然るに、
(14)
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}。
に於いて、
③ ∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)=動物x
といふ「代入(Substituition)」を行ふと、
③ ∀x(象x→動物x)。
といふ「命題(文)」になる。
従って、
(12)(13)(14)により、
(15)
③ ∀x(象x→動物x)。
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}。
に於いて、
③ ∀x(象x→ と
② ∀x{象x→ に、「区別」は無い。
従って、
(15)により、
(16)
「述語論理(Predicate logic)」といふ「視点」からすれば、
③ 象は(動物である)。
② 象は{鼻は長いが、鼻以外は長くなく、象の鼻は耳ではない}。
に於いて、
③ 象は と、
② 象は に、「区別」は無い。
然るに、
(17)
象は 鼻が長い。
「象」はこの文の主題です。「鼻は長い」は全体で「象の説明」を行っているという構造をしています。これがもし「象の鼻が長い」であれば、単に「象の鼻=長い」といっているだけで、「象」が主題となっているとは言えません。ところが、「象は鼻が長い」にすると、「象について言えば、鼻が長い」という意味になります。
(橋本陽介、日本語の謎を解く、2016年、141・142頁)
然るに、
(18)
③ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物である。⇔
③ すべての象について、象をxとするならば、xは動物である。⇔
③ ∀x(象x→動物x)⇔
③ 象は動物である。
従って、
(17)(18)により、
(19)
「象は」は「(すべての)象について言えば、」という意味である。
「∀x{象x」は「(すべての)象について言えば、」という意味である。
然るに、
(20)
④ Elephants are animals. ⇔
④ ∀x(ELEPHANTx→ANIMALx)⇔
④ For all x, if x is an elephant then x is an animal. ⇔
④ すべての象について、象をxとするならば、xは動物である。
従って、
(19)(20)により、
(21)
「象は」は「(すべての)象について言えば、」という意味である。
「Elephants」は「(すべての)象について言えば、」という意味である。
従って、
(17)(21)により、
(22)
「象は」が「主題」であるならば、
「Elephants」も「主題」である。
然るに、
(23)
② Elephants are animals.
に於いて、
② Elephants は「主語(Subject)」である。
従って、
(22)(23)により、
(24)
① 象は動物である。
② Elephants are animals.
に於いて、
「Elephants」が「主語」であるならば、
「象は」も「主語」である。
然るに、
(25)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&(~象a&鼻ba)→~長b 1UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) (~象a&鼻ba)→~長b 3&E
6 (6) ∀x{兎x→~象x&∃y(鼻yx)} A
6 (7) 兎a→~象a&∃y(鼻ya) 1UE
8 (8) 兎a A
68 (9) ~象a&∃y(鼻ya) 78MPP
68 (ア) ~象a 9&E
68 (イ) ∃y(鼻ya) 9&E
ウ(ウ) 鼻ba A
68ウ(エ) ~象a&鼻ba アウ&I
168ウ(オ) ~長b 5エMPP
168ウ(カ) 鼻ba&~長b ウオ&I
168ウ(キ) ∃y(鼻ya&~長y) カEI
168 (ク) ∃y(鼻ya&~長y) イウキEE
16 (ケ) 兎a→∃y(鼻ya&~長y) 8クCP
16 (コ) ∀x{兎x→∃y(鼻yx&~長y)} ケUI
従って、
(25)により、
(26)
(1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y}。
(6) ∀x{兎x→~象x&∃y(鼻yx)}。
(コ) ∀x{兎x→∃y(鼻yx&~長y)}。
といふ「推論」、すなはち、
(1)すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
(6)すべてのxについて、 xが兎であるならば、xは象ではなく、あるyはxの鼻である。
(コ)すべてのxについて、 xが兎であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(27)
(1)象の鼻_長い。 然るに、
(6)兎は象ではないが、鼻がある。 従って、
(コ)兎の鼻は長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(28)
Q:Which nose is long ? Is it elephant's or rabbit's ?
A:象の鼻が長い。
であって、
Q:Which nose is long ? Is it elephant's or rabbit's ?
A:象の鼻は長い。
ではない。
然るに、
(28)
Q:Which nose is long ? Is it elephant's or rabbit's ?
A:象の鼻が長い。
といふのであれば、
A:象の鼻が長い=象の鼻は長く、象以外(兎の鼻)は長くない。
といふことに、ならざるを得ない。
従って、
(25)~(28)により、
(29)
② 象の鼻が長い。⇔
② 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。⇔
② ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y}⇔
② すべてのxとyについて{xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない}。
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(07)(29)により、
(30)
① 象は鼻が長い=象は鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 象の鼻が長い=象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。
といふ「等式」が、成立するものの、
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。
のやうな「命題」を、「排他的命題(exclusive proposition)」といふ。
然るに、
(31)
③ お前が言ふな。⇔
③(他の人間はともかく、他ならぬ)お前が言ふな。⇔
③(他の人間はともかく、お前以外ではない所の)お前が言ふな。
であるため、かうした「言ひ方」も、「排他的命題」であると、することが、出来る。
従って、
(01)~(31)により、
(32)
「~が」といふ「日本語」は、第一義的に、「排他的命題の主語」を表す。
令和元年12月13日、毛利太。
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(02)
① 象は鼻と耳が長い。然るに、
② 兎も鼻と耳が長い。故に、
③ 兎は象かも知れない(Rabbits may be elephants)。
といふ「推測」は、「マチガイ」ではない。
然るに、
(03)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長いが、兎の耳は鼻である。故に、
③ 象も兎も鼻が長い。故に、
④ 兎は象かも知れない(Rabbits may be elephants)。
といふ「推測」も、「マチガイ」ではない。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」が「妥当」であるといふことは、は、「厳密」に言へば、
① 象は鼻は長いが、鼻以外は長くない。然るに、
② 兎は耳は長いが、耳以外は長くなく、兎の耳は鼻ではない。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」が「妥当」であるといふことに、他ならない。
然るに、
(05)
1 (1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)} A
2 (2)∀x{兎x→∃y(耳yx&長y)&∀z(~耳zx→~長z&耳zx→~鼻zx)} A
3 (3)∃x(象x&兎x) A
1 (4) 象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) 1UE
2 (5) 兎a→∃y(耳ya&長y)&∀z(~耳za→~長z&耳za→~鼻za) 2UE
6 (6) 象a&兎a A
6 (7) 兎a 6&E
6 (8) 兎a 6&E
1 6 (9) ∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z) 47MPP
2 6 (ア) ∃y(耳ya&長y)&∀z(~耳za→~長z&耳za→~鼻za) 58MPP
1 6 (イ) ∃y(鼻ya&長y) 9&E
ウ (ウ) 鼻ba&長b A
1 6 (エ) ∀z(~鼻za→~長z) 9&E
1 6 (オ) ~鼻ba→~長b エUE
2 6 (カ) ∃y(耳ya&長y) ア&E
キ(キ) 耳ba&長b A
2 6 (ク) ∀z(~耳za→~長z&耳za→~鼻za) ア&E
2 6 (ケ) ~耳ba→~長b&耳ba→~鼻ba クUE
2 6 (コ) 耳ba→~鼻ba ケ&E
キ(サ) 耳ba キ&E
2 6 キ(シ) ~鼻ba コサMPP
12 6 キ(ス) ~長b オシMPP
ウ (セ) 長b ウ&E
12 6ウキ(ソ) 長b&~長b シス&I
12 6ウ (タ) 長b&~長b カキソEE
12 6 (チ) 長b&~長b イウタEE
123 (ツ) 長b&~長b 36チEE
12 (テ)~∃x(象x&兎x) 3ツRAA
12 (ト)∀x~(象x&兎x) テ量化子の関係
12 (ナ) ~(象a&兎a) トUE
12 (ニ) ~象a∨~兎a ナ、ド・モルガンの法則
12 (ヌ) ~兎a∨~象a ニ交換法則
12 (ネ) 兎a→~象a ヌ含意の定義
12 (ノ)∀x(兎x→~象x) ネUI
12 (〃)すべてのxについて、xが兎であるならば、xは象ではない。 ネUI
12 (〃)兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。 ネUI
従って、
(05)により、
(06)
1 (1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)} A
2 (2)∀x{兎x→∃y(耳yx&長y)&∀z(~耳zx→~長z&耳zx→~鼻zx)} A
12 (ノ)∀x(兎x→~象x) ネUI
といふ「推論」、すなはち、
(1)象は鼻が長い。然るに、
(2)兎は耳が長いが、兎の耳は鼻ではない。従って、
(3)兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(01)~(06)により、
(07)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、「妥当」であると、するならば、その一方で、
① 象は鼻が長い。⇔
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない。⇔
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}⇔
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
といふ「等式」を、「否定」することは、出来ない。
然るに、
(08)
① 象は鼻が長い。然るに、
② 兎は耳が長い。故に、
③ 兎は象ではない(Rabbits can not be elephants)。
といふ「推論」は、明らかに、「妥当」である。
従って、
(07)(08)により、
(09)
三上章先生であらうと、金谷武洋先生であらうと、田中智恵子先生であらうと、
① 象は鼻が長い。⇔
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない。⇔
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}⇔
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyはxの鼻であって長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
といふ「等式」を、「否定」することは、出来ない。
然るに、
(10)
(ⅰ)論理式または命題関数において、量記号が現れる任意の箇所の作用範囲は、問題になっている変数が現れる少なくとも2つの箇所を含むであろう(その1つの箇所は量記号そのもののなかにある);
(論理学初歩、E.J.レモン、竹尾 治一郎・浅野 楢英 訳、1973年、183頁)
従って、
(10)により、
(11)
② 象は鼻が長いが、象の鼻は耳ではない。⇔
② 象は鼻は長く、鼻以外は長くないが、象の鼻は耳ではない。⇔
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}⇔
② すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くないが、zはxの耳ではない。
に於いて、
② x=象
の「意味」は、
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}。
といふ「論理式の全体」に及んでゐて、
② y=鼻
の「意味」は、
② ∃y(鼻yx&長y)
といふ「命題関数」だけにしか、及んでゐない。
従って、
(11)により、
(12)
② 象は鼻が長いが、象の鼻は耳ではない。⇔
② 象は鼻は長いが、鼻以外は長くなく、象の鼻は耳ではない。⇔
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}⇔
② すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くないが、zはxの耳ではない。
といふ「命題(文)」に於ける、
②「主語(MAIN WORD)」は、
② x=象 であって、
② y=鼻 ではない。
然るに、
(13)
③ 象は動物である。⇔
③ ∀x(象x→動物x)⇔
③ すべてのxについて、xが象であるならば。xは動物である。
といふ「命題(文)」に於いて、
③ 動物x=∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)
といふ「代入(Substituition)」を行ふと、
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}。
といふ「命題(文)」になる。
然るに、
(14)
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}。
に於いて、
③ ∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)=動物x
といふ「代入(Substituition)」を行ふと、
③ ∀x(象x→動物x)。
といふ「命題(文)」になる。
従って、
(12)(13)(14)により、
(15)
③ ∀x(象x→動物x)。
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z&鼻zx→~耳zx)}。
に於いて、
③ ∀x(象x→ と
② ∀x{象x→ に、「区別」は無い。
従って、
(15)により、
(16)
「述語論理(Predicate logic)」といふ「視点」からすれば、
③ 象は(動物である)。
② 象は{鼻は長いが、鼻以外は長くなく、象の鼻は耳ではない}。
に於いて、
③ 象は と、
② 象は に、「区別」は無い。
然るに、
(17)
象は 鼻が長い。
「象」はこの文の主題です。「鼻は長い」は全体で「象の説明」を行っているという構造をしています。これがもし「象の鼻が長い」であれば、単に「象の鼻=長い」といっているだけで、「象」が主題となっているとは言えません。ところが、「象は鼻が長い」にすると、「象について言えば、鼻が長い」という意味になります。
(橋本陽介、日本語の謎を解く、2016年、141・142頁)
然るに、
(18)
③ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物である。⇔
③ すべての象について、象をxとするならば、xは動物である。⇔
③ ∀x(象x→動物x)⇔
③ 象は動物である。
従って、
(17)(18)により、
(19)
「象は」は「(すべての)象について言えば、」という意味である。
「∀x{象x」は「(すべての)象について言えば、」という意味である。
然るに、
(20)
④ Elephants are animals. ⇔
④ ∀x(ELEPHANTx→ANIMALx)⇔
④ For all x, if x is an elephant then x is an animal. ⇔
④ すべての象について、象をxとするならば、xは動物である。
従って、
(19)(20)により、
(21)
「象は」は「(すべての)象について言えば、」という意味である。
「Elephants」は「(すべての)象について言えば、」という意味である。
従って、
(17)(21)により、
(22)
「象は」が「主題」であるならば、
「Elephants」も「主題」である。
然るに、
(23)
② Elephants are animals.
に於いて、
② Elephants は「主語(Subject)」である。
従って、
(22)(23)により、
(24)
① 象は動物である。
② Elephants are animals.
に於いて、
「Elephants」が「主語」であるならば、
「象は」も「主語」である。
然るに、
(25)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&(~象a&鼻ba)→~長b 1UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) (~象a&鼻ba)→~長b 3&E
6 (6) ∀x{兎x→~象x&∃y(鼻yx)} A
6 (7) 兎a→~象a&∃y(鼻ya) 1UE
8 (8) 兎a A
68 (9) ~象a&∃y(鼻ya) 78MPP
68 (ア) ~象a 9&E
68 (イ) ∃y(鼻ya) 9&E
ウ(ウ) 鼻ba A
68ウ(エ) ~象a&鼻ba アウ&I
168ウ(オ) ~長b 5エMPP
168ウ(カ) 鼻ba&~長b ウオ&I
168ウ(キ) ∃y(鼻ya&~長y) カEI
168 (ク) ∃y(鼻ya&~長y) イウキEE
16 (ケ) 兎a→∃y(鼻ya&~長y) 8クCP
16 (コ) ∀x{兎x→∃y(鼻yx&~長y)} ケUI
従って、
(25)により、
(26)
(1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y}。
(6) ∀x{兎x→~象x&∃y(鼻yx)}。
(コ) ∀x{兎x→∃y(鼻yx&~長y)}。
といふ「推論」、すなはち、
(1)すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
(6)すべてのxについて、 xが兎であるならば、xは象ではなく、あるyはxの鼻である。
(コ)すべてのxについて、 xが兎であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(27)
(1)象の鼻_長い。 然るに、
(6)兎は象ではないが、鼻がある。 従って、
(コ)兎の鼻は長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(28)
Q:Which nose is long ? Is it elephant's or rabbit's ?
A:象の鼻が長い。
であって、
Q:Which nose is long ? Is it elephant's or rabbit's ?
A:象の鼻は長い。
ではない。
然るに、
(28)
Q:Which nose is long ? Is it elephant's or rabbit's ?
A:象の鼻が長い。
といふのであれば、
A:象の鼻が長い=象の鼻は長く、象以外(兎の鼻)は長くない。
といふことに、ならざるを得ない。
従って、
(25)~(28)により、
(29)
② 象の鼻が長い。⇔
② 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。⇔
② ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y}⇔
② すべてのxとyについて{xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない}。
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(07)(29)により、
(30)
① 象は鼻が長い=象は鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 象の鼻が長い=象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。
といふ「等式」が、成立するものの、
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。
のやうな「命題」を、「排他的命題(exclusive proposition)」といふ。
然るに、
(31)
③ お前が言ふな。⇔
③(他の人間はともかく、他ならぬ)お前が言ふな。⇔
③(他の人間はともかく、お前以外ではない所の)お前が言ふな。
であるため、かうした「言ひ方」も、「排他的命題」であると、することが、出来る。
従って、
(01)~(31)により、
(32)
「~が」といふ「日本語」は、第一義的に、「排他的命題の主語」を表す。
令和元年12月13日、毛利太。
2019年12月12日木曜日
「象は・象も・象が」の「述語論理」の「注意点」。
― しばらく、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
①{象}であるならば、
① 象は動物である。
然るに、
(02)
②{象、兎、ライオン}であるならば、
② 象も動物である。
② 兎も動物である。
② ライオンも動物である。
然るに、
(03)
③{象、机、パソコン}であるならば、
③ 象が動物である。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① 象は動物である=象は動物である。
② 象も動物である=象は動物であり、象以外(兎、ライオン)も動物である。
③ 象が動物である=象は動物であり、象以外(机、パソコン)は動物でない。
従って、
(04)により、
(05)
① 象は動物である=象は動物である。
② 象も動物である=象は動物である+象以外も動物である。
③ 象が動物である=象は動物である+象以外は動物でない。
に於いて、
①と②は、「矛盾」せず、
①と③も、「矛盾」せず、
②と③は、「矛盾」する。
従って、
(05)により、
(06)
① 象は動物である≡∀x(象x→動物x)。
② 象も動物である≡∀x(象x→動物x)& ∃x(~象x&動物x)。
③ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x)。
に於いて、
①と②は、「矛盾」せず、
①と③も、「矛盾」せず、
②と③は、「矛盾」する。
然るに、
(07)
(ⅲ)
1 (1)∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x) A
1 (2)∀x(象x→動物x) 1&E
1 (3) ~∃x(~象x&動物x) 1&
4 (4) ~象a&動物a A
4 (5) ∃x(~象x&動物x) 4EI
14 (6) ~∃x(~象x&動物x)&
∃x(~象x&動物x) 35&I
1 (7) ~(~象a&動物a) 46RAA
1 (8) 象a∨~動物a 7ド・モルガンの法則
9 (9) 象a A
9 (ア) ~~象a 9DN
9 (イ) ~~象a∨~動物a ア∨I
ウ(ウ) ~動物a A
ウ(エ) ~~象a∨~動物a ウ∨I
1 (オ) ~~象a∨~動物a 89イウエ∨E
1 (カ) ~象a→~動物a オ含意の定義
1 (キ) ∀x(~象x→~動物x) カUI
1 (ク)∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x) 2キ&I
(ⅳ)
1 (1)∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x) 2キ&I
1 (2)∀x(象x→動物x) 1&E
1 (3) ∀x(~象x→~動物x) A
1 (4) ~象a→~動物a 3UE
1 (5) ~~象a∨~動物a 4含意の定義
1 (6) ~(~象a&動物a) 5ド・モルガンの法則
7 (7) ∃x(~象x&動物x) A
8 (8) ~象a&動物a A
1 8 (9) ~(~象a&動物a)&
(~象a&動物a) 68&I
17 (ア) ~(~象a&動物a)&
(~象a&動物a) 789EE
1 (イ) ~∃x(~象x&動物x) 7アRAA
1 (ウ)∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x) 2イ&I
(08)
(ⅳ)
1(1)∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x) A
1(2)∀x(象x→動物x) 1&E
1(3) 象a→動物a 2UE
1(4) ∀x(~象x→~動物x) 1&E
1(5) ~象a→~動物a 4UE
1(6) 象a→動物a&~象a→~動物a 35&I
1(7)∀x(象x→動物x&~象x→~動物x) 6UI
(ⅴ)
1(1)∀x(象x→動物x&~象x→~動物x) A
1(2) 象a→動物a&~象a→~動物a 1UE
1(3) 象a→動物a 2&E
1(4)∀x(象x→動物x) 3UI
1(5) ~象a→~動物a 2&E
1(6) ∀x(~象x→~動物x) 5UI
1(7)∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x) 46&I
従って、
(07)(08)により、
(09)
③ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x)。
④ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x)。
⑤ 象が動物である≡∀x(象x→動物x & ~象x→~動物x)。
に於いて、
③=④=⑤ である。
然るに、
(10)
(ⅵ)
1 (1) ∀x(象x→動物x&~(~象x→~動物x)} A
1 (2) 象a→動物a&~(~象a→~動物a) 1UE
1 (3) 象a→動物a 2&E
1 (4) ~(~象a→~動物a) 2&E
5(5) 象a∨~動物a A
5(6) ~象a→~動物a 5含意の定義
15(7) ~(~象a→~動物a)&
(~象a→~動物a) 46&I
1 (8) ~(象a∨~動物a) 57RAA
1 (9) ~象a& 動物a 8ド・モルガンの法則
1 (ア) ∃x(~象x& 動物x) 9EI
1 (イ)∀x(象x→動物x) 3アUI
1 (ウ)∀x(象x→動物x)&∃x(~象a& 動物a) アイ&I
(ⅱ)
1 (1)∀x(象x→動物x)&∃x(~象x& 動物x) A
1 (2)∀x(象x→動物x) 1&E
1 (3) 象a→動物a 2UE
1 (4) ∃x(~象x& 動物x) 1&E
5 (5) ~象a& 動物a A
6(6) ~象a→~動物a A
5 (7) ~象a 5&E
56(8) ~動物a 67MPP
6(9) 動物a 5&E
56(ア) ~動物a&動物a 89&I
5 (イ) ~(~象a→~動物a) 6アRAA
15 (ウ) 象a→動物a&~(~象a→~動物a) 3イ&I
15 (エ) ∀x{象a→動物a&~(~象a→~動物a)} ウUI(は、違反である。)
従って、
(10)により、
(11)
② 象も動物である≡∀x(象x→動物x)&∃x(~象x&動物x)。
⑥ 象_動物である≡∀x{象x→動物x& ~(~象x→~動物x)}。
に於いて、
⑥ ならば、② であるが、
② ならば、⑥ ではない。
従って、
(06)(09)(11)により、
(12)
① 象は動物である≡∀x(象x→動物x)。
② 象も動物である≡∀x(象x→動物x)& ∃x(~象x&動物x)。
③ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x)。
④ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x)。
⑤ 象が動物である≡∀x(象x→動物x & ~象x→~動物x)。
⑥ 象_動物である≡∀x{象x→動物x & ~(~象x→~動物x)}。
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物である(象は動物である)。
② すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、あるxは象ではなくて、動物である(象も動物である)。
③ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、あるxが象ではなくて、動物である、といふことはない(象が動物である)。
④ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、すべてのxについて、xが象でないならば、xは動物ではない(象が動物である)。
⑤ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、xが象でないならば、xは動物ではない(象が動物である)。
⑥ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、xが象でないならば、xは動物ではない、といふことはない(象_動物である)。
に於いて、
①「象は」は、どれとも、「矛盾」しない。
②「象も」と「象が」は、「矛盾」する。
③「象が」と、
④「象が」と、
⑤「象が」は、「同じ(等値)」である。
⑥ ならば、② であるが、② ならば、⑥ ではない。
令和元年12月12日、毛利太。
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
①{象}であるならば、
① 象は動物である。
然るに、
(02)
②{象、兎、ライオン}であるならば、
② 象も動物である。
② 兎も動物である。
② ライオンも動物である。
然るに、
(03)
③{象、机、パソコン}であるならば、
③ 象が動物である。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① 象は動物である=象は動物である。
② 象も動物である=象は動物であり、象以外(兎、ライオン)も動物である。
③ 象が動物である=象は動物であり、象以外(机、パソコン)は動物でない。
従って、
(04)により、
(05)
① 象は動物である=象は動物である。
② 象も動物である=象は動物である+象以外も動物である。
③ 象が動物である=象は動物である+象以外は動物でない。
に於いて、
①と②は、「矛盾」せず、
①と③も、「矛盾」せず、
②と③は、「矛盾」する。
従って、
(05)により、
(06)
① 象は動物である≡∀x(象x→動物x)。
② 象も動物である≡∀x(象x→動物x)& ∃x(~象x&動物x)。
③ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x)。
に於いて、
①と②は、「矛盾」せず、
①と③も、「矛盾」せず、
②と③は、「矛盾」する。
然るに、
(07)
(ⅲ)
1 (1)∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x) A
1 (2)∀x(象x→動物x) 1&E
1 (3) ~∃x(~象x&動物x) 1&
4 (4) ~象a&動物a A
4 (5) ∃x(~象x&動物x) 4EI
14 (6) ~∃x(~象x&動物x)&
∃x(~象x&動物x) 35&I
1 (7) ~(~象a&動物a) 46RAA
1 (8) 象a∨~動物a 7ド・モルガンの法則
9 (9) 象a A
9 (ア) ~~象a 9DN
9 (イ) ~~象a∨~動物a ア∨I
ウ(ウ) ~動物a A
ウ(エ) ~~象a∨~動物a ウ∨I
1 (オ) ~~象a∨~動物a 89イウエ∨E
1 (カ) ~象a→~動物a オ含意の定義
1 (キ) ∀x(~象x→~動物x) カUI
1 (ク)∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x) 2キ&I
(ⅳ)
1 (1)∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x) 2キ&I
1 (2)∀x(象x→動物x) 1&E
1 (3) ∀x(~象x→~動物x) A
1 (4) ~象a→~動物a 3UE
1 (5) ~~象a∨~動物a 4含意の定義
1 (6) ~(~象a&動物a) 5ド・モルガンの法則
7 (7) ∃x(~象x&動物x) A
8 (8) ~象a&動物a A
1 8 (9) ~(~象a&動物a)&
(~象a&動物a) 68&I
17 (ア) ~(~象a&動物a)&
(~象a&動物a) 789EE
1 (イ) ~∃x(~象x&動物x) 7アRAA
1 (ウ)∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x) 2イ&I
(08)
(ⅳ)
1(1)∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x) A
1(2)∀x(象x→動物x) 1&E
1(3) 象a→動物a 2UE
1(4) ∀x(~象x→~動物x) 1&E
1(5) ~象a→~動物a 4UE
1(6) 象a→動物a&~象a→~動物a 35&I
1(7)∀x(象x→動物x&~象x→~動物x) 6UI
(ⅴ)
1(1)∀x(象x→動物x&~象x→~動物x) A
1(2) 象a→動物a&~象a→~動物a 1UE
1(3) 象a→動物a 2&E
1(4)∀x(象x→動物x) 3UI
1(5) ~象a→~動物a 2&E
1(6) ∀x(~象x→~動物x) 5UI
1(7)∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x) 46&I
従って、
(07)(08)により、
(09)
③ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x)。
④ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x)。
⑤ 象が動物である≡∀x(象x→動物x & ~象x→~動物x)。
に於いて、
③=④=⑤ である。
然るに、
(10)
(ⅵ)
1 (1) ∀x(象x→動物x&~(~象x→~動物x)} A
1 (2) 象a→動物a&~(~象a→~動物a) 1UE
1 (3) 象a→動物a 2&E
1 (4) ~(~象a→~動物a) 2&E
5(5) 象a∨~動物a A
5(6) ~象a→~動物a 5含意の定義
15(7) ~(~象a→~動物a)&
(~象a→~動物a) 46&I
1 (8) ~(象a∨~動物a) 57RAA
1 (9) ~象a& 動物a 8ド・モルガンの法則
1 (ア) ∃x(~象x& 動物x) 9EI
1 (イ)∀x(象x→動物x) 3アUI
1 (ウ)∀x(象x→動物x)&∃x(~象a& 動物a) アイ&I
(ⅱ)
1 (1)∀x(象x→動物x)&∃x(~象x& 動物x) A
1 (2)∀x(象x→動物x) 1&E
1 (3) 象a→動物a 2UE
1 (4) ∃x(~象x& 動物x) 1&E
5 (5) ~象a& 動物a A
6(6) ~象a→~動物a A
5 (7) ~象a 5&E
56(8) ~動物a 67MPP
6(9) 動物a 5&E
56(ア) ~動物a&動物a 89&I
5 (イ) ~(~象a→~動物a) 6アRAA
15 (ウ) 象a→動物a&~(~象a→~動物a) 3イ&I
15 (エ) ∀x{象a→動物a&~(~象a→~動物a)} ウUI(は、違反である。)
従って、
(10)により、
(11)
② 象も動物である≡∀x(象x→動物x)&∃x(~象x&動物x)。
⑥ 象_動物である≡∀x{象x→動物x& ~(~象x→~動物x)}。
に於いて、
⑥ ならば、② であるが、
② ならば、⑥ ではない。
従って、
(06)(09)(11)により、
(12)
① 象は動物である≡∀x(象x→動物x)。
② 象も動物である≡∀x(象x→動物x)& ∃x(~象x&動物x)。
③ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&~∃x(~象x&動物x)。
④ 象が動物である≡∀x(象x→動物x)&∀x(~象x→~動物x)。
⑤ 象が動物である≡∀x(象x→動物x & ~象x→~動物x)。
⑥ 象_動物である≡∀x{象x→動物x & ~(~象x→~動物x)}。
に於いて、すなはち、
① すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物である(象は動物である)。
② すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、あるxは象ではなくて、動物である(象も動物である)。
③ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、あるxが象ではなくて、動物である、といふことはない(象が動物である)。
④ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、すべてのxについて、xが象でないならば、xは動物ではない(象が動物である)。
⑤ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、xが象でないならば、xは動物ではない(象が動物である)。
⑥ すべてのxについて、xが象であるならば、xは動物であり、xが象でないならば、xは動物ではない、といふことはない(象_動物である)。
に於いて、
①「象は」は、どれとも、「矛盾」しない。
②「象も」と「象が」は、「矛盾」する。
③「象が」と、
④「象が」と、
⑤「象が」は、「同じ(等値)」である。
⑥ ならば、② であるが、② ならば、⑥ ではない。
令和元年12月12日、毛利太。
2019年12月10日火曜日
「鼻は象が長い」の「述語論理」の「主語(MAIN WORD)」。
― しばらく、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
① 鼻は 象は 長い。
② 鼻ならば、象ならば、長い。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(02)
③ ∀x∀y(鼻xy→象y→長x)⇔
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻ならば、yが象ならば、xは長い。
従って、
(01)(02)により、
(03)
① 鼻は 象は 長い。
② 鼻ならば、象ならば、長い。
③ ∀x∀y(鼻xy→象y→長x)⇔
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻ならば、yが象ならば、xは長い。
に於いて、
①=②=③ である。
然るに、
(04)
(ⅲ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy→象y→長x) A
1 (2) ∀y(鼻ay→象y→長a) 1UE
1 (3) 鼻ab→象b→長a 1UE
4 (4) 鼻ab&象b A
4 (5) 鼻ab 4&E
14 (6) 象b→長b 35MPP
4 (7) 象b 4&E
14 (8) 長b 67MPP
1 (9) 鼻ab&象b→長b 48CP
1 (ア) ∀y(鼻ay&象y→長y) 9UI
1 (イ)∀x∀y(鼻xy&象y→長y) アUI
(ⅳ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長y) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長y) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長b 2UE
4 (4) 鼻ab A
5(5) 象b A
45(6) 鼻ab&象b 45&I
145(7) 長b 36MPP
14 (8) 象b→長b 57CP
1 (9) 鼻ab→象b→長b 48CP
従って、
(04)により、
(05)
③ ∀x∀y(鼻xy→象y→長x)
④ ∀x∀y(鼻xy&象y→長y)
に於いて、すなはち、
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻ならば、 yが象ならば、xは長い。
④ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長い。
に於いて、
③=④ である。
従って、
(03)(05)により、
(06)
① 鼻は 象は 長い。
② ∀x∀y(鼻xy&象y→長y)。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(07)
(ⅲ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長a&鼻ay&~象y→~長a) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長a&鼻ab&~象b→~長a 2UE
1 (4) 鼻ab&象b→長a 3&E
1 (5) 鼻ab&~象b→~長a 3&E
6 (6) 長a A
6 (7) ~~長a 6DN
16 (8) ~(鼻ab&~象b) 57MTT
16 (9) ~鼻ab∨ 象b 8ド・モルガンの法則
16 (ア) 象b∨~鼻ab 9交換法則
イ (イ) 象b A
イ (ウ) ~~象b イDN
イ (エ) ~~象b∨~鼻ab ウ∨I
オ (オ) ~鼻ab A
オ (カ) ~~象b∨~鼻ab オ∨I
16 (キ) ~~象b∨~鼻ab アイエオカ∨E
16 (ク) ~象b→~鼻ab キ含意の定義
1 (ケ) 長a→~象b→~鼻ab 6クCP
コ(コ) ~象b&長a A
コ(サ) 長a コ&E
1 コ(シ) ~象b→~鼻ab ケサMPP
コ(ス) ~象b コ&E
1 コ(セ) ~鼻ab シスMPP
1 (ソ) ~象a&長b→~鼻ab コセCP
1 (タ) 鼻ab&象b→長a&~象b&長a→~鼻ab 4ソ&I
1 (チ) ∀y(鼻ay&象y→長a&~象y&長a→~鼻ay) タUI
1 (ツ)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&~象y&長x→~鼻xy) チUI
(ⅳ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&~象y&長x→~鼻xy) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長a&~象y&長a→~鼻ay) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長a&~象b&長a→~鼻ab 2UE
1 (4) 鼻ab&象b→長a 3&E
1 (5) ~象b&長a→~鼻ab 3&E
6 (6) 鼻ab A
6 (7) ~~鼻ab 6DN
16 (8) ~(~象b&長a) 57MTT
16 (9) 象b∨~長a 8ド・モルガンの法則
ア (ア) 象b A
ア (イ) ~~象b アDN
ア (ウ) ~~象b∨~長a イ∨I
エ (エ) ~長a A
エ (オ) ~~象b∨~長a エ∨I
16 (カ) ~~象b∨~長a 9アウエオ∨E
16 (キ) ~象b→~長a カ含意の定義
1 (ク) 鼻ab→~象b→~長a 6キCP
ケ(ケ) 鼻ab&~象b A
ケ(コ) 鼻ab ケ&E
1 ケ(サ) ~象b→~長a クコMPP
ケ(シ) ~象b ケ&E
1 ケ(ス) ~長a サシMPP
1 (セ) 鼻ab&~象b→~長a ケスCP
1 (ソ) 鼻ab&象b→長a&鼻ab&~象b→~長a 4セ&I
1 (タ) ∀y(鼻ay&象y→長a&鼻ay&~象y→~長a) ソUI
1 (チ)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x) タUI
従って、
(07)により、
(08)
③ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)
④ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&~象y&長x→~鼻xy)
に於いて、
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、xがyの鼻であって、yが象以外であれば、xは長くはない。
④ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、yが象以外であって、xが長いならば、xはyの鼻ではない。
に於いて、
③=④ である。
然るに、
(09)
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、
④ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、
といふことは、
③ 象の鼻は長く、
④ 象の鼻は長く、
といふ、ことである。
然るに、
(10)
③ xがyの鼻であって、yが象以外であれば、xは長くはない。
④ yが象以外であって、xが長いならば、xはyの鼻ではない。
といふことは、
③ 象以外の鼻は長くない。
④ 象以外で長いのは鼻ではない。
といふ、ことである。
従って、
(08)(09)(10)により、
(11)
「番号」を付け直すと、
① ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)
② ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&~象y&長x→~鼻xy)
に於いて、すなはち、
① 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。
② 象の鼻は長く、象以外で長いのは鼻ではない。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(12)
{象、兎、馬}であるならば、
① 鼻は、象が長く、
② 耳は、兎が長く、
③ 顔は、馬が長い。
然るに、
(13)
{象、兎、馬}であるならば、
① 象の鼻は長く、象以外(兎と馬)の鼻は長くない。
② 兎の耳は長く、兎以外(象と馬)の耳は長くない。
③ 馬の顔は長く、馬以外(象と兎)の顔は長くない。
従って、
(11)(12)(13)により、
(14)
① 鼻は、象が長い。⇔
① 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。⇔
① ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)⇔
① すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、xがyの鼻であって、yが象以外であれば、xは長くはない。
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(15)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長a&鼻ay&~象y→~長a) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長a&鼻ab&~象b→~長a 2UE
1 (4) 鼻ab&象b→長a 3&E
1 (5) 鼻ab&~象b→~長a 3&E
6 (6) ∀y{兎y→~象y&∃x(鼻xy)} A
6 (7) 兎b→~象b&∃x(鼻xb) 1UE
8 (8) 兎b A
68 (9) ~象b&∃x(鼻xb) 78MPP
68 (ア) ~象b 9&E
68 (イ) ∃x(鼻xb) 9&E
ウ(ウ) 鼻ab A
68ウ(エ) ~象b&鼻ab アウ&I
68ウ(カ) 鼻ab&~象b エ交換法則
168ウ(キ) ~長a 5カMPP
168ウ(ク) 鼻ab&~長a ウキ&I
168ウ(ケ) ∃x(鼻xb&~長x) クEI
168 (コ) ∃x(鼻xb&~長x) イウケEE
16 (サ) 兎b→∃x(鼻xb&~長x) 8コCP
16 (シ) ∀y{兎y→∃x(鼻xy&~長x)} サUI
従って、
(14)(15)により、
(16)
(1)すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、xがyの鼻であって、yが象以外であれば、xは長くはない。
(6)すべてのyについて、yが兎であるならば、yは象ではなく、あるxはyの鼻である。
(シ)すべてのyについて、yが兎であるならば、あるxはyの鼻であって、yは長くない。
といふ「推論」、すなはち、
(1)鼻は、象が長い。 然るに、
(6)兎は象ではないが、鼻がある。 従って、
(シ)兎には鼻があるが、長くはない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(06)(14)(16)により、
(17)
① 鼻は、象は長い≡∀x∀y(鼻xy&象y→長y)。
② 鼻は、象が長い≡∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)。
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(18)
① ∀x∀y(鼻xy&象y→長y)
② ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)
といふ「論理式」は、「連言(&)の、連言(&)」であるため、「正確」には、
① ∀x{∀y(鼻xy&象y→長y)}
② ∀x{∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)}
と書くのが、「正しい」。
然るに、
(19)
(ⅰ)論理式または命題関数において、量記号が現れる任意の箇所の作用範囲は、問題になっている変数が現れる少なくとも2つの箇所を含むであろう(その1つの箇所は量記号そのもののなかにある);
(論理学初歩、E.J.レモン、竹尾 治一郎・浅野 楢英 訳、1973年、183頁)
従って、
(18)(19)により、
(20)
① ∀x{∀y(鼻xy&象y→長y)}
② ∀x{∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)}
に於いて、
①「x=鼻」といふ「語の意味」は、∀x{∀y(鼻xy&象y→長y)}の「全体」に及んでゐて、
②「x=鼻」といふ「語の意味」は、∀x{∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)}の「全体」に及んでゐる。
従って、
(17)~(20)により、
(21)
① 鼻は、象は長い≡∀x{∀y(鼻xy&象y→長y)}。
② 鼻は、象が長い≡∀x{∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)}。
に於いて、
①「鼻は」は、「主語(MAIN WORD)」である。
②「鼻は」は、「主語(MAIN WORD)」である。
令和元年12月10日、毛利太。
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
① 鼻は 象は 長い。
② 鼻ならば、象ならば、長い。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(02)
③ ∀x∀y(鼻xy→象y→長x)⇔
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻ならば、yが象ならば、xは長い。
従って、
(01)(02)により、
(03)
① 鼻は 象は 長い。
② 鼻ならば、象ならば、長い。
③ ∀x∀y(鼻xy→象y→長x)⇔
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻ならば、yが象ならば、xは長い。
に於いて、
①=②=③ である。
然るに、
(04)
(ⅲ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy→象y→長x) A
1 (2) ∀y(鼻ay→象y→長a) 1UE
1 (3) 鼻ab→象b→長a 1UE
4 (4) 鼻ab&象b A
4 (5) 鼻ab 4&E
14 (6) 象b→長b 35MPP
4 (7) 象b 4&E
14 (8) 長b 67MPP
1 (9) 鼻ab&象b→長b 48CP
1 (ア) ∀y(鼻ay&象y→長y) 9UI
1 (イ)∀x∀y(鼻xy&象y→長y) アUI
(ⅳ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長y) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長y) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長b 2UE
4 (4) 鼻ab A
5(5) 象b A
45(6) 鼻ab&象b 45&I
145(7) 長b 36MPP
14 (8) 象b→長b 57CP
1 (9) 鼻ab→象b→長b 48CP
従って、
(04)により、
(05)
③ ∀x∀y(鼻xy→象y→長x)
④ ∀x∀y(鼻xy&象y→長y)
に於いて、すなはち、
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻ならば、 yが象ならば、xは長い。
④ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長い。
に於いて、
③=④ である。
従って、
(03)(05)により、
(06)
① 鼻は 象は 長い。
② ∀x∀y(鼻xy&象y→長y)。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(07)
(ⅲ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長a&鼻ay&~象y→~長a) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長a&鼻ab&~象b→~長a 2UE
1 (4) 鼻ab&象b→長a 3&E
1 (5) 鼻ab&~象b→~長a 3&E
6 (6) 長a A
6 (7) ~~長a 6DN
16 (8) ~(鼻ab&~象b) 57MTT
16 (9) ~鼻ab∨ 象b 8ド・モルガンの法則
16 (ア) 象b∨~鼻ab 9交換法則
イ (イ) 象b A
イ (ウ) ~~象b イDN
イ (エ) ~~象b∨~鼻ab ウ∨I
オ (オ) ~鼻ab A
オ (カ) ~~象b∨~鼻ab オ∨I
16 (キ) ~~象b∨~鼻ab アイエオカ∨E
16 (ク) ~象b→~鼻ab キ含意の定義
1 (ケ) 長a→~象b→~鼻ab 6クCP
コ(コ) ~象b&長a A
コ(サ) 長a コ&E
1 コ(シ) ~象b→~鼻ab ケサMPP
コ(ス) ~象b コ&E
1 コ(セ) ~鼻ab シスMPP
1 (ソ) ~象a&長b→~鼻ab コセCP
1 (タ) 鼻ab&象b→長a&~象b&長a→~鼻ab 4ソ&I
1 (チ) ∀y(鼻ay&象y→長a&~象y&長a→~鼻ay) タUI
1 (ツ)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&~象y&長x→~鼻xy) チUI
(ⅳ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&~象y&長x→~鼻xy) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長a&~象y&長a→~鼻ay) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長a&~象b&長a→~鼻ab 2UE
1 (4) 鼻ab&象b→長a 3&E
1 (5) ~象b&長a→~鼻ab 3&E
6 (6) 鼻ab A
6 (7) ~~鼻ab 6DN
16 (8) ~(~象b&長a) 57MTT
16 (9) 象b∨~長a 8ド・モルガンの法則
ア (ア) 象b A
ア (イ) ~~象b アDN
ア (ウ) ~~象b∨~長a イ∨I
エ (エ) ~長a A
エ (オ) ~~象b∨~長a エ∨I
16 (カ) ~~象b∨~長a 9アウエオ∨E
16 (キ) ~象b→~長a カ含意の定義
1 (ク) 鼻ab→~象b→~長a 6キCP
ケ(ケ) 鼻ab&~象b A
ケ(コ) 鼻ab ケ&E
1 ケ(サ) ~象b→~長a クコMPP
ケ(シ) ~象b ケ&E
1 ケ(ス) ~長a サシMPP
1 (セ) 鼻ab&~象b→~長a ケスCP
1 (ソ) 鼻ab&象b→長a&鼻ab&~象b→~長a 4セ&I
1 (タ) ∀y(鼻ay&象y→長a&鼻ay&~象y→~長a) ソUI
1 (チ)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x) タUI
従って、
(07)により、
(08)
③ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)
④ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&~象y&長x→~鼻xy)
に於いて、
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、xがyの鼻であって、yが象以外であれば、xは長くはない。
④ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、yが象以外であって、xが長いならば、xはyの鼻ではない。
に於いて、
③=④ である。
然るに、
(09)
③ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、
④ すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、
といふことは、
③ 象の鼻は長く、
④ 象の鼻は長く、
といふ、ことである。
然るに、
(10)
③ xがyの鼻であって、yが象以外であれば、xは長くはない。
④ yが象以外であって、xが長いならば、xはyの鼻ではない。
といふことは、
③ 象以外の鼻は長くない。
④ 象以外で長いのは鼻ではない。
といふ、ことである。
従って、
(08)(09)(10)により、
(11)
「番号」を付け直すと、
① ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)
② ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&~象y&長x→~鼻xy)
に於いて、すなはち、
① 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。
② 象の鼻は長く、象以外で長いのは鼻ではない。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(12)
{象、兎、馬}であるならば、
① 鼻は、象が長く、
② 耳は、兎が長く、
③ 顔は、馬が長い。
然るに、
(13)
{象、兎、馬}であるならば、
① 象の鼻は長く、象以外(兎と馬)の鼻は長くない。
② 兎の耳は長く、兎以外(象と馬)の耳は長くない。
③ 馬の顔は長く、馬以外(象と兎)の顔は長くない。
従って、
(11)(12)(13)により、
(14)
① 鼻は、象が長い。⇔
① 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。⇔
① ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)⇔
① すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、xがyの鼻であって、yが象以外であれば、xは長くはない。
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(15)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長a&鼻ay&~象y→~長a) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長a&鼻ab&~象b→~長a 2UE
1 (4) 鼻ab&象b→長a 3&E
1 (5) 鼻ab&~象b→~長a 3&E
6 (6) ∀y{兎y→~象y&∃x(鼻xy)} A
6 (7) 兎b→~象b&∃x(鼻xb) 1UE
8 (8) 兎b A
68 (9) ~象b&∃x(鼻xb) 78MPP
68 (ア) ~象b 9&E
68 (イ) ∃x(鼻xb) 9&E
ウ(ウ) 鼻ab A
68ウ(エ) ~象b&鼻ab アウ&I
68ウ(カ) 鼻ab&~象b エ交換法則
168ウ(キ) ~長a 5カMPP
168ウ(ク) 鼻ab&~長a ウキ&I
168ウ(ケ) ∃x(鼻xb&~長x) クEI
168 (コ) ∃x(鼻xb&~長x) イウケEE
16 (サ) 兎b→∃x(鼻xb&~長x) 8コCP
16 (シ) ∀y{兎y→∃x(鼻xy&~長x)} サUI
従って、
(14)(15)により、
(16)
(1)すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象ならば、xは長く、xがyの鼻であって、yが象以外であれば、xは長くはない。
(6)すべてのyについて、yが兎であるならば、yは象ではなく、あるxはyの鼻である。
(シ)すべてのyについて、yが兎であるならば、あるxはyの鼻であって、yは長くない。
といふ「推論」、すなはち、
(1)鼻は、象が長い。 然るに、
(6)兎は象ではないが、鼻がある。 従って、
(シ)兎には鼻があるが、長くはない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(06)(14)(16)により、
(17)
① 鼻は、象は長い≡∀x∀y(鼻xy&象y→長y)。
② 鼻は、象が長い≡∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)。
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(18)
① ∀x∀y(鼻xy&象y→長y)
② ∀x∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)
といふ「論理式」は、「連言(&)の、連言(&)」であるため、「正確」には、
① ∀x{∀y(鼻xy&象y→長y)}
② ∀x{∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)}
と書くのが、「正しい」。
然るに、
(19)
(ⅰ)論理式または命題関数において、量記号が現れる任意の箇所の作用範囲は、問題になっている変数が現れる少なくとも2つの箇所を含むであろう(その1つの箇所は量記号そのもののなかにある);
(論理学初歩、E.J.レモン、竹尾 治一郎・浅野 楢英 訳、1973年、183頁)
従って、
(18)(19)により、
(20)
① ∀x{∀y(鼻xy&象y→長y)}
② ∀x{∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)}
に於いて、
①「x=鼻」といふ「語の意味」は、∀x{∀y(鼻xy&象y→長y)}の「全体」に及んでゐて、
②「x=鼻」といふ「語の意味」は、∀x{∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)}の「全体」に及んでゐる。
従って、
(17)~(20)により、
(21)
① 鼻は、象は長い≡∀x{∀y(鼻xy&象y→長y)}。
② 鼻は、象が長い≡∀x{∀y(鼻xy&象y→長x&鼻xy&~象y→~長x)}。
に於いて、
①「鼻は」は、「主語(MAIN WORD)」である。
②「鼻は」は、「主語(MAIN WORD)」である。
令和元年12月10日、毛利太。
2019年12月9日月曜日
「兎は象ではないが、鼻がある」の「述語論理」。
― しばらく、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&(~象a&鼻ba)→~長b 1UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) (~象a&鼻ba)→~長b 3&E
6 (6) ∀x{兎x→~象x&∃y(鼻yx)} A
6 (7) 兎a→~象a&∃y(鼻ya) 1UE
8 (8) 兎a A
68 (9) ~象a&∃y(鼻ya) 78MPP
68 (ア) ~象a 9&E
68 (イ) ∃y(鼻ya) 9&E
ウ(ウ) 鼻ba A
68ウ(エ) ~象a&鼻ba アウ&I
168ウ(オ) ~長b 5エMPP
168ウ(カ) 鼻ba&~長b ウオ&I
168ウ(キ) ∃y(鼻ya&~長y) カEI
168 (ク) ∃y(鼻ya&~長y) イウキEE
16 (ケ) 兎a→∃y(鼻ya&~長y) 8クCP
16 (コ) ∀x{兎x→∃y(鼻yx&~長y)} ケUI
従って、
(01)により、
(02)
(1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y}
(6) ∀x{兎x→~象x&∃y(鼻yx)}
(コ) ∀x{兎x→∃y(鼻yx&~長y)}
といふ「推論」、すなはち、
(1)すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
(6)すべてのxについて、 xが兎であるならば、xは象ではなく、あるyはxの鼻である。
(コ)すべてのxについて、 xが兎であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(03)
(1)象の鼻_長い。 然るに、
(6)兎は象ではないが、鼻がある。 従って、
(コ)兎の鼻は長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(04)
Q:Which nose is longer, an elephant or a rabbit ?
A:象の鼻が長い。
であって、
Q:Which nose is longer, an elephant or a rabbit ?
A:象の鼻は長い。
ではない。
従って、
(03)(04)により、
(05)
(1)象の鼻が長い。 然るに、
(6)兎は象ではないが、鼻がある。 従って、
(コ)兎の鼻は長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(01)~(05)により、
(06)
① 象の鼻が長い。⇔
① 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。⇔
① ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}⇔
① すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(06)により、
(07)
① 象の鼻が長い=象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。
であって、
② 象の鼻が長い=象の鼻 is long.
ではない。
然るに、
(08)
象は 鼻が長い。
「象」はこの文の主題です。「鼻は長い」は全体で「象の説明」を行っているという構造をしています。これがもし「象の鼻が長い」であれば、単に「象の鼻=長い」といっているだけで、「象」が主題となっているとは言えません。ところが、「象は鼻が長い」にすると、「象について言えば、鼻が長い」という意味になります。
(橋本陽介、日本語の謎を解く、2016年、141・142頁)
然るに、
(09)
橋本陽介先生が言ふ「象の鼻=長い」といふのは、「象の鼻 is long.」といふことであると、思はれる。
従って、
(07)(08)(09)により、
(10)
橋本陽介先生の言ふ、
これがもし「象の鼻が長い」であれば、単に「象の鼻=長い」といっているだけである。
といふ言ひ方は、「正しく」はない。
令和元年12月09日、毛利太。
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&(~象a&鼻ba)→~長b 1UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) (~象a&鼻ba)→~長b 3&E
6 (6) ∀x{兎x→~象x&∃y(鼻yx)} A
6 (7) 兎a→~象a&∃y(鼻ya) 1UE
8 (8) 兎a A
68 (9) ~象a&∃y(鼻ya) 78MPP
68 (ア) ~象a 9&E
68 (イ) ∃y(鼻ya) 9&E
ウ(ウ) 鼻ba A
68ウ(エ) ~象a&鼻ba アウ&I
168ウ(オ) ~長b 5エMPP
168ウ(カ) 鼻ba&~長b ウオ&I
168ウ(キ) ∃y(鼻ya&~長y) カEI
168 (ク) ∃y(鼻ya&~長y) イウキEE
16 (ケ) 兎a→∃y(鼻ya&~長y) 8クCP
16 (コ) ∀x{兎x→∃y(鼻yx&~長y)} ケUI
従って、
(01)により、
(02)
(1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y}
(6) ∀x{兎x→~象x&∃y(鼻yx)}
(コ) ∀x{兎x→∃y(鼻yx&~長y)}
といふ「推論」、すなはち、
(1)すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
(6)すべてのxについて、 xが兎であるならば、xは象ではなく、あるyはxの鼻である。
(コ)すべてのxについて、 xが兎であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(03)
(1)象の鼻_長い。 然るに、
(6)兎は象ではないが、鼻がある。 従って、
(コ)兎の鼻は長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(04)
Q:Which nose is longer, an elephant or a rabbit ?
A:象の鼻が長い。
であって、
Q:Which nose is longer, an elephant or a rabbit ?
A:象の鼻は長い。
ではない。
従って、
(03)(04)により、
(05)
(1)象の鼻が長い。 然るに、
(6)兎は象ではないが、鼻がある。 従って、
(コ)兎の鼻は長くない。
といふ「推論」は、「妥当」である。
従って、
(01)~(05)により、
(06)
① 象の鼻が長い。⇔
① 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。⇔
① ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}⇔
① すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(06)により、
(07)
① 象の鼻が長い=象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。
であって、
② 象の鼻が長い=象の鼻 is long.
ではない。
然るに、
(08)
象は 鼻が長い。
「象」はこの文の主題です。「鼻は長い」は全体で「象の説明」を行っているという構造をしています。これがもし「象の鼻が長い」であれば、単に「象の鼻=長い」といっているだけで、「象」が主題となっているとは言えません。ところが、「象は鼻が長い」にすると、「象について言えば、鼻が長い」という意味になります。
(橋本陽介、日本語の謎を解く、2016年、141・142頁)
然るに、
(09)
橋本陽介先生が言ふ「象の鼻=長い」といふのは、「象の鼻 is long.」といふことであると、思はれる。
従って、
(07)(08)(09)により、
(10)
橋本陽介先生の言ふ、
これがもし「象の鼻が長い」であれば、単に「象の鼻=長い」といっているだけである。
といふ言ひ方は、「正しく」はない。
令和元年12月09日、毛利太。
「象の鼻が長い。」の「多義性」について。
― しばらく、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
(ⅰ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長x) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長a) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長a 2UE
4 (4) ~長a A
14 (5) ~(鼻ab&象b) 34MTT
14 (6) ~鼻ab∨~象b 5ド・モルガンの法則
14 (7) 鼻ab→~象b 6含意の定義
1 (8) ~長a→鼻ab→~象b 47CP
9(9) 鼻ab&~長a A
9(ア) ~長a 9&E
1 9(イ) 鼻ab→~象b 8アMPP
9(ウ) 鼻ab 9&E
1 9(エ) ~象b イウMPP
1 (オ) 鼻ab&~長a→~象b 9エCP
1 (カ) ∀y(鼻ay&~長a→~象y) オUI
1 (キ)∀x∀y(鼻xy&~長x→~象y) カUI
(ⅱ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&~長x→~象y) A
1 (2) ∀y(鼻ay&~長a→~象y) 1UE
1 (3) 鼻ab&~長a→~象b 2UE
4 (4) 象b A
4 (5) ~~象b 4DN
14 (6) ~(鼻ab&~長a) 35MTT
14 (7) ~鼻ab∨ 長a 6ド・モルガンの法則
14 (8) 鼻ab→ 長a 7含意の定義
1 (9) 象b→鼻ab→ 長a 48CP
ア(ア) 鼻ab& 象b A
ア(イ) 象b ア&E
1 ア(ウ) 鼻ab→ 長a 9イMPP
ア(エ) 鼻ab ア&E
1 ア(オ) 長a ウエMPP
1 (カ) 鼻ab&象b→長a アオMPP
1 (キ) ∀y(鼻ay&象y→長a) カUI
1 (ク)∀x∀y(鼻xy&象y→長x) キUI
従って、
(01)により、
(02)
① ∀x∀y(鼻xy& 象y→ 長x)
② ∀x∀y(鼻xy&~長x→~象y)
に於いて、すなはち、
① すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象であるならば、xは長い。
② すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、xが長くないならば、yは象ではない。
に於いて、
①=② である。
従って、
(02)により、
(03)
① 鼻は、象ならば長い。
② 鼻は、長くないならば象ではない。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(04)
{象、兎、馬}であるならば、
① 鼻は、象ならば長く、長くないならば象ではない。
② 耳は、兎ならば長く、長くないならば兎ではない。
③ 顔は、馬ならば長く、長くないならば馬ではない。
従って、
(04)により、
(05)
① 鼻は、象が長い。
② 耳は、兎が長い。
③ 顔は、馬が長い。
従って、
(02)~(05)により、
(06)
①{象、兎、馬}であるならば、
① 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x)。
② 兎の鼻が長い。⇔ ∀x∀y(耳xy&兎y→長x)。
③ 馬の顔が長い。⇔ ∀x∀y(顔xy&馬y→長x)。
然るに、
(07)
(ⅳ)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&~(象a&鼻ya)→~長y} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&~(象a&鼻ba)→~長b 1UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) ~(象a&鼻ba)→~長b 3&E
6(6) 長b A
6(7) ~~長b 6DN
16(8) ~~(象a&鼻ba) 57MTT
16(9) (象a&鼻ba) 8DN
1 (ア) 長b→(象a&鼻ba) 69CP
1 (イ) 象a&鼻ba→長b&長b→(象a&鼻ba) 4ア&I
1 (ウ) ∀y{象a&鼻ya→長y&長y→(象a&鼻ya)} イUI
1 (エ)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&長y→(象x&鼻yx)} ウUI
(ⅴ)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&長y→(象x&鼻yx)} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&長y→(象a&鼻ya)} 2UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&長b→(象a&鼻ba) 2UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) 長b→(象a&鼻ba) 3&E
6(6) ~(象a&鼻ba) A
16(7) ~長b 56MTT
1 (8) ~(象a&鼻ba)→~長b 67CP
1 (9) 象a&鼻ba→長b&~(象a&鼻ba)→~長b 48&I
1 (ア) ∀y{象a&鼻ya→長y&~(象a&鼻ya)→~長y} 9UI
1 (イ)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y} アUI
従って、
(07)により、
(08)
④ 象の鼻が長い。⇔
④ 象の鼻は長く、象の鼻以外は長くない。⇔
④ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y}⇔
④ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象であってyがxの鼻でないならば、yは長くない。
⑤ 象の鼻が長い。⇔
⑤ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&長y→(象x&鼻yx)}⇔
⑤ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、yが長いならば、xは象であって、yはxの鼻である。
に於いて、
④=⑤ である。
然るに、
(09)
④{象の鼻、机の天板、机の抽斗}であるならば、
④ 象の鼻が長い。⇔
④ 象の鼻は長く、象の鼻以外(机の天板、机の抽斗)は長くない。⇔
④ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y}⇔
④ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象であってyがxの鼻でないならば、yは長くない。
(10)
(ⅵ)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&(~象a&鼻ba)→~長b 1UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) (~象a&鼻ba)→~長b 3&E
6 (6) 長b A
6 (7) ~~長b 6DN
16 (8) ~(~象a&鼻ba) 57MPP
16 (9) 象a∨~鼻ba 8ド・モルガンの法則
16 (ア) ~鼻ba∨象a 9交換法則
16 (イ) 鼻ba→象a ア含意の定義
1 (ウ) 長b→鼻ba→象a 6イCP
エ(エ) (鼻ba&長b) A
エ(オ) 長b エ&E
1 エ(カ) 鼻ba→象a ウオMPP
エ(キ) 鼻ba エ&E
1 エ(ク) 象a カキMPP
1 (ケ) (鼻ba&長b)→象a エクCP
1 (コ) 象a&鼻ba→長b&(鼻ba&長b)→象a 4ケ&I
1 (サ) ∀y{象a&鼻ya→長y&(鼻ya&長b)→象a} コUI
1 (シ)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(鼻yx&長y)→象x} サUI
(ⅶ)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(鼻yx&長y)→象x} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&(鼻ya&長b)→象a} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&(鼻ba&長b)→象a 2UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) (鼻ba&長b)→象a 3&E
6 (6) ~象a A
16 (7) ~(鼻ba&長b) 56MTT
16 (8) ~鼻ba∨~長b 7ド・モルガンの法則
16 (9) 鼻ba→~長b 8含意の定義
1 (ア) ~象a→鼻ba→~長b 69CP
イ(イ) (~象a&鼻ba) A
イ(ウ) ~象a イ&E
1 イ(エ) 鼻ba→~長b アウMPP
イ(オ) 鼻ba イ&E
1 イ(カ) ~長b エオMPP
1 (キ) (~象a&鼻ba)→~長b イカCP
1 (ク) 象a&鼻ba→長b&(~象a&鼻ba)→~長b 4キ&I
1 (ケ) ∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} クUI
1 (コ)∀x∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} ケUI
従って、
(10)により、
(11)
⑥ 象の鼻が長い。⇔
⑥ 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。⇔
⑥ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}⇔
⑥ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
⑦ 象の鼻が長い。⇔
⑦ 象の鼻は長く、鼻が長いならば象である。⇔
⑦ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(鼻yx&長y)→象x}⇔
⑦ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、yがxの鼻であって、長いならば、xは象である。
に於いて、
⑥=⑦ である。
然るに、
(12)
⑥{象の鼻、兎の鼻、馬の鼻}であるならば、
⑥ 象の鼻が長い。⇔
⑥ 象の鼻は長く、象以外の鼻(兎の鼻、馬の鼻)は長くない。⇔
⑥ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}⇔
⑥ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
従って、
(06)(09)(12)により、
(13)
①{象、兎、馬}であるならば、
① 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x)。
④{象の鼻、机の天板、机の抽斗}であるならば、
④ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y}。
⑥{象の鼻、 兎の鼻、 馬の鼻}であるならば、
⑥ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}。
といふ、ことになる。
然るに、
(14)
①{象、兎、馬}であるならば、
① 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x)。
に関しては、「正確」には、
⑥{象の鼻、兎の鼻、馬の鼻}であるならば、
⑥ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}。
といふ、ことであるため、
①≒⑥ である。
然るに、
(15)
④ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y}。
⑥ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y& ~象x&鼻yx →~長y}。
に関しては、
④{象の鼻、机の天板、机の抽斗}であるならば、
⑥{象の鼻、 兎の鼻、 馬の鼻}であるならば、
であるため、
①≒⑤ ではなく、
④≠⑥ である。
(16)
④ ~(象x&鼻yx)
⑥ ~象x&鼻yx
は、「正確」には、
④ ~(象x&鼻yx)
⑥ ~(象x)&鼻yx
であって、
④ は、「象の鼻以外」であって、
⑥ は、「象以外の鼻」であるため、
④≠⑥ である。
令和元年12月09日、毛利太。
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html)
(β)「返り点」と「括弧」の条件。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html)
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html)
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html)
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
(ζ)「返り点・モドキ」について。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html)
(θ)「括弧」の「順番」。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html)
(ι)「返り点」と「括弧」の関係 :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html)
等々、「その他」を、お読み下さい。―
(01)
(ⅰ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&象y→長x) A
1 (2) ∀y(鼻ay&象y→長a) 1UE
1 (3) 鼻ab&象b→長a 2UE
4 (4) ~長a A
14 (5) ~(鼻ab&象b) 34MTT
14 (6) ~鼻ab∨~象b 5ド・モルガンの法則
14 (7) 鼻ab→~象b 6含意の定義
1 (8) ~長a→鼻ab→~象b 47CP
9(9) 鼻ab&~長a A
9(ア) ~長a 9&E
1 9(イ) 鼻ab→~象b 8アMPP
9(ウ) 鼻ab 9&E
1 9(エ) ~象b イウMPP
1 (オ) 鼻ab&~長a→~象b 9エCP
1 (カ) ∀y(鼻ay&~長a→~象y) オUI
1 (キ)∀x∀y(鼻xy&~長x→~象y) カUI
(ⅱ)
1 (1)∀x∀y(鼻xy&~長x→~象y) A
1 (2) ∀y(鼻ay&~長a→~象y) 1UE
1 (3) 鼻ab&~長a→~象b 2UE
4 (4) 象b A
4 (5) ~~象b 4DN
14 (6) ~(鼻ab&~長a) 35MTT
14 (7) ~鼻ab∨ 長a 6ド・モルガンの法則
14 (8) 鼻ab→ 長a 7含意の定義
1 (9) 象b→鼻ab→ 長a 48CP
ア(ア) 鼻ab& 象b A
ア(イ) 象b ア&E
1 ア(ウ) 鼻ab→ 長a 9イMPP
ア(エ) 鼻ab ア&E
1 ア(オ) 長a ウエMPP
1 (カ) 鼻ab&象b→長a アオMPP
1 (キ) ∀y(鼻ay&象y→長a) カUI
1 (ク)∀x∀y(鼻xy&象y→長x) キUI
従って、
(01)により、
(02)
① ∀x∀y(鼻xy& 象y→ 長x)
② ∀x∀y(鼻xy&~長x→~象y)
に於いて、すなはち、
① すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象であるならば、xは長い。
② すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、xが長くないならば、yは象ではない。
に於いて、
①=② である。
従って、
(02)により、
(03)
① 鼻は、象ならば長い。
② 鼻は、長くないならば象ではない。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(04)
{象、兎、馬}であるならば、
① 鼻は、象ならば長く、長くないならば象ではない。
② 耳は、兎ならば長く、長くないならば兎ではない。
③ 顔は、馬ならば長く、長くないならば馬ではない。
従って、
(04)により、
(05)
① 鼻は、象が長い。
② 耳は、兎が長い。
③ 顔は、馬が長い。
従って、
(02)~(05)により、
(06)
①{象、兎、馬}であるならば、
① 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x)。
② 兎の鼻が長い。⇔ ∀x∀y(耳xy&兎y→長x)。
③ 馬の顔が長い。⇔ ∀x∀y(顔xy&馬y→長x)。
然るに、
(07)
(ⅳ)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&~(象a&鼻ya)→~長y} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&~(象a&鼻ba)→~長b 1UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) ~(象a&鼻ba)→~長b 3&E
6(6) 長b A
6(7) ~~長b 6DN
16(8) ~~(象a&鼻ba) 57MTT
16(9) (象a&鼻ba) 8DN
1 (ア) 長b→(象a&鼻ba) 69CP
1 (イ) 象a&鼻ba→長b&長b→(象a&鼻ba) 4ア&I
1 (ウ) ∀y{象a&鼻ya→長y&長y→(象a&鼻ya)} イUI
1 (エ)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&長y→(象x&鼻yx)} ウUI
(ⅴ)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&長y→(象x&鼻yx)} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&長y→(象a&鼻ya)} 2UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&長b→(象a&鼻ba) 2UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) 長b→(象a&鼻ba) 3&E
6(6) ~(象a&鼻ba) A
16(7) ~長b 56MTT
1 (8) ~(象a&鼻ba)→~長b 67CP
1 (9) 象a&鼻ba→長b&~(象a&鼻ba)→~長b 48&I
1 (ア) ∀y{象a&鼻ya→長y&~(象a&鼻ya)→~長y} 9UI
1 (イ)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y} アUI
従って、
(07)により、
(08)
④ 象の鼻が長い。⇔
④ 象の鼻は長く、象の鼻以外は長くない。⇔
④ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y}⇔
④ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象であってyがxの鼻でないならば、yは長くない。
⑤ 象の鼻が長い。⇔
⑤ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&長y→(象x&鼻yx)}⇔
⑤ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、yが長いならば、xは象であって、yはxの鼻である。
に於いて、
④=⑤ である。
然るに、
(09)
④{象の鼻、机の天板、机の抽斗}であるならば、
④ 象の鼻が長い。⇔
④ 象の鼻は長く、象の鼻以外(机の天板、机の抽斗)は長くない。⇔
④ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y}⇔
④ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象であってyがxの鼻でないならば、yは長くない。
(10)
(ⅵ)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(~象x&鼻yx)→~長y} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&(~象a&鼻ba)→~長b 1UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) (~象a&鼻ba)→~長b 3&E
6 (6) 長b A
6 (7) ~~長b 6DN
16 (8) ~(~象a&鼻ba) 57MPP
16 (9) 象a∨~鼻ba 8ド・モルガンの法則
16 (ア) ~鼻ba∨象a 9交換法則
16 (イ) 鼻ba→象a ア含意の定義
1 (ウ) 長b→鼻ba→象a 6イCP
エ(エ) (鼻ba&長b) A
エ(オ) 長b エ&E
1 エ(カ) 鼻ba→象a ウオMPP
エ(キ) 鼻ba エ&E
1 エ(ク) 象a カキMPP
1 (ケ) (鼻ba&長b)→象a エクCP
1 (コ) 象a&鼻ba→長b&(鼻ba&長b)→象a 4ケ&I
1 (サ) ∀y{象a&鼻ya→長y&(鼻ya&長b)→象a} コUI
1 (シ)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(鼻yx&長y)→象x} サUI
(ⅶ)
1 (1)∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(鼻yx&長y)→象x} A
1 (2) ∀y{象a&鼻ya→長y&(鼻ya&長b)→象a} 1UE
1 (3) 象a&鼻ba→長b&(鼻ba&長b)→象a 2UE
1 (4) 象a&鼻ba→長b 3&E
1 (5) (鼻ba&長b)→象a 3&E
6 (6) ~象a A
16 (7) ~(鼻ba&長b) 56MTT
16 (8) ~鼻ba∨~長b 7ド・モルガンの法則
16 (9) 鼻ba→~長b 8含意の定義
1 (ア) ~象a→鼻ba→~長b 69CP
イ(イ) (~象a&鼻ba) A
イ(ウ) ~象a イ&E
1 イ(エ) 鼻ba→~長b アウMPP
イ(オ) 鼻ba イ&E
1 イ(カ) ~長b エオMPP
1 (キ) (~象a&鼻ba)→~長b イカCP
1 (ク) 象a&鼻ba→長b&(~象a&鼻ba)→~長b 4キ&I
1 (ケ) ∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} クUI
1 (コ)∀x∀y{象a&鼻ya→長y&(~象a&鼻ya)→~長y} ケUI
従って、
(10)により、
(11)
⑥ 象の鼻が長い。⇔
⑥ 象の鼻は長く、象以外の鼻は長くない。⇔
⑥ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}⇔
⑥ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
⑦ 象の鼻が長い。⇔
⑦ 象の鼻は長く、鼻が長いならば象である。⇔
⑦ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&(鼻yx&長y)→象x}⇔
⑦ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、yがxの鼻であって、長いならば、xは象である。
に於いて、
⑥=⑦ である。
然るに、
(12)
⑥{象の鼻、兎の鼻、馬の鼻}であるならば、
⑥ 象の鼻が長い。⇔
⑥ 象の鼻は長く、象以外の鼻(兎の鼻、馬の鼻)は長くない。⇔
⑥ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}⇔
⑥ すべてのxとyについて、xが象であり、yがxの鼻であるならば、yは長く、xが象ではなくて、yがxの鼻であるならば、yは長くない。
従って、
(06)(09)(12)により、
(13)
①{象、兎、馬}であるならば、
① 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x)。
④{象の鼻、机の天板、机の抽斗}であるならば、
④ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y}。
⑥{象の鼻、 兎の鼻、 馬の鼻}であるならば、
⑥ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}。
といふ、ことになる。
然るに、
(14)
①{象、兎、馬}であるならば、
① 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y(鼻xy&象y→長x)。
に関しては、「正確」には、
⑥{象の鼻、兎の鼻、馬の鼻}であるならば、
⑥ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~象x&鼻yx→~長y}。
といふ、ことであるため、
①≒⑥ である。
然るに、
(15)
④ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y&~(象x&鼻yx)→~長y}。
⑥ 象の鼻が長い。⇔ ∀x∀y{象x&鼻yx→長y& ~象x&鼻yx →~長y}。
に関しては、
④{象の鼻、机の天板、机の抽斗}であるならば、
⑥{象の鼻、 兎の鼻、 馬の鼻}であるならば、
であるため、
①≒⑤ ではなく、
④≠⑥ である。
(16)
④ ~(象x&鼻yx)
⑥ ~象x&鼻yx
は、「正確」には、
④ ~(象x&鼻yx)
⑥ ~(象x)&鼻yx
であって、
④ は、「象の鼻以外」であって、
⑥ は、「象以外の鼻」であるため、
④≠⑥ である。
令和元年12月09日、毛利太。
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