(01)
―「昨日(令和02年10月28日)の記事で、確認した通り、―
① P≡Pである(仮定)。
② P∨P≡Pであるか、または、Pである(冪等律)。
③ ~~P∨P≡Pでない、でない、であるか、または、Pである(二重否定律)。
④ ~P→P≡Pでないならば、Pである(含意の定義)。
に於いて、
①=②=③=④ である。
従って、
(01)により、
(02)
「番号」を、付け直すと、
① P≡Pである(仮定)。
② ~P→P≡Pでないならば、Pである(含意の定義)。
に於いて、
①=② である。
従って、
(02)により、
(03)
① P≡Pである(仮定)。
② ~P→P≡Pでないならば、Pである(含意の定義)。
に於いて、
P=~P
といふ「代入(Substitution)」行ふと、
① ~P≡Pでない(仮定)。
② ~~P→~P≡Pでない、でないならば、Pでない(含意の定義)。
に於いて、
①=② である。
従って、
(03)により、
(04)
「二重否定(DN)」により、
① ~P≡Pでない(仮定)。
② P→~P≡Pならば、Pでない(含意の定義)。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(05)
(ⅰ)
1 (1)~P 仮定
1 (2)~P∨~P 1冪等律
1 (3) P→~P 2含意の定義
(ⅱ)
1 (1) P→~P 仮定
2(2) P 仮定
12(3) ~P 12MPP
12(4) P&~P 23&I
1 (5)~P 24RAA
従って、
(04)(05)により、
(06)
確かに、
① ~P≡Pでない。
② P→~P≡Pならば、Pでない。
に於いて、
①=② である。
従って、
(06)により、
(07)
P≡太陽は西から昇る。
であるとして、
① ~P≡太陽は西から昇らない。
② P→~P≡太陽が西から昇るならば、太陽は西から昇らない。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(08)
③ 太陽は西からは昇らない。従って、「太陽が西から昇るとしても」、太陽は西からは昇らない。
といふ「言ひ方」は、
③ 太陽は西からは昇らない。「何が有っても」、絶対に、 太陽は西からは昇らない。
といふ「意味」に、解することも「可能」である。
従って、
(07)(08)により、
(09)
③ 太陽は西からは昇らない。従って、「太陽が西から昇るとしても」、太陽は西からは昇らない。
といふ「言ひ方」を、
③ 太陽は西からは昇らない。「何が有っても」、絶対に、 太陽は西からは昇らない。
といふ「意味」に、解する限り、
① ~P≡太陽は西から昇らない。
② P→~P≡太陽が西から昇るならば、太陽は西から昇らない。
に於いて、
①=② である。
といふことは、それほど「奇異」であるとは、言へない。
従って、
(02)(07)(08)(09)により、
(10)
③ 太陽は東から昇る。従って、「太陽が東から昇らないとしても」、太陽は東から昇る。
といふ「言ひ方」を、
③ 太陽は東から昇る。「何があっても」、絶対に、太陽は東から昇る。
といふ「意味」に、解する限り、
① P≡太陽は東から昇る。
② ~P→P≡太陽が東から昇らないならば、太陽は東から昇る。
に於いて、
①=② であるとしても、それほど「奇異」であるとは、言へない。はずである。
令和02年10月29日、毛利太。
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