(01)
先ほど(令和02年03月01日)の「記事」で、
(ⅲ)
1 (1)∀x{T会の会員x→∃y[私y&理事yx&∃z(理事zx&y≠z)]} A
1 (2) T会の会員a→∃y[私y&理事ya&∃z(理事za&y≠z)] 1UE
3 (3) T会の会員a A
13 (4) ∃y[私y&理事ya&∃z(理事za&y≠z)] 23MPP
5 (5) 私b&理事ba&∃z(理事za&b≠z) A
5 (6) 私b&理事ba 5&E
5 (7) ∃z(理事za&b≠z) 6&E
8 (8) 理事ca&b≠c A
8 (9) 理事ca 8&E
9 (ア) ∃z(小倉z&~私z) A
イ(イ) 小倉c&~私c A
イ(ウ) 小倉c ア&E
8 イ(エ) 小倉c&理事ca
8 イ(オ) ∃z(小倉z&理事za) エEI
89 (カ) ∃z(小倉z&理事za) 9イオEE
であったとしても、
8 (8) 理事ca&b≠c A
にも、 c があるため、
89 (カ) ∃z(小倉z&理事za) 9イオEE
とすることは、出来ない。
といふ風に、書いたわけですが、そのことについて、説明します。
(02)
① 男子の学生は存在する。
② 男子は存在し、学生も存在する。
といふ「命題」が、二つとも、「真(本当)」であるならば、当然、
① 男子は存在し、学生も存在する。
② 男子は存在し、学生も存在する。
然るに、
(03)
② 男子は皆、先生であり、学生は皆、女子である。
としても、
② 男子は存在し、学生も存在する。
然るに、
(04)
② 男子は皆、先生であり、学生は皆、女子である。
ならば、
① 男子の学生は存在しない。
従って、
(02)(03)(04)により、
(05)
① 男子の学生は、存在する。
② 男子は存在し、学生も存在する。
に於いて、
① ならば、② であるが、
② ならば、① であるとは、限らない。
然るに、
(06)
xの「変域(ドメイン)」が、「人」であるならば、
① 男子の学生は、存在する。
② 男子は存在し、学生も存在する。
といふ「日本語」は、
① ∃x(男子x&学生x)
② ∃x(男子x)&∃x(学生x)
といふ風に、書くことなる。
従って、
(05)(06)により、
(07)
① ∃x(男子x&学生x)
② ∃x(男子x)&∃x(学生x)
に於いて、
① ならば、② であるが、
② ならば、① であるとは、限らない。
然るに、
(08)
(ⅰ)
1 (1)∃x(男子x&学生x) A
2(2) 男子a&学生a A
2(3) 男子a 2&E
2(4)∃x(男子x) 3EI
2(5) 学生a 2&E
2(6) ∃x(学生x) 5EI
2(7)∃x(男子x)&∃x(学生x) 45&I
1 (8)∃x(男子x)&∃x(学生x) 127EE
(ⅱ)
1 (1)∃x(男子x)&∃x(学生x) A
1 (2)∃x(男子x) 1&E
3 (3) 男子a A
1 (4) ∃x(学生x) 1&E
5(5) 学生a A
35(6) 男子a&学生a 35&I
35(7)∃x(男子x&学生x) 6EI
13 (8)∃x(男子x&学生x) 457EE
であったとしても、
3 (3) 男子a A
にも、 a があるため、
13 (8)∃x(男子x&学生x) 457EE
といすることは、出来ない。
従って、
(04)(07)(08)により、
(09)
② 男子は皆、先生であり、学生は皆、女子である。
ならば、
① 男子の学生は存在しない。
が故に、
① ∃x(男子x&学生x)
② ∃x(男子x)&∃x(学生x)
に於いて、
① ならば、② であるが、
② ならば、① であるとは、限らないし、
13 (8)∃x(男子x&学生x) 457EE
であったとしても、
3 (3) 男子a A
にも、 a があるため、
13 (8)∃x(男子x&学生x) 457EE
といすることは、出来ない。
然るに、
(01)(09)により、
(10)
(ⅲ)
89 (カ) ∃z(小倉z&理事za) 9イオEE
であったとしても、
8 (8) 理事ca&b≠c A
にも、 c があるため、
89 (カ) ∃z(小倉z&理事za) 9イオEE
とすることは、出来ない。
といふことは、
(ⅱ)
13 (8)∃x(男子x&学生x) 457EE
であったとしても、
3 (3) 男子a A
にも、 a があるため、
13 (8)∃x(男子x&学生x) 457EE
といすることは、出来ない。
といふことに、相当する。
令和02年03月01日、毛利太。
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