2022年5月13日金曜日

「確率の乗法定理」の「証明」。

(01)
最初に、
「1/3が当たり(2/3がハズレ)のクジ」を6人が引いて、外れた4人はそこでアウトとし、当たった2人をセーフとする。
(02)
次に、
「1/2が当たり(1/2がハズレ)のクジ」を2人が引いて、外れた1人はそこでアウトとし、1人だけがセーフとする
然るに、
(03)
「1/6が当たり(5/6がハズレ)のクジ」を6人が引けば、5人がアウトで、1人だけがセーフである
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
「1/3が当たりのクジ」と「1/2が当たりのクジ」を2回続けて引く際の「当たりの確率」は、
「1/6が当たりのクジ」を1回引く際の「当たりの確率」に「等しく」、尚且つ、
(1/3)×(1/2)=1/6 である。
然るに、
(05)
同じ、くじ引き』を、6人ではなく、A君だけが「試行」したとしたら、この場合も、
A君が、「2回連続して当たる確率」は、
(1/3)×(1/2)=1/6 である。
であるに、違ひない。
何故なら、
(06)
A君は、(A君、B君、C君、D君、E君、F君)といふ「6人の中の1人」であって、「6人は平等である」からである。
といふのが、私自身の、「確率の乗法定理」に対する「理解」である。
然るに、
(06)
 ユーチューブの『映像授業』は、惜しむらくは、「解法」だけを「解説」をし、
「何故、そうなのか」という「理由」に対する「説明」が「不十分」であるし、
「確率の乗法定理」に関しては、「定理(Theorem)」と称してゐるにも拘わらず、
 恰も「公理(Axiom)」であるが如く、それを「証明」してはゐない
(07)
そのため、一体、何故、「確率の乗法定理」が「妥当」なのか、といふことは、止むを得ず、自分自身で「証明」せざるを得ない。
といふことになる。
令和06年05月13日、毛利太。

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