2022年5月5日木曜日

「赤玉2個、白玉4個」等の「この手の、確率の問題」。

(01)
[問題]
玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出すとき、
玉1個、白玉2個を取り出す確率を求めよ。
然るに、
(02)
玉={
白玉={C,D,E,F}
であるとする。
従って、
(02)により、
(03)
C ②D ③E ④
     ⑤CD ⑥CE ⑦CF
          ⑧DE ⑨DF
               ⑩EF
     ⑪CD ⑫CE ⑬CF
          ⑭DE ⑮DF
               ⑯EF
          ⑰CDE ⑱CDF
               ⑲CEF
               ⑳DEF
に於ける「20通リ」が「玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出す場合の数」である。
従って、
(03)により、
(04)
     ①CD ②CE ③CF
          ④DE ⑤DF
               ⑥EF
     ⑦CD ⑧CE ⑨CF
          ⑩DE ⑪DF
               ⑫EF
に於ける「12通リ」が「袋の中から、玉1個、白玉2個を取り出した場合の数」である。
然るに、
(05)
玉={
から「1個」を選ぶならば、


による「2通リ」であり、
白玉={C,D,E,F}
から「2個」を選ぶならば、
①CD
②CE
③CF
④DE
⑤DF
⑥EF
による「6通リ」である。
然るに、
(06)
)×(CD+CE+CF+DE+DF+EF)=
CD+CE+CF+DE+DF+EF)+
CD+CE+CF+DE+DF+EF)
に於ける「項の個数」は、「2×6=12個」である。
然るに、
(07)
2C1=(2×1)÷1=2
4C2=(4×3)÷(2×1)=6
であるため、
2C1×4C2=2×6=12
である。
従って、
(01)~(07)により、
(08)
     ①CD ②CE ③CF
          ④DE ⑤DF
               ⑥EF
     ⑦CD ⑧CE ⑨CF
          ⑩DE ⑪DF
               ⑫EF
に於ける「12通リ」が「玉1個、白玉2個を取り出した場合の数」であって、
その「場合の数」は、
)×(CD+CE+CF+DE+DF+EF)=
CD+CE+CF+DE+DF+EF)+
CD+CE+CF+DE+DF+EF)
に於ける「項の個数」に「等しく」、
)×(CD+CE+CF+DE+DF+EF)=
CD+CE+CF+DE+DF+EF)+
CD+CE+CF+DE+DF+EF)
に於ける「項の個数」は、
2C1×4C2=2×6=12
といふ「計算の結果」に「等しい」。
然るに、
(09)
6C3=(6×5×4)÷(3×2×1)=20
である。
従って、
(03)(09)により、
(10)
C ②D ③E ④
     ⑤CD ⑥CE ⑦CF
          ⑧DE ⑨DF
               ⑩EF
     ⑪CD ⑫CE ⑬CF
          ⑭DE ⑮DF
               ⑯EF
          ⑰CDE ⑱CDF
               ⑲CEF
               ⑳DEF
に於ける「⑳通リ」が「玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出す場合の数」であって、尚且つ、
6C3=(6×5×4)÷(3×2×1)=20
である。
従って、
(01)~(10)により、
(11)
[問題]
玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出すとき、
玉1個、白玉2個を取り出す確率を求めよ。
に対しては、
(2C1×4C2)÷6C3=12/20
といふ『計算』による、「3/5」が、[答へ]になる。
然るに、
(12)
私の場合は、当初、
[問題]
玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出すとき、
玉1個、白玉2個を取り出す確率を求めよ。
といった、「この手の問題」が、ユーチューブで「解説」を聞いても、「何故、そうなるのか」が全く、分からなかった。
(13)
 ― 6P3(4×5×6)―
C    
D CD DC EC FC
E CE DE ED FD
F CF DF EF FE

C    
D CD DC EC FC
E CE DE ED FD
F CF DF EF FE

 C CD CE CF
D CD CD CE CF
E CE CDE CED CFD
F CF CDF CEF CFE

 D DC DE DF
C DC DC DE DF
E DE DCE DEC DFC
F DF DCF DEF DFE

 E EC ED EF
C EC EC ED EF
D ED ECD EDC EFC
F EF ECF EDF EFD

 F FC FD FE
C FC FC FD FE
D FD FCD FDC FEC
E FE FCE FDE FED
といふ「樹形図」を書いてみて、
次に、
)×(CD+CE+CF+DE+DF+EF)=
CD+CE+CF+DE+DF+EF)+
CD+CE+CF+DE+DF+EF)
といふ『計算』を思ひついて、初めて
[問題]
玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出すとき、
玉1個、白玉2個を取り出す確率を求めよ。
といった、「この手の問題の答へ」を、「完璧に理解できた」。
といふ、「事情」がある。
令和04年05月05日、毛利太。

0 件のコメント:

コメントを投稿