(01)
[問題]
赤玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出すとき、
赤玉1個、白玉2個を取り出す確率を求めよ。
然るに、
(02)
赤玉={A,B}
白玉={C,D,E,F}
であるとする。
従って、
(02)により、
(03)
①ABC ②ABD ③ABE ④ABF
⑤ACD ⑥ACE ⑦ACF
⑧ADE ⑨ADF
⑩AEF
⑪BCD ⑫BCE ⑬BCF
⑭BDE ⑮BDF
⑯BEF
⑰CDE ⑱CDF
⑲CEF
⑳DEF
に於ける「20通リ」が「赤玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出す場合の数」である。
従って、
(03)により、
(04)
①ACD ②ACE ③ACF
④ADE ⑤ADF
⑥AEF
⑦BCD ⑧BCE ⑨BCF
⑩BDE ⑪BDF
⑫BEF
に於ける「12通リ」が「袋の中から、赤玉1個、白玉2個を取り出した場合の数」である。
然るに、
(05)
赤玉={A,B}
から「1個」を選ぶならば、
①A
②B
による「2通リ」であり、
白玉={C,D,E,F}
から「2個」を選ぶならば、
①CD
②CE
③CF
④DE
⑤DF
⑥EF
による「6通リ」である。
然るに、
(06)
(A+B)×(CD+CE+CF+DE+DF+EF)=
(ACD+ACE+ACF+ADE+ADF+AEF)+
(BCD+BCE+BCF+BDE+BDF+BEF)
に於ける「項の個数」は、「2×6=12個」である。
然るに、
(07)
2C1=(2×1)÷1=2
4C2=(4×3)÷(2×1)=6
であるため、
2C1×4C2=2×6=12
である。
従って、
(01)~(07)により、
(08)
①ACD ②ACE ③ACF
④ADE ⑤ADF
⑥AEF
⑦BCD ⑧BCE ⑨BCF
⑩BDE ⑪BDF
⑫BEF
に於ける「12通リ」が「赤玉1個、白玉2個を取り出した場合の数」であって、
その「場合の数」は、
(A+B)×(CD+CE+CF+DE+DF+EF)=
(ACD+ACE+ACF+ADE+ADF+AEF)+
(BCD+BCE+BCF+BDE+BDF+BEF)
に於ける「項の個数」に「等しく」、
(A+B)×(CD+CE+CF+DE+DF+EF)=
(ACD+ACE+ACF+ADE+ADF+AEF)+
(BCD+BCE+BCF+BDE+BDF+BEF)
に於ける「項の個数」は、
2C1×4C2=2×6=12
といふ「計算の結果」に「等しい」。
然るに、
(09)
6C3=(6×5×4)÷(3×2×1)=20
である。
従って、
(03)(09)により、
(10)
①ABC ②ABD ③ABE ④ABF
⑤ACD ⑥ACE ⑦ACF
⑧ADE ⑨ADF
⑩AEF
⑪BCD ⑫BCE ⑬BCF
⑭BDE ⑮BDF
⑯BEF
⑰CDE ⑱CDF
⑲CEF
⑳DEF
に於ける「⑳通リ」が「赤玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出す場合の数」であって、尚且つ、
6C3=(6×5×4)÷(3×2×1)=20
である。
従って、
(01)~(10)により、
(11)
[問題]
赤玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出すとき、
赤玉1個、白玉2個を取り出す確率を求めよ。
に対しては、
(2C1×4C2)÷6C3=12/20
といふ『計算』による、「3/5」が、[答へ]になる。
然るに、
(12)
私の場合は、当初、
[問題]
赤玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出すとき、
赤玉1個、白玉2個を取り出す確率を求めよ。
といった、「この手の問題」が、ユーチューブで「解説」を聞いても、「何故、そうなるのか」が全く、分からなかった。
(13)
― 6P3(4×5×6)―
ABC ACB ADB AEB AFB
ABD ACD ADC AEC AFC
ABE ACE ADE AED AFD
ABF ACF ADF AEF AFE
BAC BCA BDA BEA BFA
BAD BCD BDC BEC BFC
BAE BCE BDE BED BFD
BAF BCF BDF BEF BFE
CAB CBA CDA CEA CFA
CAD CBD CDB CEB CFB
CAE CBE CDE CED CFD
CAF CBF CDF CEF CFE
DAB DBA DCA DEA DFA
DAC DBC DCB DEB DFB
DAE DBE DCE DEC DFC
DAF DBF DCF DEF DFE
EAB EBA ECA EDA EFA
EAC EBC ECB EDB EFB
EAD EBD ECD EDC EFC
EAF EBF ECF EDF EFD
FAB FBA FCA FDA FEA
FAC FBC FCB FDB FEB
FAD FBD FCD FDC FEC
FAE FBE FCE FDE FED
といふ「樹形図」を書いてみて、
次に、
(A+B)×(CD+CE+CF+DE+DF+EF)=
(ACD+ACE+ACF+ADE+ADF+AEF)+
(BCD+BCE+BCF+BDE+BDF+BEF)
といふ『計算』を思ひついて、初めて、
[問題]
赤玉2個、白玉4個が入った袋から玉を3個取り出すとき、
赤玉1個、白玉2個を取り出す確率を求めよ。
といった、「この手の問題の答へ」を、「完璧に、理解できた」。
といふ、「事情」がある。
令和04年05月05日、毛利太。
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