2022年5月3日火曜日

「ジャンケンで3回続けて勝つ」場合の「確率」。

(01)
「ジャンケンで3回続けて勝つ」場合の「確率」を「計算」しようと思って、『樹形図』を描こうと思ったものの、
他の方法』があることに、気が付いた。
(02)
①11
②10
③01
④00
といふ「4通リ」は、
① 真真
② 真偽
③ 偽真
④ 偽偽
であるとすると、「真理値表(truth table)」であるが、
① 3
② 2
③ 1
④ 0
であるとすると、「2進数(Binary number)」である。
然るに、
(03)
①11
②10
③01
④00
といふ「4通リ」を、
① 表である・表である。
② 表である・裏である。
③ 裏である・表である。
④ 裏である・裏である。
といふ「コイントス」の「結果」と見做し、
「表」ならば、「勝ち」、
「裏」ならば、「負け」とする。
従って、
(02)(03)により、
(04)
①11
②10
③01
④00
といふ「2進数」は、
① 2回のコイントスで、2回続けて「勝つ、確率」は、「1/4」である。
④ 2回のコイントスで、2回続けて「勝ける確率」も、「1/4」である。
といふことを、示してゐる。
然るに、
(05)
①111
②110
③101
④100
⑤011
⑥010
⑦001
⑧000
といふ「2進数」は、
① 3回のコイントスで、3回続けて「勝つ、確率」は、「1/8」である。
⑧ 3回のコイントスで、3回続けて「勝ける確率」も、「1/8」である。
といふことを、示してゐる。
然るに、
(06)
 00= 0
 01= 1
 02= 2
 10= 3
 11= 4(3+1)
 12= 5(3+2)
 20= 6(6+0)
 21= 7(6+1)
 22= 8(6+2)
100= 9(3×3)
101=10(9+1)
102=11(9+2)
110=12(9+3)
111=13(9+3+1)
112=14(9+3+2)
120=15(9+6+0)
121=16(9+6+1)
122=17(9+6+2)
200=18(18)
201=19(18+1)
202=20(18+2)
210=21(18+3)
211=22(18+3+1)
212=23(18+3+2)
220=24(18+6+0)
221=25(18+6+1)
222=26(18+6+2)
の左辺は、「3進数(ternary numeral)」である。
従って、
(05)(06)により、
(07)
000
②001
③002
④010
⑤011
⑥012
⑦020
⑧021
⑨022
①100
②101
③102
④110
111
⑥112
⑦120
⑧121
⑨122
①200
②201
③202
④210
⑤211
⑥212
⑦220
⑧221
222
に於いて、
0=負け。
1=勝ち。
2=あいこ。
とするならば、
「ジャンケンで、3回連続で、  勝つ(111)確率」は「1/27(3分の1の3乗)」で、その他、
「ジャンケンで、3回連続で、 負ける(000)確率」も「1/27(3分の1の3乗)」であって、
「ジャンケンで、3回連続で引き分ける(222)確率」も「1/27(3分の1の3乗)」である。
従って、
(07)により、
(08)
「ジャンケンで、4回連続で、  勝つ(1111)確率」は「1/81(3分の1の4乗)」で、その他、
「ジャンケンで、4回連続で、 負ける(0000)確率」も「1/81(3分の1の4乗)」であって、
「ジャンケンで、4回連続で引き分ける(2222)確率」も「1/81(3分の1の4乗)」である。
従って、
(09)
「ジャンケンで、5回連続で、  勝つ(11111)確率」は「1/243(3分の1の5乗)」で、その他、
「ジャンケンで、5回連続で、 負ける(00000)確率」も「1/243(3分の1の5乗)」であって、
「ジャンケンで、5回連続で引き分ける(22222)確率」も「1/243(3分の1の5乗)」である。
然るに、
(10)
「後出しジャンケン」でもない限り、
4回も続けて負けた」としたら、そろそろ、「(5回目)勝つ」はずである。
と、思ふかも知れない。
然るに、
(11)
4回も続けて負けた」のだから、
次こそは勝つ確率」が「大きい」とすると、その人の、
①「1~4回のジャンケンの強さ
②「5回目 のジャンケンの強さ
に於いて、
①<②
といふ「不等式」が、成り立つことになる。
従って、
(10)(11)により、
(12)
1~4回のジャンケン」までよりも、「5回目のジャンケン」の方が「強い」。
といふのであれば、「何らかの根拠」が無ければならず、従って、ただ単に
4回も続けて負けた」としたら、そろそろ、「(5回目)勝つ」はずである。
といふのであれば、その「推論」は「マチガイ」であると、言はざるを得ない。
然るに、
(13)
私自身は、「何の根拠も無いまま
4回も続けて負けた」としたら、そろそろ、「(5回目)は勝つはずである
と、思はざるを得ない
従って、
(12)(13)により、
(14)
私は、『確率』といふものが、分かってはゐないか、
そもそも、「以上の説明」自体が、「マチガイ」である(?)。
令和04年05月03日、毛利太。

0 件のコメント:

コメントを投稿