(01)
① 象がゐる。
② 象はゐるが、象以外はゐない。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(02)
哺乳類に属する動物の種の数は、研究者によって変動するが、おおむね4,300から4,600ほどであり、脊索動物門の約10%、広義の動物界の約0.4%にあたる(ウィキペディア)。
従って、
(02)により、
(03)
②(地球上に)象はゐるが、象以外はゐない。
といふことは、有りえない。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① 象がゐる。⇔
② 象はゐるが、象以外はゐない。
といふのであれば、
②(今といふ「時間」の、私の目の前といふ「場所」に、)象はゐるが、象以外はゐない。
といふ「意味」にしか、取りやうが無い。
従って、
(04)により、
(0)
① 傘が無い。⇔
② 傘は無いが、傘以外は有る。
といふのであれば、
②(今といふ「時間」の、私の目の前といふ「場所」に、)傘は無いが、傘以外は有る。
といふ「意味」にしか、取りやうが無い。
然るに、
(07)
②(今といふ「時間」の、私の目の前といふ「場所」に、)傘は無いが、傘以外は有る。
といふ風に、ある人が思ってゐるのであれば、その人は、今、
② 傘を必要としてゐる。
といふ風に、「推測」される。
cf.
都会では自殺する若者が増えている。
今朝来た新聞の片隅に書いてある。
だけども問題は今日の雨 傘がない。
(井上陽水、傘がない)
令和03年05月30日、毛利太。
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