2019年7月15日月曜日

「象は鼻が長い。鼻は象が長い。」の「否定」の「述語論理」(Ⅱ)。

―「昨日(令和元年07月14日)の記事」を書き直します。―
(01)― 長い間、「返り点」に関する「記事」を書いてゐません。「返り点と括弧」に関しては、
(α)「返り点」と「括弧」に付いて。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_11.html
(β)「返り点」と「括弧」の条件。  :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_15.html
(γ)「返り点」と「括弧」の条件(Ⅱ):(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html
(δ)「返り点」は、下には戻らない。 :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html
(ε)「下中上点」等が必要な「理由」。:(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html
(ζ)「返り点・モドキ」について。  :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_24.html)⇒
 Web上には存在しますが、何故か、アクセス出来ません。
(η)「一二点・上下点」に付いて。  :(https://kannbunn.blogspot.com/2017/12/blog-post_26.html
(θ)「括弧」の「順番」。      :(https://kannbunn.blogspot.com/2018/01/blog-post.html
(ι)「返り点」と「括弧」の関係   :(https://kannbunn.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html
等々、「その他、諸々」を、お読み下さい。―

(01)
①{象の体の、各パーツ}を「変域(ドメイン)」とすると、「象は、鼻以外は長くな。」
②{象、兎、馬、キリン}を「変域(ドメイン)」とすると、「鼻は象が長く、耳は兎が長く、顔は馬が長く、首はキリンが長い。」
従って、
(01)により、
(02)
① 象は鼻長い。⇔
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}⇔
① すべてのxについて、xが象であるならば、あるyはxの鼻であって、yは長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない。
② 鼻は象長い。⇔
② ∀x∀y{(鼻xy&象y)→長x&(鼻xy&~象y)→~長x}⇔
② すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象であるならば、yは長く、xがyの鼻であって、yが象でないならば、xは長くない。
然るに、
(03)
(ⅰ)
1   (1)~∀x{ 象x→  ∃y(鼻yx&長y)& ∀z(~鼻zx→~長z)}  A
1   (2)∃x~{ 象x→  ∃y(鼻yx&長y)& ∀z(~鼻zx→~長z)}  1量化子の関係
 3  (3)  ~{ 象a→  ∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)}  A
 3  (4)  ~{~象a∨ [∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)]} 3含意の定義
 3  (5)   ~~象a&~[∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)]  4ド・モルガンの法則
 3  (6)     象a&~[∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)]  5DN
 3  (7)     象a
 3  (8)        ~[∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)]  6&E
 3  (9)         ~∃y(鼻ya&長y)∨~∀z(~鼻za→~長z)   8ド・モルガンの法則
 3  (ア)          ∃y(鼻ya&長y)→~∀z(~鼻za→~長z)   9含意の定義
  イ (イ)          ∃y(鼻ya&長y)                 A
 3イ (ウ)                     ~∀z(~鼻za→~長z)   アイMPP
 3イ (エ)                     ∃z~(~鼻za→~長z)   ウ量化子の関係
   オ(オ)                       ~(~鼻ca→~長c)   A
   オ(カ)                      ~(~~鼻ca∨~長c)   オ含意の定義
   オ(キ)                        ~(鼻ca∨~長c)   カDN
   オ(ク)                        ~鼻ca&~~長c    キ、ド・モルガンの法則
   オ(ケ)                         ~鼻ca& 長c    クDN
   オ(コ)                      ∃z(~鼻za& 長z)   ケEI
 3イ (サ)                      ∃z(~鼻za& 長z)   エオEE
 3  (シ)          ∃y(鼻ya&長y)→ ∃z(~鼻za& 長z)   イサCP
 3  (ス)      象a&[∃y(鼻ya&長y)→ ∃z(~鼻za& 長z)]  7C&I
 3  (セ)   ∃x{象x&[∃y(鼻yx&長y)→ ∃z(~鼻zx& 長z)]} スEI
1   (ソ)   ∃x{象x&[∃y(鼻yx&長y)→ ∃z(~鼻zx& 長z)]} 23セEE
(ⅲ)
1   (1)   ∃x{象x&[∃y(鼻yx&長y)→ ∃z(~鼻zx& 長z)]} A
 2  (2)      象a&[∃y(鼻ya&長y)→ ∃z(~鼻za& 長z)]} A
 2  (3)      象a                             2&E
 2  (4)          ∃y(鼻ya&長y)→ ∃z(~鼻za& 長z)   2&E
  5 (5)          ∃y(鼻ya&長y)                 A
 25 (6)                      ∃z(~鼻za& 長z)   45MPP
   7(7)                         ~鼻ca& 長c    A
   7(8)                        ~(鼻ca∨~長c)   7ド・モルガンの法則
   7(9)                      ~(~~鼻ca∨~長c)   8DN
   7(ア)                       ~(~鼻ca→~長c)   9含意の定義
   7(イ)                     ∃z~(~鼻za→~長z)   アEI
 25 (ウ)                     ∃z~(~鼻za→~長z)   67イEE
 25 (エ)                     ~∀z(~鼻za→~長z)   ウ量化子の関係   
 2  (オ)          ∃y(鼻ya&長y)→~∀z(~鼻za→~長z)   5エCP
 2  (カ)         ~∃y(鼻ya&長y)∨~∀z(~鼻za→~長z)   オ含意の定義
 2  (キ)        ~[∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)]  カ、ド・モルガンの法則
 2  (ク)   ~~象a                              3DN
 2  (ケ)   ~~象a&~[∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)]  キク&I
 2  (コ)  ~{~象a∨ [∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)]} ケ、ド・モルガンの法則
 2  (サ)  ~{ 象a→  ∃y(鼻ya&長y)& ∀z(~鼻za→~長z)}  コ、含意の定義
 2  (シ)∃x~{ 象x→  ∃y(鼻yx&長y)& ∀z(~鼻zx→~長z)}  サEI
1   (ス)∃x~{ 象x→  ∃y(鼻yx&長y)& ∀z(~鼻zx→~長z)}  12シEE
1   (セ)~∀x{ 象x→  ∃y(鼻yx&長y)& ∀z(~鼻zx→~長z)}  ス量化子の関係
(04)
(ⅱ)
1   (1)~∀x∀y{ (鼻xy&象y)→長x &  (鼻xy&~象y)→~長x}  A
1   (2)∃x~∀y{ (鼻xy&象y)→長x &  (鼻xy&~象y)→~長x}  1量化子の関係
1   (3)∃x∃y~{ (鼻xy&象y)→長x &  (鼻xy&~象y)→~長x}  2量化子の関係
 4  (4)  ∃y~{ (鼻ay&象y)→長a &  (鼻ay&~象y)→~長a}  A
  5 (5)    ~{ (鼻ab&象b)→長a &  (鼻ab&~象b)→~長a}  A
  5 (6)     ~[(鼻ab&象b)→長a]∨~[(鼻ab&~象b)→~長a]  5ド・モルガンの法則
  5 (7)      [(鼻ab&象b)→長a]→~[(鼻ab&~象b)→~長a]  6含意の定義
   8(8)      [(鼻ab&象b)→長a]                   A
  58(9)                    ~[(鼻ab&~象b)→~長a]  78MPP
  58(ア)                   ~[~(鼻ab&~象b)∨~長a]  9含意の定義
  58(イ)                   ~~(鼻ab&~象b)&~~長a   ア、ド・モルガンの法則
  58(ウ)                     (鼻ab&~象b)&  長a   イDN
  5 (エ)      [(鼻ab&象b)→長a]→[(鼻ab&~象b)&長a]    8ウCP
  5 (オ)   ∃y{[(鼻ay&象y)→長a]→[(鼻ay&~象y)&長a]}   エEI
 4  (カ)   ∃y{[(鼻ay&象y)→長a]→[(鼻ay&~象y)&長a]}   45オEE
 4  (キ) ∃x∃y{[(鼻xy&象y)→長x]→[(鼻xy&~象y)&長x]}   カEI
1   (ク) ∃x∃y{[(鼻xy&象y)→長x]→[(鼻xy&~象y)&長x]}   34キEE
(ⅳ)
1   (1) ∃x∃y{[(鼻xy&象y)→長x]→[(鼻xy&~象y)&長x]}   A
 2  (2)   ∃y{[(鼻ay&象y)→長a]→[(鼻ay&~象y)&長a]}   A
  3 (3)      [(鼻ab&象b)→長a]→[(鼻ab&~象b)&長a]    A
   4(4)      [(鼻ab&象b)→長a]                   A
  34(5)                    [(鼻ab&~象b)&長a]    34MPP
  34(6)                     (鼻ab&~象b)        5&E
  34(7)                   ~~(鼻ab&~象b)        6DN
  34(8)                               長a     5&E
  34(9)                             ~~長a     8DN
  34(ア)                 ~~(鼻ab&~象b)&~~長a     79&I
  34(イ)                 ~[~(鼻ab&~象b)∨~長a]    ア、ド・モルガンの法則
  34(ウ)                  ~[(鼻ab&~象b)→~長a]    イ含意の定義
  3 (エ)    [(鼻ab&象b)→長a]→~[(鼻ab&~象b)→~長a]    4ウCP
  3 (オ)   ~[(鼻ab&象b)→長a]∨~[(鼻ab&~象b)→~長a]    エ含意の定義
  3 (カ)   ~{(鼻ab&象b)→長a &  (鼻ab&~象b)→~長a}    オ、ド・モルガンの法則
  3 (キ)  ∃y~{(鼻ab&象b)→長a&  (鼻ab&~象b)→~長a}    カEI
 2  (ク)  ∃y~{(鼻ab&象b)→長a&  (鼻ab&~象b)→~長a}    23キEE
 2  (ケ)∃x∃y~{(鼻ab&象b)→長a&  (鼻ab&~象b)→~長a}    クEI
1   (コ)∃x∃y~{(鼻ab&象b)→長a&  (鼻ab&~象b)→~長a}    12ケEE
1   (サ)∃x~∀y{(鼻ab&象b)→長a&  (鼻ab&~象b)→~長a}    コ量化子の関係
1   (シ)~∀x∀y{(鼻ab&象b)→長a&  (鼻ab&~象b)→~長a}    サ量化子の関係
従って、
(01)~(04)により、
(05)
① 象は鼻長い。
② 鼻は象長い。
③ ∃x{象x&[∃y(鼻yx&長y)→∃z(~鼻zx&長z)]}
④ ∃x∃y{[(鼻xy&象y)→長x]→[(鼻xy&~象y)&長x]}
に於いて、
① の「否定」は、③ であって、
② の「否定」は、④ である。
従って、
(05)により、
(06)
① 象は鼻長い。
② 鼻は象長い。
③ あるxについて、xが象であって、あるyがxの鼻であって、長いのであれば、あるzはxの鼻ではないが、zは長い。
④ あるxがあるyの鼻であって、yは象であり、xが長いならば、 あるxはあるyの鼻であって、yは象ではなく、xは長い。
に於いて、
① の「否定」は、③ であって、
② の「否定」は、④ である。
然るに、
(06)により、
(07)
③ あるxについて、xが象であって、あるyがxの鼻であって、長いのであれば、あるzはxの鼻ではないが、zは長い。
④ あるxがあるyの鼻であって、yは象であり、xが長いならば、 あるxはあるyの鼻であって、yは象ではなく、xは長い。
といふことは、それぞれ、
③ ある象は、鼻と、鼻以外も、長い。
④ 象の鼻は長く、象の鼻以外も長い。
といふ、ことである。
従って、
(06)(07)により、
(08)
① 象は鼻長い。
② 鼻は象長い。
③ ある象は、鼻と、鼻以外も、長い。
④ 象の鼻は長く、象の鼻以外も長い。
に於いて、
① の「否定」は、③ であって、
② の「否定」は、④ である。
然るに、
(09)
③ ある象は、鼻と、鼻以外も、長い。
④ 象の鼻は長く、象の鼻以外も長い。
⑤ ある象が、鼻と、鼻以外も、長い。といふことはない。
⑥ 象の鼻は長く、象の鼻以外も長い。といふことはない。
に於いて、
③ の「否定」は、⑤ であって、
④ の「否定」は、⑥ である。
然るに、
(10)
否定の、否定」は、「肯定」である。
cf.
「二重否定律(The Rule of Double Negation)」
従って、
(08)(09)(10)により、
(11)
① 象は鼻長い。
② 鼻は象長い。
⑤ ある象が、鼻と、鼻以外も、長い。といふことはない。
⑥ 象の鼻は長く、象の鼻以外も長い。といふことはない。
に於いて、
①=⑤ であって、
②=⑥ である。
然るに、
(12)
⑤ ある象が、鼻と、鼻以外も、長い。といふことはない。
⑥ 象の鼻は長く、象の鼻以外も長い。といふことはない。
といふことは、
⑤ 象は鼻以外は長くない
⑥ 鼻は象以外は長くない
といふ、ことである。
従って、
(11)(12)により、
(13)
① 象は鼻長い=象は鼻以外は長くない
② 鼻は象長い=鼻は象以外は長くない
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(14)
① 象は鼻以外は長くない
② 鼻は象以外は長くない
といふことは、
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない。
② 鼻は象は長く、象以外は長くない。
といふことを、「含意」する。
従って、
(01)~(14)により、
(15)
① 象は鼻長い=象は鼻は長く、鼻以外は長くない
② 鼻は象長い=鼻は象は長く、象以外は長くない
① 象は鼻長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
② 鼻は象長い=∀x∀y{(鼻xy&象y)→長x&(鼻xy&~象y)→~長x}。
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(15)により、
(16)
いづれにせよ、
① 象は鼻長い  =象は鼻は長く、  鼻以外は長くない
② 鼻は象が長い  =鼻は象は長く、  象以外は長くない
③ TはWRである=TはWはRであり、W以外はRでない
といふ「等式」が、成立する(Q.E.D)。
然るに、
(17)
(ⅲ)
1 (1)W以外はRでない。   A
1 (〃)∀x(~Wx→~Rx) A
1 (2)   ~Wa→~Ra  1UE
 3(3)        Ra  A
 3(4)      ~~Ra  3DN
13(5)  ~~Wa      24MTT
13(6)    Wa      5DN
1 (7)    Ra→ Wa  36CP
1 (8)∀x( Rx→ Wx) 7UI
(ⅳ)
1 (1)RはWである。     A
1 (〃)∀x( Rx→ Wx) A
1 (2)    Ra→ Wa  1UE
 3(3)       ~Wa  T
13(4)   ~Ra      23MTT
1 (5)   ~Wa→~Ra  34CP
1 (6)∀x(~Wx→~Rx) 5UI
従って、
(17)により、
(18)
③ W以外はRでない=∀x(~Wx→~Rx)。
④   はWである=∀x( Rx→ Wx)。
に於いて、
③=④ である。
cf.
対偶(Contraposition)は等しい。
従って、
(16)(17)(18)により、
(19)
③ TはWRである=TはWはRであり、W以外はRでない
④ TはWRである=TはWはRであり、はWである。
に於いて、
③=④ である。
従って、
(19)により、
(20)
③ T=タゴール記念会、W=私、R=理事長。
といふ「代入(Replacement)」により、
③ タゴール記念会は、私理事です=タゴール記念会は私は理事長であり、私以外は理事長ではない
④ タゴール記念会は、私理事です=タゴール記念会は私は理事長であり、理事長は私である。
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(21)
よく知られているように、「私理事長です」は語順を変え、
 理事長は、私です。
と直して初めて主辞賓辞が適用されのである。また、かりに大倉氏が、
 タゴール記念会は、私が理事長です。
と言ったとすれば、これは主辞「タゴール記念会」を品評するという心持ちの文である。
(三上章、日本語の論理、1963年、40・41頁)
従って、
(22)
三上章先生は、
③ 私理事です=私は理事長であり、私以外は理事長ではない
といふ「等式」を、認めざるを得ない。
然るに、
(23)
③ 私理事です=私は理事長であり、私以外は理事長ではない
のやうな、
③ ABである=AはBであり、A以外はBでない
といふ「命題」を、「排他的命題(Exclusive proposition)」といふ。
従って、
(20)(23)により、
(24)
③ 私理事です=私は理事長であり、私以外は理事長ではない
④ 私理事です=私は理事長であり、理事長は私です。
のやうな、
③ ABである=AはBであり、A以外はBでない
④ ABである=AはBであり、はAである。
といふ「命題」を、「排他的命題(Exclusive proposition)」といふ。
然るに、
(25)然るに、
① Aは(清音)Bである。
② A音)Bである。
に於いて、
① に対する、
② は、「強調形」であって、「強調形」は、それだけで、
② AはBであり、A以外はBでない
といふ「排他的命題」を主張する。
従って、
(24)(25)により、
(26)
① 私は(清音)理事長です。
② 私音)理事長です。
に於いて、
① に対する、
② は、「強調形」であって、「強調形」は、
② 私は理事長であって、私以外は理事長ではない
② 私は理事長であって、理事長は私です。
といふ「排他的命題」を主張する。
(27)
三上章先生が、言ふところの、「題目(は)・主格(が)」といふことと、
② 私強調形)理事長です=私は理事長であって、私以外は理事長ではない
② 私強調形)理事長です=私は理事長であって、理事長は私です。
といふ「等式」とは、「何らの関係」も無い
然るに、
(28)
 私理事長です。(理事長は私です)
のように、ガの文がいわばハを内蔵していることがあるから、その説明が必要である。このような「私が」強声的になっていると言うことにする。そこに発音上ストレスを与えたのと似た効果を持っているからである。
(三上章、日本語の論理、1963年、106頁)
然るに、
(29)
② I am the 理事長。
に於いて、
② I に対して、発音上ストレス強調)を与へるのであれば、「英語」であっても、
am the 理事長=私以外は理事長ではないNobody except me is the 理事長)。
といふ「意味」になるに、違ひない。
令和元年07月15日、毛利太。

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