2020年1月27日月曜日

先ほどの「記事(R02/0/27)」の補足です。

―「先ほどの記事(R02/0/27)」に、「(35)以下」を補足します。―
然るに、
(30)
(ⅰ)P→Q├ ~(P&~Q)
    1 (1)  P→ Q  A
     2(2)  P&~Q  A
     2(3)  P     2&E
     2(4)    ~Q  2&E
    12(5)     Q  13MPP
    12(6)  ~Q&Q  45&I
    1 (7)~(P&~Q) 26RAA
(ⅱ)~(P&~Q)├ P→Q
   1  (1)~(P&~Q)  A
    2 (2)  P      A
     3(3)    ~Q   A
    23(4)  P&~Q   23&I
   123(5)~(P&~Q)&
          (P&~Q)  14&I
   12 (6)   ~~Q   35RAA
   12 (7)     Q   6DN
   1  (8)  P→ Q   27CP
従って、
(30)により、
(31)
①   P→ Q
② ~(P&~Q)
に於いて、
①=② である。
従って、
(23)(31)により、
(32)
①  ( (( (P →Q)) →P)→ P)
②  ( ((~(P&~Q)) →P)→ P)
③  (~((~(P&~Q))&~P)→ P)
④ ~(~((~(P&~Q))&~P)&~P)
に於いて、
①=②=③=④ である。
従って、
(33)
①  ((PならばQ)ならばPならば)Pである。
②((((PであってQでない)でなく)てPでない)でなくてPでない)ではない。
に於いて、
①=② であるが、
②((((PであってQでない)でなく)てPでない)でなくてPでない)ではない。
といふのであれば、
①((PならばQ)ならばPならば)Pである。
よりも、「もっと、変」であって、
② は、「分けが、分からない」。
然るに、
(29)(31)(33)により、
(34)
①  ((PならばQ)ならばPならば)Pである。
②((((PであってQでない)でなく)てPでない)でなくてPでない)ではない。
に於いて、
① は「パースの法則」であるならば、
② も「パースの法則」そのものである。
 ― 以下が、「補足」になります。―
然るに、
(31)(32)により、
(35)
①   P→ Q
② ~(P&~Q)
の「代入例(Substitution instances)」として、
①  ( (( (P →Q)) →P)→ P)
②  ( ((~(P&~Q)) →P)→ P)
③  (~((~(P&~Q))&~P)→ P)
④ ~(~((~(P&~Q))&~P)&~P)
に於いて、
①=②=③=④ である。
といふことは、
①    ((P→Q))→P)→ P
② ~(~((P→Q)&~P)&~P)
に於いても、
①=② である。
然るに、
(36)
② ~(~((P→Q)&~P)&~P)
といふ「式」から、
② ~(           &~P)
といふ「部分」と除くと、
②   ~((P→Q)&~P)
となって、この「式」は、
②((PならばQであって)Pでない)といふことはない
といふ「意味」である。
然るに、
(37)
②((PならばQであって)Pでない)といふことはない
といふことは、
② (PならばQ)ならばPである。
といふことである。
従って、
(36)(37)により、
(38)
② ~(~((P→Q)&~P)&~P)
といふ「式」は、
②((PならばQ)ならばPであって)Pでない)といふことはない。
といふ「意味」になる。
然るに、
(39)
②((PならばQ)ならばPであって)Pでない)といふことはない。
といふことは、
②((PならばQ)ならばPであって)Pである。
といふことである。
従って、
(34)~(39)により、
(40)
①  ((PならばQ)ならばPならば)Pである。
②((((PであってQでない)でなく)てPでない)でなくてPでない)ではない。
に於いて、
① は「パースの法則」であるならば、
② も「パースの法則」そのものである。
と書いたものの、よく考へてみると、
②((((PであってQでない)でなく)てPでない)でなくてPでない)ではない。
といふ「日本語」も、結局は、
②((PならばQ)ならばPであって)Pである。
といふ「意味」である。
然るに、
(41)
素朴・対偶論』に関する、「昨日(R02/0/26)の記事」でも書いたものの、
①   P→ Q ≡ Pならば、Qである。
② ~(P&~Q)≡(PであってQでない)といふことはない。
に於いて、
①=② である。
といふことは、
① Qである。
② Qでない、といふことはない。
に於いて、
①=② である。
といふことに、他ならない。
然るに、
(42)
① Qである。
② Qでない、といふことはない
に於いて、
①=② である。
といふことは、「記号」で書くと、
①   Q
② ~~Q
に於いて、
①=② であって、この「等式」を、「二重否定除去」といふ。
従って、
(34)~(42)により、
(43)
①    ((P→Q))→P)→ P
② ~(~((P→Q)&~P)&~P)
①    ((PならばQ)ならばPならば)Pである。
②   ((((PであってQでない)でなく)てPでない)でなくてPでない)ではない。
に於いて、
① は「パースの法則」であるならば、
② も「パースの法則」そのものである。
と言へるためには、
②「Q≡~~Q」である所の、「二重否定除去」といふ「規則(Rule)」が、「公理(Axiom)」でなければ、ならない。
従って、
(43)により、
(44)
①    ((P→Q))→P)→ P
② ~(~((P→Q)&~P)&~P)
①    ((PならばQ)ならばPならば)Pである。
②   ((((PであってQでない)でなく)てPでない)でなくてPでない)ではない。
といふ「パースの法則」を、「その通リである」と、認める一方で、
②「Q≡~~Q」である所の、「二重否定の除去」といふ「規則(Rule)」が、「公理(Axiom)」である。
といふことを、「否定」することは、出来ない。
然るに、
(45)
ここで言っているのは、
"「Pではない」ではないならば、Pである"
つまり、否定を~で表すと「~~PならばP」だと言ってます。
……何か問題が?
けどこれ「二重否定の除去」といって、成り立つことが示せないんですよ。
(背理法を絶対に認めない人たちの会)
従って、
(44)(45)により、
(46)
私自身は、「背理法を絶対に認めない人たちの会」には、入れては、貰へない。
(47)
① Pであるならば、Qである
② Pであって、  ない。といふことはない
なくて、  Pである。といふことはない
④ Qでないならば、Pでない
に於いて、
①=②=③=④ である。
といふ「等式」に対する「素朴・対偶論」といふ「命名」は、「このブログ」他の中で、私が行ったに、過ぎません。
従って、
(48)
「素朴集合論(naive set theory)」に対して、もちろん、
「素朴対偶論(naive contraposition theory)」といふ「用語」は、有りません。
令和02年01月27日、毛利太。

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